定期的に神於山に
登っている人について行って、
またまたハイキングを楽しんできた。
前回は車も通れるような林道を
メインに山頂まで行ってきたが、
今回は途中「フウの道」と呼ばれる
山の中の登山道などを歩いて
山頂を往復してきました。
この神於山は標高296mの神の
おられる山でこう呼ばれている。
山の中にいろんな道が作られているので、
さまざまなハイキングができるということで、
ファンも多いそうだ。
岸和田市内からよく見える山。
ということは、この山からの眺めも
期待できるということだ。
では行ってみよう。
以前は野菜のショップのところに
車をとめて歩いたのだが、
今回は登山道入り口の横にある
駐車場か何かわからないが、
空き地のところに車をとめて
歩いて行くことにした。
他の登山者たちも何台か止めてあった。
まず最初は舗装された道路を
上がってゆく。
冬になって枯れ始めた葉っぱの中に
カラスウリがいて、
なんか妙に存在感を放っている。
冬の寒さに負けて自然は凍えているけど、
それでも我々は生きているぞって
主張しているようだ。
登り始めは、森の中に池が
こっそり存在していたり、
竹林がカラカラと音楽を奏でている。
そしてやがて左に大きな木が見えてくる。
小高い丘の上に生えているから、
下の道を歩いていると
威圧してくるほどに立派な
ウバメガシだ。
あの備長炭のもとになる木である。
和歌山県の県の木であるこの木は
紀伊半島に多く生息している。
だけども全国的にも多く、
沖縄なんかでも見られる木だ。
調べていたら、和歌山県大塔山系
法師山の山頂にはこのウバメガシの
低木があって、多分それが
最高標高の生育地だといわれています。
またそんな山にも行ってみたいですねえ。
そんな特徴のある樹木なんですが、
ここのは何となく弱って
いるように見えますね。
材はとても比重が重く、
水に浮かべても浮かない
といわれている木も、
ここまで大きくなると、
自重に耐えるのもむつかしい
のかもしれないね。
で、その木の根元には、
地蔵が置かれています。
その地蔵がとてもパワースポットなんです。
名付けられていてウバメガシ地蔵
といわれています。
初めてこの山をじっくり歩いた時に
この地蔵がとても印象にのこりましたね。
なので、その後にこの地蔵だけを
訪ねてこのウバメガシのところに
行ったことがあります。
本当にいい所に置かれた地藏なんです。
そこで道は二つに分かれています。
まっすぐ行く道は、
神於山の東側山麓を半周するコースです。
神於寺に向かって行くコースで、
途中に「マツ地蔵」や「サクラ地蔵」
と名付けられている地蔵があります。
まだ見ていないので、
一度こちらに回ってみたいな
と考えています。
でも今日は行きませんよ。
右折して林道の方に曲がってゆきます。
この時山手に家がありますね。
どうも人が住んでいるようです。
神於山の仙人でしょうか。
いやそんなことはありません。
なんか農作業をするような人が、
庭で作業をしています。
もともとこの辺に住んでいた人ですかねえ。
ポツンと一軒家で取材してほしいですねえ。
掲示板も設置されていて、
山の予算なんかも書かれていますねえ。
う~ん、神於山の主(ぬし)
という感じですかねえ。
そんな家を左に見ながら歩いて行くと、
道にゲートがあります。
自動車進入禁止なんて
書かれてあるから、
車止めで作ったんですかねえ。
もう今からずっと昔なんですが、
この山の広場でBBQをしたことが
ありますが、あのときは
車で行ったのになあ。
まあこうして今は自然環境が
守られているんですね。
続く
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