deracine雑想誌

日々にあったこと詩でも書いていきます。

告別式

2008-05-09 01:12:30 | 友達
一連の流れの中で。
本日は告別式に出ておりました。

地元での式のため、本日も会社にはお休みをいただいての出席です。

お葬式もちろん故人を悼み、弔い、そういったことがあるのでしょうが、やらなければならないことがさみしさを紛らわすからあるのでしょうか。

すくなくとも、どれだけ悲しんでいる友人を見ても、悲しみにのまれ切らず(ふとした時に辛そうにはしてますが・・・。)いる友人を見ていて、そうふと考えてしまいました。

基本的には読経、焼香、献花という流れでしたが・・・。
献花の時のおっちゃんの顔が・・・。

元気な時の写真が。
見るたびに切なさを涙を誘います。
ただ、まだ涙を流す余裕があるのだろうな・・・。
親友家族と比べて。

献花の際顔を見ましたが。
個人的には魂という考え方はあまり好きではないのですが。

生前と、なにかが違う。
なにかってなに?
やっぱり生気とか魂とか、意志とか。
そういうものなのかな。

私が知り合ったのは親友宅にはじめて遊びに行ったとき。
かれこれ15年。

おっちゃんが生きたのは60年。
たった4分の1の期間のそのまた少しだけを共有させてもらっただけですが。
私が想像しているよりはるかに多くの喜びや苦しみ悲しみ楽しみ。
いろんなことを駆け足で過ぎて行かれたのでしょう。

ただひたすらに安らかならんことをお祈り申し上げます。

あと、告別式の中で、弔電。
おそらく講義のなかったであろう政治家からの弔電。

しかも、政治家の人間からだけ弔電の内容を述べる。
(面白いように全く同内容)
そして、それが終わってから実際縁のあった人からの弔電は名前だけ。

これははっきり言って気分が悪くなりました。
人の死の場所に政治を持ち込むなと言いたい。

政治屋はいやだね。
はかなきは
命か心
わからずに
消えゆく人を
ただ悼むだけ