その銭形の砂絵は東西122m、
南北90mの大きさです。
江戸時代、山の上からきれいに見えるように
と作られたので楕円形をしています。
書かれてるのは寛永通寶というお金です。
まあ琴弾公園で近くで
見ていたんでは
きっちり認識できない大きさですね。
山の上の展望台から見た景色がこれ。
きれいですねえ。
こんな砂絵が江戸時代から
きれいに残っているのって思ったら、
そこの掲示板に書かれていました。
毎年、春と秋にボランティアが
きれいに砂をさらえてくれているようです。
いやあ地元に人々のおかげですねえ。
八十八ヵ所をまわった時に、
先達さんがこんなのがあるよと
教えてくれていたのですが、
ツアーではこちらには行かなかったですねえ。
首藤さんと「やっぱりお金には縁がないねえ」
なんてしゃべってたのを思い出します。
でも首藤さん、来ましたよ。
これが銭形の砂絵ですよ。
お金にあまり縁はありませんが、
とりあえず年金暮らしで
生きていますからと
唱えておきました。
ここまで思いっきり降ってた雨も、
完全にやんでいてよかったです。
さあ、これで目的の砂絵も見ましたね。
次は、最大の目的地である、
天空の鳥居です。
山の上の方に神社があって、
そこの鳥居が全く天空を向いて
取り付けられているのです。
S経新聞にもその特集記事が
載っていましたね。
きっと素晴らしい所だろうと、
出かけて行くことにしました。
まずはその標高404mの山の
山頂にあるという鳥居を
下から見に行きましょう。
琴弾公園を出て、
途中から左折して北向いて
車で走ってゆきます。
どこかなあと思いつつ眺めていると、
ありました。
右手の山のてっぺんあたりに、
小さな小さな鳥居が立っています。
え~あんなところに鳥居が
って感じです。
まるで天国への入り口みたいな
感じじゃないですか。
あんなところまで登ってゆくのは
超大変だぞと思ってしまいますが、
大丈夫。
ここへ来るまでに
天空の鳥居へという山道が
ありましたから、
そちらに向かいましょう。
ちょうど今鳥居が見えている
山の反対側を、ある程度車で
登っていける道があるのです。
車で引き返し、財田川沿いの道を左折、
これでもかというくらいの
狭い山道をどんどん上ってゆきます。
こ、これはもう天国に着くのではないか
というくらいうっそうとした
山道を上がってゆきます。
四国の海沿いの山に生える
樹木の展示場のような感じです。
標識に従ってこれでもかと道を
上がってゆきますと
突き当りが、天空の鳥居のある
「本宮高屋神社」の駐車場です。
車が10台くらいは止まりますかね。
ここから、アスファルトの道を
歩いて上がるのです。
距離はあまりないのですが、
びっくりするような急な上り坂です。
一歩ずつ、ゆっくりと登ってゆきましょう。
この急な感じはあの石垣島の
天文台に上がって行く時のような角度です。
距離にしたらだいたい
300mくらいはあるでしょうか。
草履だと歩けない角度の道です。
でもまああの前面の急角度の
山の斜面を上がることを思えば、
全然たいしたことはないですね。
ふうふうと歩いてゆきますと、
前方に建物が見てきました。
トイレも途中にありますが、
ここで中に入ると、巨大な蛾と
戦いつつ用事をすまさねばなりません。
もう一時はどうなることかと思いました。
やっと建物の横に着きます。
ああ、ここからまた歩くのか
と思ったら違いました。
参道の階段を降りたところが、
あの天空の鳥居の立っている場所でした。
続く
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