ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

中央アルプスの夏休み12

2022-08-30 21:01:03 | 山行き

木曽駒ケ岳の山上にある、
駒ケ岳神社。



鳥居のところから手をあわせておきます。

「山の神様。そして仲間のみんな。
今日ここまで僕を連れてきてくれてありがとう。
すばらしい自然やたくさんの思い出にも
しっかり包まれています。
そして帰りも無事に帰らせてね」
とお祈りしておきます。

さあでは見晴らしのいいところに腰かけて、
弁当を広げましょう。
天国に近いキッチンです。
北アルプスや八ヶ岳の景色を背景に、
これからいただくお弁当の写真をとります。



こんな感じ。



で、この時に撮影した写真がこれです。

遥かなる大自然とおなかを満たす大おにぎり。
宿の朝食をやめて、お弁当にしてもらったら、
こんな素敵なおにぎり弁当になりました。

「いただきまーす」。

うわーおいしいという仲間の声も
聞こえてきます。
いやあ本当においしいです。
全部食べたいのですが、
おなかが少し満足したところで
おにぎりを一個残します。

まだまだこの先宝剣とかにも行きますし、
もしかしたら山小屋の
おいしいビールに誘惑されて
しまうかもしれませんし、
その時のつまみなんかの意味も込めて、
いろんな形で予備を一個残しておきましょう。

さあ、旅も二日目で昼食も
絶景の中でいただきました。
ああ、最高の夏休みです。

ていうかまあ毎日が夏休みなんですがね。

あれ、メンバーが一人全く知らない家族と
写真をとっていますよ。
そうなんです。
二人は全く知らない者同士なのに、
服装が同じなんです。
向こうは小さな家族で来ていて、
娘には間違われて「ママ~ッ」と
いわれてしまい、息子には
「その服はどこで買ったの?」
と聞かれてしまいました。

そう家族も間違うほど来ている服が
一緒だったのです。

写真はこんな感じ。



上着は一緒、袖のカバーも同じ色。
実際はショートパンツの色も
タイツも同じ色で、
なんと靴下まで色が一緒という始末。
いやあ、こんなこともあるんですねえ。
なんかとってもあったかい触れ合いを
したって感じですねえ。

さあ、皆さん、山頂のおもいでを
しっかりと自分の中に
沈殿させましたか。

では、木曽駒ケ岳から下ってゆきましょう。
体も足もゆっくりと休めたので
下りは快調です。
もともと下りは得意なんです。
下り道を走りながら、トップランナーに
「あんた下り速いなあ」と
いわれたことがあります。
また六甲では山を下っている
マウンテンバイクのサイクリストに、
この坂道でランしている人に
抜かれたんは初めてやと
言われたこともあります。

六甲縦走でトップでゴールした時でしたねえ。
若くて元気なころでした。
でもねえ、下りの筋力は今もあるんですねえ。
駒ケ岳から中岳との間にある
「お庭」まで一気に下ることができました。
でもこれが間違いでした。

doironがどんどんと山を下っているときに、
少し遠方の方に「ライチョウ」がいたそうです。
少し遅れてきた人がその写真をとっていました。



これです。



ライチョウは日本の高山に生息する
キジの仲間の鳥で日本の
特別天然記念物で絶滅危惧種の鳥。

長い間、北アルプスと南アルプスに
生息する鳥でしたが、
2018年に絶滅していた
中央アルプスで見つかりました。

北アルプスから飛来した雌どり
だったそうです。

そこでさっそくこの鳥は雌単体でも
卵を産むので、その雌が温める
無精卵を有精卵に取り換える
という作業を行ったそうです。

すると、久しぶりに中央アルプスで
ひなが生まれたそうです。

続く


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