撮影、小ヶ田~大野台間、2017.5.8
さて、内陸線の春紀行の最後。
実は前回も記述したように、森吉山バックを諦めたので車を走らせつつ車窓を…。
大野台駅は午前中に通過したのですが、その時は八重とソメイヨシノ(花芽は少ない?)がきれいで撮影候補に挙げていました。さすがに杉林やゲリラ雲、併せて山の谷間…。時間があったのでずっと眺めていたのですが列車が到着した時はやはり陰に!撮影しても「べた撮り」になりそうで、次の列車を待って杉林の中を走る列車のアングルで撮影しました。
しかし、この時とばかりに「夕日がガンガン降り注ぎ」画像手前まで引っ張ったら露出オーバー(ToT)。明かり区間に出る手前のコマを現像する時に大幅露出調整。RAW撮影のおかげです。これがリバーサルフイルムだと完全失敗でした今の時代が良いのか悪いのか…。
ともあれ秋田杉と内陸線は切っても切れない光景。秋田人にとっては当たり前すぎる光景なので今まで無視していましたが…。
そんなこんなで今回の秋田内陸線の撮影は終りです。
ただ、今回撮影に訪れて思ったことは、「人がいない(農家の方々は季節柄外に出ていたが)、空家、シャッター閉め商店や耕作放棄地…」。県人口99万人の現実か?そんな中でも内陸線のお立ち台以外に良いポイントもあるし、マイナスイオンいっぱいの川や丘でのピクニックもできるし…。
有名な観光地(今回は森吉山、太平湖、クインス森吉(阿仁前田駅の温泉)、あゆっこ(米内沢地区の温泉)や北欧の森公園など)もあります。PR次第では人を呼べるのではないでしょうか?問題は、2次アクセスが良くない…。「内陸線の自家用車・自転車の回送サービス」はあるものの、タクシーや路線バスは少なすぎ。(半日の間に地元の路線バスとは3回ほどしかすれ違わなかったが、スクールバスは多かったのでこれを利用する手もあるのではないだろうか?)
私のようにマイカー主体の移動がメインにならないように一つでも多く実験してみてはどうか?昔の内陸線は列車での移動も可能だった。(実際に行った)
周りの景色がもったいなさすぎるなと考えながら帰ってきました。おわり。