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「困ったら統一教会。従順でありがたい存在」自民・根本幸典衆院議員と旧統一教会の“ズブズブの関係”〈党員集め、パー券購入も〉

2024年11月08日 22時55分32秒 | 社会

「困ったら統一教会。従順でありがたい存在」小選挙区5連勝の自民・根本幸典衆院議員と旧統一教会の“ズブズブの関係”〈党員集め、パー券購入も〉

Yahoo news  2024/11/8(金) 文春オンライン

 

 今回の衆院選で5回目の当選を果たした自民党の根本幸典氏(愛知15区)。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合。以下、統一教会)と緊密な関係を築き、2017年と2021年の選挙で全面的な支援を受けていた実態が、ジャーナリスト・鈴木エイト氏の取材で明らかになった。

 

「2017年と、2021年の衆院選でそれぞれ、世界平和連合として根本先生の選挙を支援しました

 こう語るのは、先日の第50回衆院選、愛知15区で5回目の当選を決めた根本幸典衆院議員(59)を支援した、愛知県豊橋支部元幹部のA氏だ。

根本氏は、政治資金パーティの裏金問題で420万円が不記載だったとして、政治資金収支報告書を修正している。そのため今回の総選挙では比例代表との重複立候補が認められなかったが、小選挙区で当選した。

電話掛け、後援会の結成、推薦確認書への署名

 根本氏の元秘書・B氏も取材に応じた。

根本はこれまで、統一教会との接点を一切、認めてきませんでした。でも、これはまったくの嘘2021年の衆院選まで大変お世話になりながら、2022年の安倍さんの銃撃事件後、大慌てで一方的に関係を断ったのです」

 根本氏は2022年9月に行われた自民党による自主点検や、マスコミの取材にも統一教会との関係を一切否定してきたが、ここに一枚の集合写真がある。満面の笑みを浮かべる統一教会関係者たちに囲まれ、最前列中央で少し硬い表情を浮かべつつ写真に納まる人物こそが、根本衆院議員だ。

後援会「典世会」発会式で教会幹部に囲まれる根本氏(教会関係者提供)

 横断幕には「根本幸典後援会『典世会』発会式」とある。日付は2017年10月8日、前々回の第48回衆院選の公示直前だ。主催は統一教会のフロント組織である世界平和連合(FWP)となっており、後援会の「典世会」という名称も、議員の名前と同連合から一文字ずつ取る統一教会の慣習どおりだ。

「党員集め、パー券購入もしていた」教会関係者が証言

 この後援会「典世会」発会式の翌月(衆院選後の11月16日)、統一教会が愛知県体育館で開催した1万人信者集会「2017孝情文化フェスティバル愛知大会 in NAGOYA」に工藤彰三衆院議員や池田佳隆前衆院議員とともに出席し、来賓国会議員として紹介されていたことも、「やや日刊カルト新聞」の当時の取材で把握している。

旧統一教会が開催した1万人信者集会に出席する根本氏

 問題はこれだけにとどまらない。根本氏は2017年から22年にかけて統一教会信者に自民党員になってもらうよう、秘書を通じて依頼していた。加えて、2020年、21年、22年に根本氏が開いた「励ます会」では、統一教会関係者にパーティ券を購入してもらっていた

 また、4回目の選挙となった2021年選挙では「推薦確認書」への署名を行い、教団から推薦状の交付も受けたことも確認することができた。

豊橋教会の礼拝場に信者が数十人集まり、根本が講演をし、その後『推薦確認書』への署名に移りました」(教会関係者)

 事務所関係者によると、選挙応援用員の派遣だけでなく、根本氏の演説会など各種会合にも動員の要請をしていた。その際、根本氏は事務所スタッフに対し、「あそこ(統一教会)はよくやってくれるから、必ず声を掛けるように」と自ら動員依頼を指示し、「困ったら統一教会。従順でありがたい存在」とまで話していたというのだ。

 統一教会との関係について一切の事実を明かさないまま、5回目の当選を果たした根本氏。これが有権者に対する誠実な姿勢と言えるのだろうか。根本事務所に質問状を送付し、根本氏本人の携帯電話にも再三電話を掛けたが、期日までに回答は得られなかった。

 根本氏は中部電力やトヨタ自動車をはじめとする地元企業の強力な支持を背景に小選挙区で勝ち続けてきた議員だ。選挙に強い議員であっても、統一教会との関係がこれだけ深い。一体、どれほどの政界汚染が進んでいるのだろうか――。

 ◇

「 文藝春秋 電子版 」で公開中の鈴木エイト氏のレポート「 党員集め、パー券購入まで…『困ったら統一教会』自民・根本幸典衆院議員と旧統一教会“ズブズブの関係”〈関係者が続々告発〉 」では、このほかにも教会関係者や事務所関係者による重要証言を多数掲載。根本氏と旧統一教会との関係を示す証拠写真の数々も多数紹介している。


山形県 鶴岡市立加茂水族館②パシフィックシーネットル アカクラゲ クラゲドリームシアター

2024年11月08日 08時59分50秒 | 山形県

鶴岡市立加茂水族館。山形県鶴岡市今泉字大久保。

2024年9月11日(水)。

パシフィックシーネットル。 

ヤナギクラゲ属に属する。カナダからメキシコまでの東太平洋に生息する。和名:アメリカヤナギクラゲ(亜米利加柳海月)。最大1m以上。傘の色が金色、触手が赤色なのが特徴。世界中の水族館ではアカクラゲ、アトランティックシーネットルと並んで展示されることが多い。

カリフォルニア州とオレゴン州の海岸沿いでよく見られるが、北はアラスカ湾、西は日本近海、南はバハ半島の海域に生息するものもいる。

アカクラゲ。

分類:刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 ヤナギクラゲ属

学名:Chrysaora pacifica  英名:Japanese sea nettle 漢字:赤水母

傘径:~15cm

庄内浜では、春~初夏にかけて出現し、時に大量発生する。刺胞の毒は強く、刺し網などに入り漁師が刺されることがある。触手は長く、成長したものは3mに達する。クラゲを食べるので、加茂水族館では、ミズクラゲの切り身を与えている。

ハナガサクラゲ。

分類:刺胞動物門 ヒドロ虫綱 淡水クラゲ目 ハナガサクラゲ科 ハナガサクラゲ属

学名:Olindias formosa 英名:Flower hat jelly 漢字:花笠水母

傘径:~10cm

庄内浜では春~秋に出現する。夜行性のため日中はあまり泳ぎまわらず、また海藻や海底の岩などに付着して生活しているため普通ではまず見ることはない。刺し網漁でよく採集される。山形県の「花笠まつり」の踊りで使われる「花笠」に似ている。好物は生きた小魚で、他の餌は受け付けない

発光するクラゲでもあり、傘の周りの短い極彩色の触手のうち、先端のピンク色をした部分の手前、黄緑色の部分が発光する。

ラビアータ。

Aurelia labiata。ミズクラゲの仲間。アメリカ北部やヨーロッパ西海岸に分布。傘のふちが深く切れ込み、傘の中の放射管の分岐が少なく、泳ぎ方はよりダイナミック。優雅に漂う様子が美しい。

パープルストライプトジェリー。

ヤナギクラゲ属に属する。カリフォルニア州沖に生息する。傘の直径は最大70 cmで、放射状の縞模様がある。触手を含めた全長4.5 mの個体が観察されている。触手は年齢によって色や形態が異なるが、一般に8本の周辺の長い黒い腕と中央の4本のフリルのついた口の腕で構成されている。

水流に乗って移動し、主に動物プランクトンを捕食する。イチョウガニ属の幼体と共生しており、カニの幼体は有毒の触手で身を守る代わりにクラゲを食べる端脚類を捕食する。オサガメに捕食される。

エチゼンクラゲ。

分類:刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 ビゼンクラゲ科 エチゼンクラゲ属

学名:Nemopilema nomurai 英名:Nomura’s jellyfish 漢字:越前水母

傘径:~120cm

庄内浜では数年に一度、9~12月に大量に発生することがあり、傘径1mもの個体が数千匹も漁網に入り、網上げに支障をきたすこともある。食用になる。

クラゲドリームシアター。

ゆったりと泳ぐミズクラゲの姿に心が癒やされる。

ミズクラゲは雌雄異体であり、成体(メデューサ)が成熟するとオスの生殖巣(精巣)には精子、メスの生殖巣(卵巣)には卵がつくられます。精子は精巣から口腕を通って、口腕の先端付近から放出(放精)されますが、糸状または粥状の塊(精子塊)になっています。この精子塊を顕微鏡で観察すると、たくさんの精子が尾部で束ねられていたり、絡み合ったりして、ゆらゆらと揺れており、単独で元気に泳ぎ回る精子はなぜか観察されません。受精は体内受精と考えられていて、メスはこの精子塊をおそらく口腕を介して胃腔に取り入れ、卵巣で受精が行われます。このような繁殖を効率的に行うためなのか、ミズクラゲは夏期に密集することがあります。

受精卵は発生途上でメスの体外に排出されますが、プラヌラ幼生となるまで口腕の付け根側にある保育嚢に保持されます。保育嚢の発達したメスは口腕の形態がオスと大きく異なるので、繁殖期の雌雄鑑別は容易です。

ミズクラゲのプラヌラは、長径約0.2mmの卵形で、全身に生えた繊毛を動かして回転しながら遊泳します。プラヌラには口がなく何も食べませんが、刺胞を持っています。メスから遊離して数日後には基盤に付着し小さなポリプに変態するのですが、刺胞は付着に必要であったり、変態後に備えて体内に生産しているのでしょう。初期のポリプは触手が4本ですが、餌を捕って成長するにつれ、8本、16本と増えていきます。

ポリプは口の周囲に16本の触手を持った小さな(<2 mm)イソギンチャクのような形をしています。付着生活をしますが、分裂や出芽によってクローンをつくり無限に増殖します。出芽は触手に似た走根(ストロン)の先端部に小さなポリプが形成される現象です。走根が基盤に付着し、そこに黄土色をしたポドシストを形成することもあります。ポドシストからは条件が整うと小さなポリプが発生します。ポリプは高い再生能力を持ち、触手の破片から個体全体が再生することが報告されています。また、ポリプを細かく刻み、コラゲナーゼ等で処理して細胞レベルにまでバラバラにした懸濁液も、放置しておくと、翌日には細胞同士が集合して自転する球形の細胞塊が形成され、1週間後には多数の微小なポリプが発生します。さらに、ポリプは数ヶ月の絶食にも耐えられます。まるで不死身ですが、環境の変化には弱く、淡水にさらせば短時間で死滅してしまいます。

クラゲは約6億年前、神経と筋肉を最初に獲得した動物であると考えられています。神経と筋肉を獲得した動物は、大型化しても「行動」することが可能になり、様々な環境に適応して劇的に進化し、知性を発達させました。クラゲの筋肉は、原始的とはいっても、細胞内のエネルギー(ATP)を効率よく使って大きな力を発生させるアクチン-ミオシン系によって構成されます。また、神経には、光や接触などの刺激を受容して伝達する感覚神経、筋収縮を制御する運動神経、各種器官の働きを調節する自律神経に相当する役割分担が既に見られます。

クラゲの神経は散在神経系であり、脳はありません。しかし、観察していると、あたかも考えて行動しているような動作も見られます。刺胞動物のクラゲにおいて、拍動のリズムを作り出すのは傘の縁にある神経細胞です。また、傘の縁には光や重力を感じる感覚器があり、種によってはレンズや網膜を備えた眼を持っています。そのため、傘の縁には、リング状に神経細胞が集中しており、中枢神経のように働いていると考えられています。

刺胞動物と左右相称動物の間では、筋肉や神経が動作する分子レベルの仕組みに共通点が多いのです。

 

ハナガサクラゲと光るタンパク質。

日本産ハナガサクラゲより開発!耐酸性緑色蛍光タンパク質Gamillus

~生体内の酸性環境を調査する新技術~

ハナガサクラゲの触手から、耐酸性で緑色の蛍光タンパク質Gamillusを開発。

一般的な緑色蛍光タンパク質が酸性環境で蛍光を失うのに対して、Gamillusは酸性環境を含むほぼ全てのpH環境(pH4.5-9.0)で使用可能。

生体分子の分解・リサイクルを行うオートファジーなど、酸性細胞小器官が関わる未知の生命現象を調べる分子ツールとしての貢献に期待。

大阪大学産業科学研究所の永井健治教授らの研究グループは、鶴岡市立加茂水族館から提供された日本産ハナガサクラゲから、pH4.5-9.0の細胞環境で安定して蛍光する、耐酸性の緑色蛍光タンパク質“Gamillus”の開発に成功しました。

今回研究グループは、ハナガサクラゲの光る触手から、蛍光タンパク質をコードする遺伝子を新規に同定し、タンパク質工学を用いて遺伝子改良することで、耐酸性で単量体型、高輝度の緑色蛍光タンパク質Gamillus(Green fluorescent protein with acid-tolerance and monomeric property for illuminating soured environmentの略)を開発しました。

一般によく使われる、緑色蛍光タンパク質EGFP(オワンクラゲ由来)がpH6.0以下の酸性環境で蛍光を失うのに対して、Gamillusは酸性環境でも安定した蛍光を放ち、細胞内のほぼ全てのpH環境で使用可能です。Gamillusの立体構造をX線結晶解析法で決定したところ、一般的なGFPとは異なるトランス型の蛍光発色団を形成し、この構造が耐酸性メカニズムに寄与することを見いだしました。

酸性細胞小器官は、2016年のノーベル医学・生理学賞受賞者の大隅良典博士が発見したオートファジーなど、多くの生命機能に密接に関わっています。しかし、既存の緑色蛍光タンパク質は、低pHで蛍光しないため、酸性細胞小器官内での使用が限られていました。Gamillusを用いることにより、マクロオートファジーにより蛍光タンパク質が細胞質から酸性細胞小器官へリソソーム輸送される過程を観察することが可能になりました。将来的には、既存の耐酸性の青色・赤色蛍光タンパク質と組み合わせることで、複数種のタンパク質を別々の色で標識して、同時に追跡することが可能となります。Gamillusは、酸性環境中の未知の生命現象を発見するための基盤技術となり、医学・創薬研究にも大きく貢献すると期待されます。

本研究は、文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「少数性生物学」、「脳構築における発生時計と場の連携」の一環として行われました。

本研究成果は、2017年12月29日(金)(日本時間)に「Cell Chemical Biology」(オンライン)に掲載されました。

海獣エリア。

ひれあしプール。

ひれあし広場。

屋上緑地広場から南方向

屋上緑地広場から北方向

 

1時間ほど滞在したのち、近くの湯の浜温泉下区共同浴場へ向かった。

山形県 鶴岡市立加茂水族館①オワンクラゲ ビゼンクラゲ ラクテアジェリー インドネシアシーネットル