今日は朝から、気分の悪い番組を見てしまった。
「めざましテレビ」のココ調のコーナー
こちらのコーナーは、「誰かが普段ふと疑問に思ったこと」を調べてくれるもので、取るに足らないと思われることでも街にでてよく調べてくれる。
しかし、しかーし。
今日の番組はひどかった。
タイトルが「クリスマスイヴ・ロンリーウーマンの過ごし方」(だったと思う)で、
クリスマスイブに飲食店で張り込みをして、「一人で訪れる女の人はいるのか?」を調べたり
一人でご飯を食べている人に「夜の予定はないのか?」と聞いてみたり
余計なお世話を超えた、大ヒンシュクな内容を堂々と放送していた。
これって、誰の疑問なの?
クリスマスを家族や恋人と過ごすのはいいけれど、一人で過ごすのはいけないことなのか?
でもってオンリーウーマンって女の人限定で調べるのってどうよ?
男の人は一人で過ごしてもいいけれど、女の人はダメなのか?
私の中にいろいろな疑問がわきあがってきて、この番組製作者の
「クリスマスを一人で過ごすのはさびしい人!」
という偏見がじわじわ伝わってきて、非常に不愉快だった。
この番組をみたら、クリスマスイブに女性一人で外出するのに、勇気がいると思わざるを得なかった。
私のブログによく登場する32歳独身Aちゃん。
12月25日に仕事の後習い事に行く予定がある。本人曰く
「習い事には行きたいけれど、行ったら淋しい人とか可哀想な人という目で見られそうで怖い。」
だそうだ。
こういう偏見を押し売りするテレビ番組が、独身の女性を精神的に追い込んでいるような気がする。
こんな番組作って誰が得するのか?
クリスマスに家族と過ごした人々が、コレを見て優越感に浸るのか?
私には甚だ理解出来ないものだ。と思った。
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私は昔(20代前半の頃)、親に「クリスマスイブに早く帰って来ないでほしい!」と言われた娘である。
私が若かった頃、世間はバブルでクリスマスイブは恋人に高価なプレゼントをもらい、レストランで酒を飲んでホテルにしけこむというのが主流だった。
なので、いい年をした娘がプレゼントを貰わずに早い時間に帰ってくるのは、モテナイ娘の象徴で家の恥らしい・・・。
こういう考えはウチの親だけだと思ったけれど、テレビで放送すればそれを一般論と履気違える馬鹿もいる。
もっと、公共の放送として流すのであれば、内容を考えて欲しい。と、
クリスマスに家に帰る事ができず、夜の公園でブランコをこぎながら時間をつぶした娘は思うのであった。
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