霜止出苗

　アウトレットモール横浜ベイサイドに行って来た。
　毎週恒例のカミさんとのデートだ。　行楽日和と言われただけあって、天気が良かったのは有難かったが、風の強いのには閉口した。
　カミさんのウィンドウショッピングに付き合うに当たって、三井に乗せられてる観は否めなくもないが、以前橋本に住んでいたこともあって、アウトレットモールは南大沢にもよく行ったし、横浜に越して来てからは、鴨井のららぽーとで過ごすことも増えた。
　長いこと自家用車に乗らない生活を続けているが、ＧＷ限定で、新杉田から送迎バスが出ているのは嬉しかった。　鳥浜からの歩きの距離など高が知れているが、それでも直接モールに横付けされるのは、今までない経験だけに、異様にありがたく感じたのだ。　ついでに言えば、駐車場待ちの車列を越してモールに入って行くのも気分が良かった...。
　更に、特価という広告に、大きな嘘偽りはなさそうだ。　結局カミさんが、スカートを２枚と靴を一足購入したが、通常考えるよりは、かなり安価に済んだ。　レシート提示で、バス利用者には、エコ協力者名目で、飲み物が振舞われるのも悪くないと思った。
　何にせよ、この程度の話で「幸せ」と思える自分が、何より有り難いと思う。
　本日七十二候で「霜止出苗」と言い、霜が止まって苗が生長する日ごろを表現したものだそうだ。　穀雨明けやらぬ時期で、本来、少ないながらも雨を歓迎する時好とのこと、昨日の雨と今日の風は、何ぞ季節の変わり目を印象付ける気がしなくもない...。　何とか仕事を片付けて、心置きなくＧＷを迎えようと、何の脈略もなく思い定めた日だった...。

名古屋の良識？

　名古屋市長に河村氏初当選 与党支援候補ら大差で破る(共同通信) - goo ニュース
　所詮地方選挙の全部が全部、何らかの指標足り得る訳がない。　名古屋の人間は民主党を推したんじゃなくて、河村を推しただけだろう。　影響があったとしても、少なくとも小沢の進退問題が、この得難いキャラの人気に影を落とすことがなかったに過ぎず、民主党は逆風が止んだと判断する訳にはいかないだろう。　連敗ストップとの見出しは、与野党何れにとっても、大きなお世話様である。
　正直な話、ＴＶでよく見かけたに過ぎないこの男が、どれだけの仕事をこなせるのか？など、判断材料があるようでない。　民主党出の政令指定都市の市長と言えば、自身の地元にもいるにはいるが、彼の市政が、評価に足るかどうかに関しては、常々「？」と思っている。　マイクパフォーマンスという点では、嘗ては河村のオッさんと何ら変わりなかったようにも記憶しており、ある意味、相応に忙しいポストに収まって、キャラが埋没したようにも見えるが、キャラが際立って行き着く先が、開港１５０周年記念イベントなんだとしたら、呆れる以外どうしてイイのか分からない...。　閑話休題...。
　結果、河村氏に限らず、新たな主長職に収まった人については、期待せずに見守る姿勢が大事で、期待しなければ、何らかの功績が認められた場合、極端に嬉しく感じるんじゃないか...などと思ったりしている。　ただ、収まってしまうと、河村氏の全国区キャラも、名古屋に埋没してしまう可能性はあるように思えて、だとしたら、少し残念に思った...。
　ちなみに、こんな記事を見て、説明不足では選挙戦えぬ＝小沢氏進退で民主幹事長(時事通信) - goo ニュース　自覚はしてるんだなぁと思いつつ、今だ衆院選挙戦への駆け引きしかない現状について、与野党何れの要人に対しても、呆れの延長で悲観的な印象しか抱けない。　補正予算について、どれだけ真面目に取り組んでくれるんだか、不安が募る一方だ...。

ベイに足りないもの...この『粘り』...

　亀井が代打逆転サヨナラ弾！巨人首位快走だ(スポーツニッポン) - goo ニュース
　正直な話、この試合は逆パターンであった方が、ペナントとしては面白くなったはず...。　まぁ論点そこじゃないから、目をつぶって話進めると、昨日のこのカードは、客観的に『面白かった』試合だったろう。　二度追い縋った上に、土壇場逆転した中日も見事なら、その裏更に逆転サヨナラ３ランを決めた亀井も見事。　ジャイアンツファンにしても、９回２点ビハインドを負った時点で、ある程度『負け』を覚悟したんじゃないかと思う。　あんまり肯定的に言いたかないけど、この強さはホンモノなのかもしんない...。
　そうかと思えば、似通った接戦が『パ』でもあったんだから、昨日は何だ！？ってな感じだ...。
　長谷川が決めた！ソフトバンクがサヨナラ勝ち(スポーツニッポン) - goo ニュース
ただし、こちらの試合は、追い縋った方が最終的に追い越した形...。　それに、こっちは楽天先発の岩隈が気の毒だ...。　まぁ最後まで投げなかったのが悪いと言われりゃ受け入れるしかないだろうけど、４点リードで７回まで投げりゃ、それなりに余裕も生まれるはず...。　まぁ楽天リリーフ陣が不甲斐ないって話は、今に始まったことでもなし、最終的に追い越した福岡ナインを褒めるべきなんでしょうね。
　それにしても、亀井にせよ、長谷川にせよ、昨年からブレイクし始めた世代の台頭は、プロ野球にとっては望ましい展開。　ついでに、この手の勝ちパターンは、投手陣が今一つながら、村田を擁するベイが、最も得意として然るべきと考える。
　この際、ペナント自体は、ジャイアンツに独走させといて、分相応に三位目指して頑張りましょう！　まず、接戦をモノにするこの『粘り』は、純粋に見習うこととしましょう！

厚生労働省の手腕

　警告レベルの格上げは先送り　豚インフルでＷＨＯ(朝日新聞) - goo ニュース
　狂牛病騒動で牛肉を遠ざけ、鳥インフルエンザで鶏肉を敬遠した...。　これで最後の砦も陥落か！？
　といった誤解を、最初の印象で刷り込むニュースバラエティが、週末で休みだったのは幸いだった。　徒に不景気に拍車をかけるような、的外れな不買運動が発生したのでは、目も当てられない。
　とは言え、未確認ながらメキシコでは、６０人を越える犠牲者が出ているとの話だし、渡米したりメキシコ行ったりする人については、細心の注意を払って欲しい。　ただ、レベルが上がらなかった以上、人から人への感染は確認できていないってことになっちゃうんで、何ができるか！？って結構難しい問題含むんだろうけど、それこそ厚生労働省の対応の腕の見せ所ってトコのはず。　狂牛病の話であれ、年金の話であれ、ここのところ汚点は見出せても快挙に行き当たった例がないので、今回こそは、感染者があった場合、水際で食い止めて見せて、復権に努めてもらいたいものだ...。
　確かにあんまり騒ぎ過ぎるのもどーかと思う。　少なくとも、豚肉が感染源にはならないのだし、気になるなら火を通せば問題ないし、食器や調理器具は、熱湯消毒で十分回避できると聞く。
　現在騒いでいる背景には、スペイン風邪やアジア風邪、香港風邪といった大流行した記憶に新しいインフルエンザが、豚への感染が確認されて以降、変異したと考えてほぼ差支えない研究結果が出ているので、今回も変異して大流行に繋がる懸念があるからだろう。　何れにしても『ナメル』のは良くなさそうだ...。