今日というより昨夜は、土砂降りの雨や雷でほぼ徹夜状態です。
さて、先日の東北北部の豪雨で甚大な被害を受けた花輪線について。
とりあえずは、「先週から鹿角花輪~盛岡の間は、運転を再開」しました。しかし、鹿角花輪~大館間は38か所の被害を受け、「19日からバス代行」ということで、お客様の足は確保されることになりました。
JRバス東北十和田南営業所があればそこのバスを使えたはず。早々に廃止されたのは残念でなりません。
問題はこのことではなく、「鉄道復旧」のことです。花輪線は盛岡支社の管轄ですが、同じ「岩泉線は廃止の方向」で進んでいます。何故でしょうか?答えは簡単です。輸送量の問題です。確かにJRは民間会社です。利益を出さなければいけません。「初代社長住田氏は継承した路線は廃止しませんと宣言」しました。どんな赤字路線ではあっても公共交通機関であることには変わりありません。
確かに、花輪線は、朝夕の鹿角花輪~大館間輸送断面を見ると300人はあります。一方岩泉線は輸送量はワースト。しかし、今の時代は、「バス交通ですら疲弊」している時代。でも、一人でもお客様がある以上は、公共交通機関としての役割を果たすべきだと私は思うのです!何せ、収入はグループで1兆円を稼いでます。純利益でも1千億あります。これだけのお金があれば、復旧予算は出るはず…。確かに長期債務はおそらくまだ3兆円ぐらいはあるとはあるとは思いますが、不可能はないとは思うのですが…私の個人的な意見ですので、あくまで。皆さんはどう思いますか?
写真は、昔走っていたお座敷気動車です。
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(撮影、八郎潟~鯉川間、1984.6国鉄)
さい。