ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

科学に生かされています3

2023-08-06 20:46:32 | 日常

負荷心電図を受けています。

ローラー台の上を歩きながら
体に負荷をかけて、
血圧と心電図を図ります。

少し後ろに傾けた台で
時速二キロくらいから時速三キロくらいまで
負荷をかけました。
そして最後が時速4キロくらいです。

4キロになると少し負荷が
かかっているって感じですね。
しかしなかなか脈拍も上がりません。
じゃあ最後にキロ5分くらいで
走るよってならないかなあ
って思っているうちに、検査は終わりました。

「大丈夫ですかあ」と声がかかります。

そうかあ時速4キロくらいの速さでも、
様子をうかがわれるような
へたった心電図なんですかねえ。

では次にそのままエコーの方へ
回ってくださいと言われます。

「え?飯食ってないんやけど・・・」
と心の中で思いながら、
まあ一食くらいは抜くかあと決意し、
エコー室の方に向かいます。

受付がすんだところで、
じゃそこで待っていてください
と言われるのでまた読書を始めました。

ダンゴムシのところから読み始めます。
これがねえ、結構待ち時間が長い。
飛ばし読みしている本も
かなり進んで「中井貴一」の
喜劇俳優にいたるところで
名前を呼ばれました。

もうなんか頭の中は、芸能界のことで
いっぱいです。
エコー映像の隅っこにキャラクター
「doironマン」が登場するかもしれません。

二人待機している検査の人の前で、
上半身裸になり検査が始まりました。
最初は男の人が上半身をいじくり回します。
向うで女性が話を聞いているようなので、
どうも新人さんへの教育みたいな感じです。

その会話なんですが、
なんかとても気になります。

「ここがねえ、脈を打つときに・・・あれ?」
とか言い寄るのです。
そりゃあおかしいですよ
みたいな言い方はやめてもらえませんか。
こちらも意識して心臓をしっかり
動かそうとするじゃないですか。

こうして、ああしてといろいろと
ゼリーの塗られた胸の上で
センサーを動かしまわり寄るのです。

「ではここからやってください」
と女性に替わります。
うう、胸がどきどきするじゃないですか。

何やかやと体も動かしながら、
検査は終わりました。

あの「あれ?」は何だったんでしょうか。

科学の粋を集めたエコーで
またまた異常が見つかったのでしょうか。
検査はこれで終わりなので、
この後診察がありますから
そこで聞いてみましょう。

心療内科の前に行き、
検査結果を事前に渡しながら
呼び出しを待ちます。

ほとんど発症時から見てくれている先生です。

「今日はなんといってくれるかなあ」
「もう心臓は大丈夫なんで
フルマラソン走っていいですよ」
とか
「トライアスロンにエントリーしてください」
なのか
あるいは「即、入院してください」なのか
いろいろ考えます。

ちょっと極端すぎますね。
本を読み終えたところで
「doironさん」と呼ばれて
診察室に入ります。

言われたのは、「エコーはいつも通りですね」
「え、そうですか」
「心電図も前と変わりないから、
また一年後に同じ検査をしましょう」
と言われて、来年七月の予定が入りました。

エコーのあれ?は何だったのか
わからないまま診察は終わりです。
まあちょうどまた一年後に
予約を取ってくれたのは、
そこまでは生きているだろう
という判断かな。
まあそんなことはないでしょうけどね。

科学に生かされてはいるものの、
人間は明日、いや一秒後
どうなるかわからないもんね。
体には年に一度の検査などで
気を付けつつも、
今この瞬間をやりたいことを
するために命を燃やし続けるんだ。
そう思って、いつも生き続けよう
と思った診察だったのでした。

おしまい


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