11月30日(木)
湯豆腐を前にエビオス飲んでいる
ビール酵母のエビオスくらいならばいいだろう。5度5分平熱に戻るもお腹は定期的にキリキリと差し込んできて痛い。お風呂に入ってお腹を温める。明後日の忘年会はこのままだとどうやら出られそうもない。人生突発的にそういうこともある仕方がない。このあいだ写真の好きなエスコさんが前の日みそ汁を飲んただけでものすごい下痢をして点滴も打たれて誘ってもらえた撮影会に出かけられなかったと嘆いていた話も聞く。そうしたものだ日常というものの変異は。くるみあん餅など食しては早かったか。
明日一日様子を見てから連絡を入れよう。食べないのが一番であろうがそうもいくまいに。静かにお酒を飲んで豆腐をつつく。傍らには経口補水液、これがまた妙な甘さが口端に残り高いだけでうまくないのである。経口補水液もビールくらい飲みやすければお値段に抵抗はないのだけれど。
それでも外の空気に当たりたく自転車で郵便局、カレンダーと手帖を買いにダイソーへ。レジのオバサンが妙にのんびりしていてイラつく。視線を感じたので下を向くと眼のぱっちりしたキューピーのような面立ちの2歳くらいの女のこがアタシを見上げていた。そんなことでイラついちゃダメよ。とでも言いたげに。
このこ、下りエレベーター最後の段でつんのめってそれでも転ばなかった。お母さんがよいしょなんて声掛けをしていた。登り切ったところで一段平たくなるエレベーターがどうにも苦手だ。どうやって足を揃えたらいいのかそのたびに足踏みして身構え慌てて一歩足を出すのだ。あれは余計な配慮だと思うのですけれどね。
ひとまずPCの前には座れる。さすがにストーブを点けて部屋の暖房を保っている。
どうでもいいけれど日馬富士は嫌いだったのでこの嫌いな顔が連日映し出されていていささかうんざりする。先に手を出しちゃいけないよ。子どもの頃の先生はムチを持っていてよく振り回していたものだ。チョークが飛んでくるのは日常茶飯事黒板消ししが時には飛んでききたりして水を入れたバケツを両手に持たされ何立たされたものだ、そういう時代と違うねん。力持ちだけのただのバカ。
テレビを付けるとまた日馬富士だろうからテレビは点けない。
静かに豆腐をつつく。
厨房メモ
見たこともない車両が書かれてある文字の上をテープで隠し佇んでいた。日本の車輌でないような気がした。隠す必要などあるのだろうか、
てっちゃん多いからな。
温めて2合ほど日本酒をいただく。何よりの薬です。