2025年に日本国際博覧会が
大阪の夢洲で行われる予定だという。
どんな博覧会になるだろう。
2025年と言えば69歳である。
以前、大阪で国際博覧会、
通称万博が開催されたのは1970年。
doironが14歳の時だった。
アメリカ館で月の石を見た時は興奮したなあ。
好きなのはリコー館だったかなあ、
建物のまわりに映像が映るのを
喜んでみていたことがある。
もちろんシンボルである
太陽の塔にも入ったなあ。
なんか生命の神秘を感じさせる展示館だった。
でもまあ驚いたのは、
外国人がとても多かったこと。
今でこそあちこちで外国人の姿を
よく見かける。
コロナの時代には減ったけど、
多くの外国人をアウトレットショップや
大阪の繁華街で見かけたり、
京都にたくさんの白人がいたりするから
さほど違和感はないけど、
当時はびっくりするくらいだったのを覚えている。
ああ、自分の住んでる地球って
やっぱり外国人がいっぱいいるんやと、
学校で学んだ知識よりも
ずっとずっと重く感じられたって
気がしていたな。
69歳の博覧会。
もうこれから地球がどうなっていくのか
という疑問は、もう残りの年齢を考えたら
現実感があまりないやろうなあ。
まあしっかりやって行ってくださいと、
老兵は静かに祈るのみなんでしょう。
で、そんな過去の万博跡に
遊びに行こうという話が
持ち上がった。
ここには遊園地があった頃には
よく出かけたね。
いまでもニフレルなんかに
出かけて行ったりする。
そうそう、ここで行われた
ハーフマラソン大会が、
僕のハーフの自己記録である
1時間23分台を記録したところである。
何かと思い出も多いところだ。
そこにある国立民族学博物館に
行こうというのである。
いいですねえ。
で、その民俗学博物館で
何か特集展示とかあるの?て聞いたら、
どうもその展示を見に行きたいんだそうだ。
それは
「邂逅する写真たち モンゴルの100年前と今」
という展示。
近々モンゴルの話をするのを
聞きに行くというのでその予習で
行っておこうというつもりなんだそうだ。
そうかあ、モンゴルかあ。
あれは「世界一幸せな国」だったっけ?
いやあれはブータンだったなあ。
そもそもどのあたりにある国なのかも
よくわからないなあ。
国としての歴史はどうだろうか?
これももう全然わからないなあ。
モンゴルと言えば、
出てくるのがゴビ砂漠と為政者の名前で
チンギス・ハーンという人だったこと。
まあこれくらいの知識しかないわけである。
じゃあ、行く前に少しでも勉強していけば、
展示観覧の参考になるかと思い、
少し調べてみることにした。
ふーん、モンゴルって中国の北側にあるのか。
もっと山の近い南側かと思っていたのに
ずいぶんと知識がと実情が異なっている。
最近テレビ等でこの国のことで見たのは、
世界最大のなぞといわれている
チンギスハーンの墓が見つかりそうだ
という番組だった。
じゃその国の歴史はどうなのかというと、
これがまたややこしい。
部族の名前なんかがどんどん
出てくるしよくわからない。
内モンゴル、外モンゴル?
さっぱりわからない。
19世紀には清朝の支配下に置かれていたが、
部族ごとの戦いとかを経て、
最終的に一国に支配したのが
チンギスハーンだったということ。
今はウランバートルが首都の
共和制国家といわれているそうだ。
とまあ言葉ではそういわれているものの、
実情なんかは全くわからない。
100年前の写真も貴重なんだろうが、
いまのモンゴルがどんなところなのか、
まあそれを知るだけでも
いい経験になるだろう。
続く
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