今まで基本的にはdoironの人生は、
生まれたところで生活をしていることになる。
大学の時4年間は地方で暮らしていたが、
まあほぼ生まれ故郷の村で暮らし続けて、
合間にトライアスロンや山登りなどを
しつつも、今は自治会長をしている
というのがdoironの主な人生だ。
そんな子供のころからの知り合いも
周りにいっぱい生活しています。
中には早くも亡くなった幼馴染もいますが、
多くが爺さんになって、
同じ村でよく似た日々を暮らしています。
子どもの頃、いたずら好きだった人、
口のうるさかった人、
要領の良かった人がなんか
そのままの性格で年老いていってるのだ。
しかも同年代が多いので、
働いている人もほとんどいない。
のんきに毎日を過ごしているわけだ。
そんな昔からの友達が、
いまは麻雀友達だったり、
酒飲み友達だったりもしている。
そんな村で今は自治会長だから
なんか世の中のこともあまり知らず、
井の中の蛙っぽい日々を送っている
のかもしれない。
で、そんなdoiron自治会長の方針は、
酒飲み友達の家には、
ビールを預けている。
たまに行くと「飲もうか」といって
出てきたりするし、旅のお土産を
持っていくと、それをあてに
飲もうということになったりする。
まあこちらは夕方ジムに行くことが多いので、
そんなときにはもう一種類
預けてあるノンアルコールを
いただくこともよくあるのですがね。
基本的にジム休みの日は
アルコールであるから、
ミセスもその辺は理解をしている。
そんな仲間が集まるのは、
だいたい電話である。
「え~っと、ただ今から公民館に集合やア」
とだれかから合図が走るので
だいたいのメンバー6人のうち
都合のいい連中は集まってくるのである。
公民館前の広場に座り、
たわいもない話を交わす。
そんな中で、だれが入院したで
とか誰かが仕事を辞めたで、
あるいは誰かの孫が金髪にしたで
と言うようなはなしがでてきて、
村の人の動向がよくはいってくるのだ。
また中には、最近神社にお参りに来る
若い人がいるなあとか、
営業マンも歩き回っている
なんていうのもなんとなくわかってくる。
まあいわば町内を公民館前で
ちらちら眺めたりしながら、
それとなく見守りをしているわけだ。
これは逃す手はないぞと、
みんなに相談をした。
「町内見守り隊」の看板を作って
みんなが集まっている後ろの公民館の
壁にその時だけ貼り付けるのだ。
何曜日とか時間とか決まっている
わけではない。
不定期ではあるのだが、
おっさん連中はたまに
酒を酌み交わしたりしながらも、
村の人とはあいさつしながら
「恐ろしそうなおっさん連中やなあ」
と声をかけられたりしながら
笑っているのだ。
こうして我が町内は、
事情のよくわかるおっさん連中が
ある意味見守りをしているのである。
痴漢のおっさんがウロウロしていないか、
あるいはSNSで高額バイトの
強盗なんかをしている人々が
様子を見に来ていないか。
あるいは、空き巣を狙っているヤツは
ウロウロしていないかなど
我らの周回はこれらの人々に対して、
ある意味抑制力があるかもしれないしね。
おっさんが6人集まってこちらも楽しんでいるし、
これはなかなかいい取り組みであると、
思ったりしている町会長なのであります。
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