ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

越すに越せれた大井川8

2022-01-11 21:21:48 | 旅行

奥大井湖上駅から秘境ウォークで歩き、
八橋小道を歩き終えました。

最後の犬返り橋を渡ったところに、
こんな立派なお堂が設置されていました。



河内地蔵堂といわれています。



村の人々が旅の無事を祈って
建てた地蔵堂だそうです。

昔あるときに、こんな地蔵に
力があるのかといいつつ、
川狩りの人が斧でたたきつぶしたところ、
その人は川で濁流にのまれて
しまったそうです。
その後村人は新しい地蔵堂を建てて、
人々の安全を祈ったのが、
1685年だったそうです。

なんか思いのままに地蔵を
壊した人というのは、
人間の悪の権化ですね。

穏やかに、緩やかに過ごしていこう
という地蔵の言葉が聞こえてきそうです。



その地蔵堂のあたりは、
こだま神社があります。
ここは女神の神社で、向こうの
南アルプス接岨大吊橋のところにある
若宮神社の男の神様の間を
つないでまいる八橋小道が

「ラブロマンスロード」

といわれているんだそうです。
結構お金をかけ、あまり林業にも
役に立たなさそうな道を作ったんですねえ。
観光に力を入れているんでしょうねえ。

でも歩いている間は
犬を連れている地元のおっちゃんにしか
会いませんでしたけどね。
季節が変わればまた
違うのかもしれません。



あとこのあたりには接岨峡温泉会館や



民宿なんかもありました。



さて、この後は駅に向かって
いくことになります。
ここの接岨峡温泉駅から
逆向きの電車に乗って、
バスに乗り換え寸又峡へと
向かっていきます。

当初この計画だと、
バスの始発点である千頭駅まで戻り、
バス乗車だったのですが、
それだと夕方のバス便に
間に合わないのです。
遅らせたら晩の七時ころに
とうちゃくになりますねえ。

どうしようかなあ。
仕方なく遅れて温泉入りかなあ
と思っていたのですが、
バス便を良く調べると
手前の奥泉駅のバス停に
来ることが分かりました。

それだと、その電車で行っても
間に合う時間ですから、
その奥泉駅でバスを待つことにしました。
事前にいろいろ考えるのも
旅立ちの楽しみですね。
これだと30分くらいは
余裕があります。
これが正しい動きということになるでしょう。

ではそうすることにしますが、
この接岨峡温泉駅でも
30分以上時間に余裕がありますので、
どうしましょうか。



ここの温泉はぬるっとした
肌触りで美肌効果もある
若がえりの湯だといわれていますが、
そこに入るには中途半端な時間です。

温泉はこの後の寸又峡でも入るし、
ここではパスしておきましょう。
なので駅下にある資料館である
「やまびこ」という展示館に
入ることにしました。



道路沿いに結構立派な
展示館が立っています。
中に入ってゆくと、誰もいません。

200円の入館料がいるんで
買わないといけません。

関東なので「ごめん下せえ」といいつつ
声を掛けます。
ウソです。

「すみませーん」というと中から
男性が出てこられました。

「入館しようと思うのですが」
というと、「え~っ」と
すごい驚いてはりました。
犬がにゃんと鳴いたような驚き方です。

どんなん?

まあとにかくめちゃめちゃ
驚いてはりました。

「今日は一人も客がないなあ」
と思っていたところだったのです。
時刻は三時前でした。

「いやあ、客が来るとは驚き驚き」
といいつつ切符を切ってくれました。

「これはなんか怪しいぞ」と
心の中で警戒するdoironだったのですが、
それは全く杞憂で、
この後の対応がすばらしい
とてもいいおじさんだったのです。

続く


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