Kite Aerial Photography etc

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ダブルデルタボックス-3

2007年02月28日 16時56分30秒 | 手作凧等 Hand making kite etc


完成しました 昨夜少し夜なべをして仕上げました



今日は気温14,5℃でぽかぽかです しかし風は春先の小さな嵐といった感じで 中~強風です(Maxで6m/sec) 最初は糸目糸だけで揚げて様子見をしました ときおり吹く突風に凧が左右に走ります テイルを付けて揚げることにしました



糸目糸は太さ2mm程度のポリエステル系の編み糸を2×4m その中心を1mの糸で繋いでいます 4本糸目を一点に束ねるやり方が 一番安定性があると思いますが わたしの今回の方法は糸目中心を決めるのが簡単ですので・・・風袋のいちばん前の縦骨は9*9のひのき棒です



強風下の飛翔 2007.2.28

強風下では どうしても凧がメトロノームのように走ります



強風用の凧 ということで作りはじめましたが 骨を大丈夫であろうと思われるところまで細くしたので 今日使った横骨は12*12*1920のひのき棒ですが 翼面荷重は1.77g/dm2でした これでは弱風用の凧になってしまいました 私には重い凧は作れそうにありません!




斜骨のなくなる肩の部分には 太さ1mm程度の下振用糸の太いものを入れて5mm幅の両面テープで4回折り返して補強して さらにその上から斜骨のなくなる部分に厚めのビニルテープで補強しておきました 今日の風では支障はありませんでした ときおり体が引っ張られそうな突風が吹くので 凧が破壊されないうちに今日は降ろしました

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ステキですね! (凧男)
2007-02-28 19:22:55
見事に揚がりましたね。糸目糸の取り付け法もDさまオリジナルで参考になりました。強風用の補強法も勉強になります。これで強風時の空撮も安心ですね!
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ダブルデルタボックス (にし)
2007-02-28 23:17:38
ダブルデルタボックス、なかなかきれいですね。
私も市販のを一つ持っていまして、デルタボックスより一回り小さいので強風時に揚げています。
安定、なんとなく普通のデルタボックスの方がより良いような気もします。
ただ、骨が短めでも良いので、簡単に畳めるのがいいですね。

さて、横骨は12mmの檜ですか? もう少し強い風になると折れそうな気がします。横骨はデルタ系の一番の弱点ですね。私も大きめのデルタボックスを無風で無理に揚げ、引く力で横骨を折ってしまったこともあります。
デルタ、もっと大きな翼面荷重でも意外と簡単に揚がってしまいますね。

ところで、この糸目、いいですね。
市販のものは右と左、別々に結んでからまとめていますが、これだと風による調整ができませんから。
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完成おめでとうございます。 (ベアー)
2007-02-28 23:25:08
思ったよりも早い完成でしたね。
いやーご苦労様でした。
凧を軽くしたくなるのは、私たちの性(さが)でしょうか。
ついつい軽い方を無意識に選んでしまうのでしょうか。
次のテストが楽しみですね。
今週末当たり、空撮出来るといいですね。
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コメント ありがとう ()
2007-03-01 22:05:00
ございます

凧男さんへ
糸目糸の取り付け法は私のオリジナルというわけではありませんが 糸目中心が割と簡単に変更できるので使っています(一旦決めると変えることはありませんが)
強風時の空撮に安心はないと思います 凧揚げも強風時はほどほどにと考えています

にしさんへ
安定性 そうですか! 私のダブルデルタは前回のデルタボックスよりは製作精度がいくらか よくなってますので 安定してくれることを期待しています
横骨ですが 12mm角のひのき棒はデルタボックス(3.8m2)でも折れた経験はないのですが この骨が折れるような風は 私の凧揚げの想定外の領域だと思います
デルタ系の凧 もっと丈夫に作っても揚がりますか!→次は空撮サイズの単なるデルタカイトを作ってみようと思っています

ベアーさんへ
はやく揚げてみたかったので 製作ピッチを少し上げました 今回は製作に延べ24時間くらいはかかったと思います 風が吹いているのに揚がらない凧では面白くないので ついつい軽く軽くと考えてしまいます
2.3m2程度ですが そこそこの風が吹けば糸目中心を変えることで400g強を持ち上げてくれるのではと期待しています
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にしさんへ ()
2007-03-02 12:58:41
大きめのデルタボックスを無風で無理に揚げ、引く力で横骨を折ってしまった・・・

通常はありえないことですね! どうゆう怪力でしょうか?
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ファジーテールの位置が??? (凧男)
2007-03-02 20:38:05
動画を見て気が付いたのですがDさんはファジーテールを凧の翼端に付けています。これによりファジーテールが風圧で引かれた時に翼端が曲がって機体の制御にはマイナスになっているような気がします。ファジーテールは胴体に取り付けることをお勧めします。一度試してみてください。翼端よりは凧が安定するはずです…。間違っていたらゴメンナサイ!
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凧男さん ()
2007-03-02 22:34:38
アドバイス ありがとうございます 試してみます
今現在は 翼端にしかテイルを付けるようになっていないのですが 背面の縦骨4箇所に糸輪を付けて細かな制御ができるようにしてみます
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デルタの骨折 (にし)
2007-03-02 23:27:22
デルタのテール、やはり中央に近いほうが良いかもしれませんね。私もデルタボックスで端にテールをつけたことがありますが、安定には良くない、と聞きました。ただ、イベントなどで揚げるには派手で楽しいですね。

さて、デルタボックスでの骨折ですが、これは繋ぎ目の強度不足です。
幅5.6mのデルタボックスで、骨は13mmのグラスファイバです。弱風用なのでこれでも十分ですが、横骨、中央で繋いでいまして、ここが折れました。繋ぎ方、内側にフェルールを入れていましたが、ロッドが破裂するように裂けました。4.8mのデルタボックスはここに糸を巻いていました。釣竿も繋ぎ目には糸を巻いてありますね。それと同じものを巻いて接着剤で固めていました。5.6mデルタボックス、ここまでいらないかな、と思って省略したのですが、やはり必要ですね。

で、骨が折れたとき凧のイベントだったのですが、さっと、4.8mデルタボックスに交換して揚げ続けました。デザイン、全く同じなのです。で、だれも気がついていないな、と思ったところへ”折れましたね”なんて話しかけられてがっくりきました。

デルタ、別の例では、強風のときに6m近いデルタを揚げている人がいて、揚がっているときは平気でしたが、降ろすときに折れました。大きなデルタ、引くときには予想以上に横骨に無理がかかるようですね。丁寧に扱わないと、と思っています。
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RE:デルタの骨折 ()
2007-03-03 09:52:07
そうでしたか! 力で折る人はいませんよね!
横骨を繋ぐ程の凧を作っていないので 継ぎ目とは気がつきませんでした
5mクラスのデルタを計画したこともありますが 横骨を繋がなくてはいけないので そこがネックで実現していません

私の12mm角のひのき棒をよーく見てみると 5cm程度湾曲癖がついて 中央部分に4箇所 座屈したようなヘアークラックがありました 使いだしてから1年弱になるので 交換時かも知れません

テールの取付け位置は 正解が見えてきたようです ありがとうございました
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ダブルの横骨? (凧男)
2007-03-03 17:55:56
デルタ型の凧の弱点は横骨…これは私も自作空撮凧が墜落して経験しました。予想以上の力が横骨の中央部分にかかって破壊されます。防止法としては中央部を金属等で補強する…というのが常道です。しかし、故・西林毅氏は横骨をダブルにする…という方法を著書の「楽しい凧の作り方」(初版・昭和53年)で公開されています。大きなデルタならこの方法も有効かと思います。
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