ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

いいね!日根野 その2

2023-07-02 20:53:31 | ウォーキング

日根野のため池である12谷池を訪れ、
静かな堤防を歩いています。

手入れはよく行き届いているようですが、
特にまあ市民の人らが、
娯楽で訪れるようなところではないですね。



こんな看板も設置されていましたが、



まあここまで来る人も
そんなにいないやろなあって感じです。



ただ碑の取り換えや池の石の看板なんかも



きっちり置かれてはいたので、
地元の人たちには愛されている池なんですねえ。

池の水もなんか趣がありますねえ。

樫井川から井川(ゆかわ)の水路を通じて
約2.7㎞を3mの高低差でゆっくり流れてきた、
農民にはとても愛されている
水系のため池です。



ところで、この「日根野」という地域の
名前なんですが、その語源は何でしょう。

色々調べてみるとわかりました。

時はもう今から1200年以上前の話。
ここで「日」(天)の神である天照大御神と
「根」(黄泉)の神である須佐之男命を
祀った神武天皇が、戦に勝って
大和を平定したところから、
この地域を日根野としたそうです。

太陽と植物の根っこからという
シンプルな命名ではなく、
意外に歴史ある名前なんですね。

ではこの池から、昔から日根野を潤していた
もう一つ上にある八重治池を
目指してゆきましょう。

12谷池から下に降りて、
泉佐野市の下水道の建物の横を抜け、



田んぼの中道を歩いていきますと、



遠くの山の方に池の堤防が
見えてきました。

あれが八重治池ですね。
昔は「八重池」と言われていたそうです。
先ほどの池と同じ水系なんで、
この池も当然高い位置にあります。
どのように行こうかなと、
考えてみましたが、
どうもそこにまっすぐ行くには
田んぼの中の細いあぜ道を
進まないといけないようです。

今は田植え後で、田んぼには
水がたっぷり入っていますので、
そんなあぜ道も湿っぽい感じで
歩きにくそうです。



手持ちの地図やネットの地図を
合わせてみますと、ちょっと遠回りして
池に上っていく感じがよさそうです。



少し右の方に流れて行って、
途中から少し広い目の田んぼ道を、
ゴーヤが実っているのを
写真にとりながら歩いていきました。



これがどうも、安全な道のようです。
道標なんかは全くありません。

しばらく足元に注意しながら歩いていくと、
堤防の方に上がって行く道は、
結構傾斜も急です。



そこをどうかなあと思って、
がんばって上っていくと、
大きな池の堤防に出てゆきます。
これが「八重治池」です。



山の中の八重になった谷に
水が溜まっています。
なので「八重池」と言われて
いたんでしょうか。



この池の横にはパブリックの
日根野ゴルフクラブがあり、
さらにその向うのこの池に隣接する池には
熊取の原子炉が接しています。

この原子炉では、
昔に核配合物質について
勉強させていただいたことがありますね。

あんな最先端の施設と、
歴の古い昔のため池が近接しているのも
面白いものですね。



ここには池の看板が立っていますね。
鎌倉時代の日根庄を国の史料と
するにあたって、この池も
その一つと書かれています。

でもねえ立派な看板ですが、
ここに来るには一苦労ですよ。
紙の地図と携帯の地図を見つつ、
ここかなあとか思いながら
少し不安な気持ちで
たどり着いたところですから、
もう少し道標や案内があればいいのになあ
と思いましたね。

とその時です。



バックの方で何か生き物の気配がしました。



大きな鳥でしたねえ。
じっと見てみると、どうやら
「キジ」のメスのようです。

オスならケンケンと泣いたり
するんでしょうけどね。

続く


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