今日の猫ちゃんは、昔近所にいた猫さん。
オカッパ頭が可愛かったです。
で、ここからが今日のお話
昨年の11月に弓道の昇段試験に合格したドドメ。
まだきちんと決まっていないけれど、次に受ける昇段試験は弓道着ではなく和装で受験しなければならないかもしれません。
コロナ前は和装で試験が行われていたのですが、和装での試験は時間がかかるのでコロナ対策で一時的に和装から弓道着に試験形態が変更となっていました。
そして、そろそろコロナ前の和装に戻すという噂が流れています。
ということで、弓道の先生に相談して弓道用の和服を買いにいってきました。
弓道で着る和服は、下に袴を履くので裾の長さを自分で調整しなければなりません。
で、本日は夕方からずっと着物の裾上げと、着物の襟が乱れないようにスナップを付けたり、着物の下に着る襦袢の襟にスナップを付けたり紐を襦袢に取り付けたりと準備に追われていました。
学生時代、家庭科で洋裁は習ったことがあるのですが和裁は無いので一苦労。
(学校によっては浴衣を縫う授業があったらしいけれど、ドドメの学校はワンピースを縫って終わってしまった・・残念)
しかも、着物の着方も良く判らないし、どこをどこで縫えば良いかもちょっと判らない。
慣れない着物を縫いながら、頭に浮かぶのは40年前にこの世を去った祖母の顔。
祖母は和裁の職人さんだったので、ドドメの七五三の着物や子供の頃に着た浴衣は祖母が縫ってくれていました。そして和服の着付けも上手だった。
今、祖母が生きていれば・・・なんでも聞けたのに!
と思う反面、祖母が生きていたら、着物の裾上げを頼んじゃっていたかも。(笑)
こんな事になるなら、子供の頃に祖母に和裁を教えてもらっておけばよかったと深く深く後悔しております。
っていうか、おばあちゃん、40年も天国で暮らしていたらそろそろそっちの暮らしにも飽きてきたんじゃない?夢の中でもいいから現世に戻ってきて孫に和裁教えたいとか思わないかな?なんて思っちゃいます。
おあばちゃんどうでしょう?
ちなみに、曾祖母も和裁の職人さんだったので、同じことをお願いしたい気持ちがあるのですが、曾祖母は普段温厚だったものの、和裁の事にはとても厳しくて、間違えると和裁用の定規でビシビシ叩かれる(←祖母の話)ようなので、曾祖母には天国から暖かく見守ってもらいたいと・・思います。
年末に美容院にいって、弓道の和装は袴を履くので裾を短くするんだよ。という話をしていたら、美容師さんが
「大学の卒業式の和装もそうですよ。着物が全部座敷童みたいに短いの」
と、教えてくれました。
なるほど、弓道用の着物は座敷童の着丈なのね。と納得して帰ってきました。
でも、座敷童って(笑)そんな年でもないんですけどね。
着物の丈を直して、着物と袴を履いてみたら・・・弓道着に比べてめっちゃ重かった。
そして動きにくかった。絶対これで弓を引くなんて無理な感じだったので、次の昇段審査が弓道着のまま行われることを切に切に願いました。
ドドメの初夢は弓道合宿に同期の男の人と行くというものでした。
今年も弓道一色の年になりそうです。
↓ドドメのようにチクチク縫いたくない人は、弓道専用の和服も売っているので参考にしてください。
ただ、中古の和服屋さんで売れ残った無地の着物を買ってきて裾上げした方が安く(1/10位の値段)できます。