3月9日(金)
ヘルメット覗く顔あり春の色
帰ってきて2時間ほど、たぶん 熟睡する。昨夜はほとんど眠ってない。眠りたいけど眠らせてくれないのだ。ある意味とんでもない世界だけれどこんな世界もヒトが生きていく過程には大昔から構築されていたのだと思うと愛おしくもなってくる。生き物だものやがては枯れるさ世話する人もいなくては。
そう踏ん切りがつくと次は自分との戦いになってくる。多少の筋力は必要だ。トレーニングは欠かせない。お昼を終えて歩くそのままトレーニング室へ。格安な時間帯を使っているのでプールは午後3時まで。もともと豊川高校水泳部の室内プールだ。3時になると水着に着替えた男子女子がプールサイドに集結する。遠めだけれど女子部の水着姿は見えない部分が見えないだけに美しい。
ここだ大事だ。見えない部分が見えてない。すっぽんぽんで美しいのは赤ちゃんとカエルくらいのものだ。欲望はあるけれど隠せば隠すだけ見えない部分が美しい。日本の十二単などその最たるものではなかろうか。
プリオの前の冷たい石に座り若い娘がスマホの画面を見つつ手にしたソフトクリームを食べていた。びっくりする。風は冷たく日も暮れかかっていた。何か事情でもあるのだろうか例えば家に帰れないとか。しかしこれは老婆心。老爺心というのはないのか。プリオ前は結構人が行き交う点描としての一つなのだろう。寒くてもお腹の中は暖かい。人も犬も猫もねずみも街路樹もお腹の中は暖かいのだ。
冷え込む中で不思議を垣間見たのだった。
豊橋美術館委嘱作家ということで2度になる今年も写真を提示せねばならない。テーマを決めておけば楽だろうけれどそのテーマを決めかねている。舞妓かバレリーナか。カマキリかドジョウ虫か伸び行く宇宙か旅がらすか。
ダンゴムシなんかも、いいなあ。子どもには好かれる。だけど美術館に事もは来ないというのも一つに悩みの種になるのだった。
これから再放送となっていた 北斎の娘 を観る。新聞はいつしか購読しなくなっているのでプールを終えたクラブのフロアで。
フロアっていうも大したこともない長机と簡易椅子が置いてあるだけの歴代の高校生スイマーの写真が飾られている広場。
厨房メモ
あーードラマはつまらない。宮崎あおいもつまらない。飲んで寝る。