今日、仕事をしていたら、体長5ミリに満たない蜘蛛が本棚を歩いておりました。
ドドメは執務室をもっており、部屋の中はドドメ一人。
一人で仕事をする分には、蜘蛛が本棚を歩こうが冷蔵庫の壁を這っていようが問題ないと思っていたのですが、鍵付きのキャビネットを開けたら、本棚を歩いていた蜘蛛がキャビネットの中にぴょんぴょん飛んで入ってしまいました。
げっ!
慌ててクリアファイルをキャビネットの中に入れて、蜘蛛を飛び乗らせたのですが、キャビネットからファイルを出す前に蜘蛛は逃走・・・。
しかも、キャビネットに入っているファイルの隙間にするすると入って行ってしまいました。
明日は在宅勤務。
帰宅時にはキャビネットに鍵を掛けなければいけない。
どうにか、今日中に蜘蛛をキャビネットから出さないと!
早く出してあげないと、餌のない真っ暗なキャビネットの中で蜘蛛は3日間過ごさなければならない・・・ってか干からびて死んじゃうよね。
って、思ってファイルの間に入っていた蜘蛛に
「蜘蛛りん、出ておいで。早く!ほら!」
と、声を掛けながらコピー用紙に飛び乗るように促してみたり、緑色のカラー用紙を突っ込んで
「ほら、蜘蛛りんの好きな葉っぱだよ。」
と、騙してみたり…。頑張ってみたのですが、蜘蛛は出てきたくないそうで、キャビネットの奥でぴょんぴょん跳ねて遊んでました。
キャビネットに紙をいれたり、刺激すると興奮しちゃうのかな?と思って
「もういいよ。おばちゃんは、知らないからね。勝手に自分で出てくるんだよ。夕方になったら、一人ぼっちになって怖くなっても助けてあげないんだから・・・」
なんて、声を掛けていたら、背後になんとなく視線が・・・。
振り向くと、書類をもった上司が訝しげな顔をして立っておりました。
一応、上司には状況を説明したのですが、蜘蛛と話をしていたというところがあまり理解されなかったようです。
ちっ!
我儘な蜘蛛のせいで、とんだとばっちりだよ。
もう、完全に変な人だと思われちゃったじゃん。
今頃、上司の心の中では「ドドメさん、コロナストレスで異常行動・戸棚に話しかけてた」みたいな感じになっちゃってるよ。
あああああああ・・・。
夏のボーナス査定前の大事な時期なのに。何てこと!
蜘蛛りんの馬鹿ぁ~
キャビネットから出てきたら八つ裂きだからね!
と思っていたら、上司を見送った後にキャビネットを覗いたらに蜘蛛の姿は無く…。
ドドメの気持ちを察した蜘蛛はさっさと逃げてしまったようでした。
なんて、迷惑な蜘蛛。
もう、絶対次は助けてあげないと思った出来事でした。
やれやれ。
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