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2011年3月16日22時57分
原子力安全・保安院によると、東京電力福島第一原発の正門付近での放射線量は、16日午後0時半に毎時10.9ミリシーベルトまで上昇した後、低下していった。午後4時20分には毎時1.47ミリシーベルトになったが、それでも、日本で自然界から1年間に降る放射線が、1時間で発生していることになる。
保安院は16日夜の記者会見で、放射線量が上昇した原因として、3号機の格納容器や2号機のサプレッションチェンバー(圧力抑制室)の破損の可能性を否定。「もしそれらが原因なら、毎時数ミリシーベルトでは済まない可能性が高い」とした。
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