撮影、萱草~笑内間、1989.4.21、ネガフィルム
今日は中秋の名月、お彼岸です。去年は月を眺められましたが今年は曇なので無理そう…。
秋のお彼岸なのですが、私の体調ともろもろに事情からお墓参りに行けません
さて、今日の写真は秋田内陸線の看板列車「急行もりよし」です。撮影場所は、あの有名な鉄橋。この当時はまだ車の免許が無く萱草の駅から頑張って歩いた記憶があります。カメラはおなじみPENTAX MXで、ポジではなくネガフィルム。(金が無かったんだねえ…今も同じか)
この急行もりよしに使用されていたAN8900形は今日をもって引退することになりました。30年間ご苦労様でしたというところ…。最近では「弘前さくら祭り号」などに使われるぐらいでしたが、デパート出身の公募社長さんが採算を理由に急行運用を解いてしまいましたこのもりよし運用時は何回か乗車しており、前面だけではなく車内からの展望も良く、車内中央は対面のソファー席でなかなかのものでした。また、当時「初の女性運転士三浦さんが運転して」いたことも話題になりました!その他急行運用の前後は普通列車として走り乗り得することもできました
しかし、寄る年波には勝てず、引退します。しかし、「普段から少し手を入れて整備し、普通列車にも運用していればあと5年は使えたはず!」(JRや他社はそういう使い方をしている)JR在職時よねしろ担当でもあったことから、ちょっと経費は掛かるけど、「お客様に乗って頂く、或いは乗りたい車両」に育てることはできたとは思うのですが…。赤字路線には話題作りは必須だけれど会社側は赤字削減ばっかり考えて「損して得を取る」は知らないようですな…。