だんじり祭りで、自分自身に起こった
衝撃の出来事は、乗車時の
介護保護だけではありません。
まだいくつかあります。
もうまるで衝撃のマル秘ファイルなのです。
ブログではまだまだ明らかにしてゆきます。
だんじり乗車時の浴衣なんですが、
これを着こなすのがねえ、
とても大変なんです。
あーじゃない、こーじゃないとか言いながら、
何とか一度頑張って着た後に
トイレに行きたくなって
また着直すことになり、
ミセスに嵐のように怒られましたね。
もう全く段取りの悪いおっさんです。
で、何が大変なのかというと、
まず一つが帯なんです。
体に三重巻きで巻きつけるのですが、
内側二巻きにはピンチコックで
二箇所まとめておきます。
その上で最終はうまくマジックテープで
固定するという仕組みです。
なかなか一人でやるのは難しく、
だんじり乗車時に帯がとけてきたら、
だんじりを止めなくてはいけませんが、
そんなことはできないので、
何が何でもきっちり腰に
留めておかないといけませんし、
動き回ってわやくちゃにしてもいけませんので、
とても気を遣います。
これがねえ本当にほどけた。
いやいやそこまではいきません。
まあ、衝撃のファイルなんですが、
さすがにそんなことは
おこらなかったのです。
でもねえ、そんな事件が、
だんじりを降りて歩いているときに
起こったのです。
近所の商店街を
「乗車は無事に終わったなあ」
とか思いながら
ほっとして歩いているときです。
後ろから世話人の幹部が近づいてきました。
「今の所、無事故でええなあ」
と言うと、「事件起こってますよ」と
返してくるではないですか、
「なに」と言うと、
「帯が解けて後ろに垂れ下がってますよ」
と言うのです。
見ると1番外側の一巻きが解けていて、
後ろに引きずっているではないですか。
これは大事件です。
自治会長のたすきを付けて、
さっそうと歩いているはずが、
なんて姿になっているのでしょうか。
全部解けて映倫違反にならずに
済んだんですが、直すのが大変です。
全部手繰りよせて直そうとしたのですが、
こんな町中ではちょっと行きません。
とはいえ、このまま歩き続ける
わけにはいきません。
ああ、もう気持ち的に
てんぱってしまいました。
おしえてくれた世話人履物など
着たことがありませんので、
これをパニックだと思わずに
ササッといってしまいました。
どうしようと道端で悩んでいるときに、
隣の町で昨年着物を着ていた人がいたんで、
「おいおい、帯を直してくれへん?」
とお願いすると、自分も経験あるからか
「それは大変ですねえ」と言いながら、
何とか無事に治してもらいました。
ということで、これはこれで
落ち着いたんです。
他町にも知り合いがいてて
よかったです。
帰ってから、自町の詰め所でそれを報告すると、
みんなで大笑いになりましたよ。
でもねえ、そのとき一人が、
「最近はSNSばやりで、
そんな映像を撮影して、
ネットで挙げている奴がいるんやないか」
といい出したんです。
そしてもしかしたら、
祭りの事故を扱うだんじりビデオ
「事故博」に掲載されるんじゃないか
という心配が巻き起こったのです。
そりゃあ、もううちの自治会長も、
元ジャニーズ並みの人気者に
なるかもと本人も喜んでたら、
「こんなに太っ腹やから自治会長に
選ばれるんやなあ」と
変な賞賛までされる始末です。
今の所そんな画像は出ていないのですが、
もしどなたか見かけたら
教えてくださいねえ。
続く
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