Echidna's Diary♪ エキドナの日記

エキドナの幸せ♪結婚生活

弟とダンナ君

2008-10-01 | おとうと
昨日、夜7時頃、やっとダンナ君が病院に到着。
私、一人で病院で待ってた。
やっぱり一人の時間はイヤやねぇ。

弟のところへ。

やり取りがホントに楽しかった。
弟、ダンナ君、私と3人でおしゃべりした♪

ダンナ君
『元気になったら、パソコンの勉強しような』


『うんうん、何の勉強する?』

私が予想した弟
『(にやけてる)』

ダンナ君
『そうやなぁ、まずは警視庁からやなぁ

私、私が予想した弟
『………………それハッカーやん、犯罪やん
そんなんしたアカンやんなぁ


っていうような感じで、弟を巻き込んでのやり取りが
約40分も続いた。

内容ちゃんと覚えてたのに、
このやり取りしか覚えてないわ。
もし、また思い出したら、載せようと思う。
だってーーー、ホンマに楽しかったんやもん、
うれし涙が出るほど、ダンナ君が普通に弟に
話しかけてるのが。。。
弟がまだ話せる状態の時みたいに、
話しかけてくれてるのが、ホンマに嬉しかった。

面会する直前まで、会うのを怖がってたから。。。

手も触ってくれてたし。

弟は、ダンナ君を頼りにしてた。
数回しか会ってないけど、
面白さは知ってるし、私も弟によくダンナ君の話とかを
してたから、身近に感じてくれてるのかも

だいぶん長く一緒にいれてよかった。
また明日も来るから!

って帰って来た。

そして、ダンナ君と2人で話してる時。

『もう、しゃべられへんねんなぁ』
って私が言った後、

『うん、もう、これはご褒美やねん。
今まで頑張ってきたから、もう自分はしゃべらんで、
他の人にしゃべらすねん。
だから、これは頑張ってきたご褒美やねん』

って。。。

そう聞いた後、私だけかも知れへんけど、
私にとって気が楽になった言葉だった。

そうやんなぁ、もう自分はしゃべらんで、
他の人にしゃべらすねんなぁ。
そーーかぁ、そういうことかぁ。


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2日目 説明 面会

2008-10-01 | おとうと
9月30日、午後3時からの面会。
人数が多いので2組に分かれて入る。
NCUというところに弟はいる。

私たちの面会途中で、昨日の夜から今日にかけての状態と
今日撮ったCTの説明があるので、
昨日と同じカンファレン室へ。

脳外科の先生から
昨日の説明と併せながら、脳、CTの説明。

今日のCTでは大脳に出血がある。
ちょっとここのあたりの説明があやふや
ちゃんと聞いてたんやけど、別の事を思って、
何度か集中が途切れてしまった。。

大脳死という結果とのこと。
大脳死とは、いわゆる植物状態。

先生からのお話→
昨日と同じく、術後から瞳孔は開いたままです。
人工呼吸器、人工心臓と着いているが、
今後様々なところへ障害が起きる。
今、もうすでにそういった障害が起きている状態。
患者さんを良い方向へ持って行くために、
自分たち医師は最大限手を尽くしてきました。
ご家族の皆様でお話をされて、今後どうするかを
決めていただく事になります。。。

というお話があった。
上の説明、ものすごく省略した形。

今すぐここで決める事はもちろん出来ないので、
また後日、話をすることにした。

大事な話の途中、私が何度か集中が途切れた理由は、
後ろに座っていたボス先生が、目頭を押さえはったから。
あのボス先生が泣いてる。
昨日も書いたけど、移植のニュースの時、
話をされたりするあの先生が。。。
弟が17才の時からずっと面倒を見てくれてて、
平等に患者さんをみてるんやと思うけど、
ホントに気を掛けてくれてた。

移植コーディネーターの看護師さんも今日も一緒に説明に入ってくれて、
その人もみると、泣いてはった。
この人も一番最初の17才の時から弟の事を知ってくれてる。
寡黙な弟も、この人の明るさ・優しさには
ホントに救われたと思う。
昨日も一昨日もフロアーが全然違うのに、
気にかけてくれて、見にきてくれてた。説明も一緒に入ってくれてる。
いつもは涙を見せたりするような人じゃないけど、
このときは泣いてはった。

母はこの日も下を向いたままで、顔をあげる事はできず、
泣いてた。
昨日、実家で母がいないところで、父が私に
『今日、朝、ママ、声出して泣いてたんやで』
ってボソッて言った。
ママはこのとき、自分の母と姉妹が家に来るからと、
部屋の掃除をしてた。いつもの元気なママだった。

でも、やっぱり病院でのこういう話は、こたえるみたいで、
終始うつむいてた。

今日の説明の時は、私はもう質問はなかった。

また、弟に面会しに行った。
昨日より、顔のむくみはひいてる。
呼吸は昨日みたいに、スーハースーハーしてなかった。

20分位、母と弟と私の3人で一緒にいた。
『こんな体で産んでごめんなぁ』
『子供たち、迎えに行くんやろう、元気にならな』
と、母は言ってた。

私は
『DVD、子供たちに見せるねんやろ』
『サプライズがあるんやろ、ホンマは。
知ってんねんで!』
とか、いろいろ話しかけた。

ホントにつらい。
しょっちゅう病院へ行ってた母は、
比べ物にならないくらい、しんどいと思う。
それを考えると……

小さい頃から、私よりも弟ばっかりひいきにして、
それで何度もケンカをしたことがあるぐらい、
弟の事がかわいくてしょうがなかったと思う。

母vs弟で、入院中、ケンカもよくしてたけど、
それでもやっぱり親子やし、
昨日ケンカしても次の日にはあっけらかんと出来るし、
でも母から私に、よくメールで
『まだ怒ってるかなぁ』って届いてたこともあった。

弟も、長期の入院生活で、いろんなストレスを抱え、
どうしても母へ当たってしまい、
素直になられへん所もあったと思う。
でも私には親には迷惑かけてる、ってメールを
くれたこともあった。
この事は、親にも話さなアカンなぁって思ってる。

こんなこと、書き出すとキリがないよねぇ。。

いろんな事が落ち着いて、
幼稚園の時から書いてきた日記を読み返してみようと思う。
こんな時のために日記って書いてたんかなぁ、とは
思いたくないけど、もう小学低学年くらいの記憶って、
かすかにしか覚えてない。
だんだん忘れる。

なんか、まとまってない文章になってるような気がするけど、
読めるかなぁ。

このブログの更新をしながら、自分の中でも整理が
出来てる。

まだまだ弟も頑張ってるのだっ
私も頑張るぞっ
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