ときどき中古の模型を買います。こないだMINITRIX、ババリア公国時代の2軸荷物車を手に入れました。同じく2軸客車のほうは3両ほどあるので一編成が出来たことになります。グリーンの車体に黒枠、白線のトリムが入った実にクラシックな装いです。この荷物車、仔細に眺めていたら格子の入った窓の中に何かが見えます。客車の場合は床板と一緒に座席が成形されているのですが、こうした荷物車の場合はフラットな場合がほとんどです。しかし過去に手に入れた車輌では後付けの照明が入っていたりした場合があるのですが、車輪に照明用の集電シューがありません。おかしい。そこで、ボディーをはずして見ると、ありゃ!!!。車掌さんがいるではありませんか。それにちゃんとデスクや棚が成形されています。すごい。窓から見えていたのはこの棚の一部だったんです。荷物車ゆえ、透明窓に格子が彫りこまれてあるため車掌さんは見えません。しかし、この車掌のフィギュア、このモデルの前の所有者が付けたのだろうか?それともメーカーで付けたのだろうか? フィギュアをルーペで仔細に見てみました。前の所有者、モデラーが付けたにしては出来が良くない、こんな凝ったことをする人にしては下手なのです。取り付けもアバウト。それにモデラーだったら半身をつけたりせず、全身を座ったカタチにすると思うのです。それのフィギュアの肩にはブルーの塗料が半乾きのうちにどこかへ置いた痕がありました。ということはモデラーではなくメーカーか、しかし、外観から見えないのになんでここまで凝ったのか???フシギな荷物車なのです。
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