おおぜいに好かれているフーテンの寅次郎、
つい寅さんのせいもあって葛飾柴又には行ったことがあると思い込んでしまっていた。
そして帝釈天には、笠 智衆(りゅう ちしゅう)さんのような御前様がいる庶民的な近所のお寺さんだと思い込んでいたフシがある。
お花茶屋から近いので、散歩がてら行った。
行ってみなければわからない。
葛飾柴又、帝釈天はやはり印象に残る (ch294192)2,3秒でどうぞ・・・
帝釈堂の彫刻ギャラリー、おおきなお庭「邃渓園(すいけいえん)」
どちらにも圧倒された。
柴又(しばまた)帝釈天(たいしゃくてん))は経栄山(きょうえいざん)題経寺(だいきょうじ)といい日蓮宗の寺院。
その縁起はネットのWikiでお調べいただくとし、本堂の周囲壁面の法華経説話彫刻群は見事な存在感を示し、これはこれで必見だ。
帝釈天参道に並ぶ店はどこも歴史を感じさせるが、
とらやに立ち寄って、昭和の味がする「チキンライス」をサラッと食べた。
トントントンと寅さんが今にも駆け上がりそうな階段は残されていた。
団塊世代にもやっとゆったり空気を吸える時が来た。