ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

偉大な人としあわせコラボ

2023-01-28 21:52:21 | お絵かき

1862年に四国で生まれ、
1957年に94歳で亡くなるまで
しっかり生きた人が
間もなく世間の注目を浴びる。

その人は「牧野富太郎」博士だ。

植物の分類などに絶大な影響を及ぼし、
自分のことを「草木の愛人」とか
「植物の精」と呼んでいたそうだ。

新種ヤマトグサという植物で
初めて学名を付けて発表をしたらしい。
それ以来1500種以上の植物を命名し、
40万冊の標本を集めたという。

そんな彼がモデルになって
NHKの連続テレビ小説「らんまん」が
今年の春から放送されるように
なっているのだ。

doironは昔から野草が好きで、
働き出してすぐの頃に給料をはたいて、
この人の日本植物図鑑を買っていた。



写真ではなく、この人が描いた絵で
分類されており、それぞれの植物の
特徴を見事に捕らえている。



葉っぱが互生であるとか、
茎が四角であるとかそんな小さなことの
組み合わせで分類が決まるんだ
という事をこの人の図鑑を見て知った。

以来、写真の図鑑も買ったが、
最終的に自分が写真に写した植物の
名前の決め手はこの図鑑によるものだった。

そんな牧野氏のゆかりの土地が
各地にあるのだ。
ひとつは、彼が晩年を過ごした
住居と庭の敷地が練馬区の
「牧野記念庭園」として残っている。

また、彼の没後に寄贈された標本を
もとに設立された
「東京都立大学牧野標本館」もある。

そしてさらに彼の活躍した
東京大学の植物園である
「小石川植物園」などもあり、
それらに彼の研究の跡が見られるようだ。

今度東京に行くことがあれば、
これらの場所は訪ねたいなあ
と思っている。

で、ゆかりの地は東京だけではない。
doironのご近所の神戸にもある。

「会下山小公園」だ。

ここは神戸の資産家が資金援助のために
彼の標本を買い取り、
その標本の保管場所として
開所された跡地の公園で
「牧野公園」という名で残っています。

ここは近々行こうと思っています。

そしてやはり大きいのは
彼の生まれ故郷の近くにある
「高知県立牧野植物園」です。

四国八十八ヵ所を回っているときに、
第31番の竹林寺の駐車場の横に
その植物園はありました。
行きたかったんですよ。
ちらっとでもいいから
中を覗きたかったのですが、
ツアーですので時間がありません。
入り口をちらっと見ただけで
なくなく寄らずに帰ってきたのです。

でもねえ実は、今年の平岡珈琲の
展示会を四国八十八ヵ所をテーマに
やろうと思っているので、
そのため頻繁に四国に
行くことにしているのですが、
その中の一つとして
ここの植物園を組み入れえよう
と思っています。

doironの新たな四国八十八ヵ所の
展示会の一環なわけであります。

四国ツアーはもう今のところ
2回計画しています。
香川県と高知県。
できればあと、愛媛と徳島も
行きたいなあとひそかに
思っているわけです。

新たなdoironの取り組みと、
テレビドラマになる牧野博士の生涯。
この二つをどこかでコラボさせて、
楽しむと同時に展示会も
うまくいけばなあと
思ったりしています。

きっとあの時一緒に四国を回った首藤さんも、
あの世から「頑張れよ」と宮崎弁で
応援してくれているんだと思っています。

コメント
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