ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

和歌山ウロウロ三昧2

2023-01-31 20:58:45 | 旅行

南方熊楠記念館は
こんなにおしゃれな施設だったかなあ。
なんかもっと古臭い建物だったように
思うのだが。中に入ってゆくと、
全く様子が以前と違います。



確認すると2017年に新館が
できたそうなんです。
そうかあ、先日の牧野富太郎同様に
熊楠は知ってる人は良く知っているけど、
知らない人は全く知らないという偉人です。

しかし彼の功績はあまりにも大きく、
その実績は残したいという熱い思いは
あるのでしょうね。
岬の端っこの番所山の頂上に、
白を基調とした素敵な建物が立っていました。

へえきれいになったなあと
思っていたら写真をすっかり忘れていました。残念

中に入ると、まず案内されるのが、
彼の人生を描いたビデオ鑑賞を
進められましたので、
その部屋に行くことにしました。



ちょうどビデをが始まったところです。



彼の生まれからアメリカ、
ロンドンと渡り研究をつづけたことや、



かれが熱心に学んだことなんかも
紹介されていました。

神仏混交に反対して大事な森なんかを
残したことなんかも伝えている
紹介ビデオでした。

学問の天才肌として彼が残して来た交流も、
孫文や柳田国男などもあり、
後に昭和天皇のおくわ入れで始まった
記念館の前には、
天皇の御製碑もたっています。



「雨にけふる神島を見て
紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ」
と刻まれています。

いやあ彼の実績も分かる
いい勉強になりましたね。

そうそう「熊楠」というのは
変な名前ですね。



彼の愛称かと思えば違うんですね。
熊野の熊とくすの木の頑丈さを
兼ねてつけられた本名なんだそうです。

残念ながら彼の子孫は途絶えています。

2000年に最後の長女がなくなったら、
その遺志を受けて田辺の彼の成果や
資料は田辺市に寄贈されたそうです。

そこは今も南方熊楠顕彰館として
残っているそうなので、
また別に機会に行きたいなあと思っています。

まあ今回はこの展示館を見て回ります。

やはりこの時に今回一番注意したのは
「粘菌」コーナです。
粘菌とは変形菌とも呼ばれ
いろんな形に変化します。

まず最初は胞子が発芽して
アメーバ状に広がります。
これは何かに張り付いている
だけではなく、梅雨のころには
集合して変形体となって
森の中をジワーと動いていくんだそうです。

やがてそれは子実体という形に変化します。
小さなキノコのような形で
群生するんだそうです。

その子実体が特徴的で、
いろんな名前がついています。

例えば「モジホコリ」や
「タチフンホコリ」「マメホコリ」などで、
たいていは何とかホコリ、
みたいな名前になっているそうです。

まあこれを外で探すとなると、
梅雨の時期に虫メガネをもって
森の中をはいずり回るような
探索になりますねえ。

近所で一人でやってたら、
変な噂になりそうです。

でもまあなんか粘菌を
見つけたいですねえ。

変異体も多そうなので
図鑑にないものを見つけたら
「ドイロンホコリ」と
名付けるのもいいかもしれません。

まあこ子の展示で季節的な生態や
形の特徴は何となく覚えましたね。
とりあえずはご近所の神於山とかで
探してみようかな。

とまあそんな感じで粘菌の勉強を
しましたよ。
雀の涙ほどですがdoironの
脳みそに残りました。

とりあえずこれで、
粘菌の扉を開く第1歩の勉強になりました。
これでまたやまで発見とかしたら
このブログで紹介することにしましょう。



今日は粘菌が住み着きそうな
こんな服装で来たのですが
季節が違いましたね。

山歩きには虫メガネが必要になりますね。

その後もずらっと記念館を見学しました。



屋上の景色が良かったですねえ。



記念館を出て元の道に戻り
とりあえずは南紀道に乗って
次の目標である古座川町の一枚岩を
目指して移動してゆきましょう。

ナビに導かれて自動車専用道に入ってゆきます。

続く

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする