このブログは書くかどうしようか結構迷いました。
でも、やっぱり・・・書くことにします。
実は私の働いている会社のお客様2名が自転車事故に遭いました。
1名は加害者
1名は被害者
という立場です。
お客様が被害者になった事故はお客様が4か月入院して先日退院のメドがついたとご連絡がありました。
自転車の事故でも怪我をすると大事になる事があります。
そしてお客様が加害者になった事故のケース、こちらでは被害者の方が事故の3週間後にお亡くなりになりました。
個人情報が含まれないように第三者的に事故の事を書きます。
加害者は私の会社のお客様のお子様(学生)で、自転車で走行中に路上で年配の方と衝突するという事故でした。
年配の方はぶつかった衝撃で後方に倒れ頭部を打ち、救急搬送しましたが3週間後に息を引き取られました。
この場合刑事事件としては、「過失傷害または致死」「重過失致死」などの罪名で取り調べが行われます。
また遺族の方とは慰謝料やその被害者が生きていたらという仮定に基づく賠償請求があります。
今回の場合被害者の方は80歳代の方だったのですが、資産家であった事と仕事をまだ続けられていたということで、遺族の方からは1億円弱のご請求がありました。
このブログにいらっしゃる方は、お子さんのいらっしゃる方も多く、また自転車に乗る方も多いと思いますが、みなさん1億円の請求を払う事が出来ますか?
1億円の現金を即金で払える方は・・あまりいませんよね。
またローンを組んで払うとしても莫大な金額です。
今回加害者になったお客様は「個人賠償責任保険」という保険に入っていたので、賠償請求(慰謝料含む)された金額のほとんどをその保険で賄う事が出来ました。
でも個人賠償責任保険を掛けている人って少ないんですよね。
この保険は賠償額を1億円とした場合年間1,000円~1,500円位で入れるのですが、この賠償保険単体で入る事が出来ない保険なので、ある意味加入しにくいんです。
では、どうやってこの保険に入るかですが、「自動車保険」「火災保険」「障害保険」などにオプションで付ける事が出来ます。
また個人で入っている保険に付帯した場合同居の家族全員の賠償請求に対応できるので世帯主が入っていれば家族全員OKです。
保険が嫌いな人でも「火災保険」や「自動車保険」には入っている方が多いと思いますので、是非一度自分の入っている保険を見直してみてください。
今回自転車事故の例をあげましたが、
「買い物中に鞄をひっかけてお店の棚をひっくり返し商品を壊してしまった」
とか
「飼い犬が近所の子供を噛んで怪我をさせてしまった。」
なんて場合にも、賠償請求があれば保険金が支払われます。
なんか保険の宣伝の様になってしまいましたが、私はこの事件に遭遇するまで人の命の値段を知りませんでした。
自転車で人にぶつかってしまったという何処にでもあるような事故ですが、その事により怪我をさせてしまったり、また人が亡くなると心では償いきれない物が今の世の中には出てきます。
子供や自分の生活を守る為にも、万が一の備えを年末に考えて頂きたいと思います。
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私はこの2件の自転車事故処理を目の当たりにしたので、急遽「個人賠償保険付きの障害保険」に入りました。
自分が事件を起こしてしまった場合、誠心誠意謝っても被害者家族が救われない場合があります。
何故なら相手には家族があり、生活がありこれからも生きて行かなければいけないから。
なので、気になる方は一度考えてみてください。
*なんか堅い話になっちゃってすみません。
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