ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

尾鷲旅行で海と触れた2

2024-12-03 21:00:47 | 旅行

店の中に店員は何人かいましたが、
テーブルに一番最初に牡蠣を
持ってきてくれて焼く体制を
作ってくれたのは店長らしき人でした。
色黒で、ここにいない時には
養殖カキを挙げにいってるのかなあって感じです。
その人がガスコンロの上に置いた
フライパンのようなところに
牡蠣を並べて焼き始めます。



「牡蠣をこうして食べるのは初めて?」
と聞くので
「鳥羽では初めてやなあ」と答えると
「まあほかではあるんやね。
そしたらもうわかると思うけど、
牡蠣はよく火を通さないといけないからね」
と注意します。

うんカキにあたると怖いね。
旅の途中ですから
気をつけないといけませんね。

むかし駅伝に出ていたころに、
出場者がやってきません。
どうしようと思ったのですが、
一区のランナーが最終苦も走るか
とかいってたら、電話があり

「牡蠣にあたったようだ。
家族みんな倒れている」
というようなことがありました。

でもまあカキっておいしいよね。
少しくらい当たるくらいなら
食べた方がいいぞなんて思ってしまいます。

店長はフライパンの上に
牡蠣をずらっと並べて、
最後にふたをおきます。



「焼け始めると蓋の間から
ぐつぐつと水分が出てくるけど、
その時はまだね。



その水分が出なくなったら
食べていいからね」と
説明して離れてゆきました。

ああ、もう鳥羽の海がすぐそこまで来ていますね。

ビールとお茶で乾杯しながら
周りのテーブルを眺めますと、
やはりカップルで来ている人たちが多いですね。
そして店の隅っこの方では、
賑やかそうなグループが
はしゃいでいます。
楽しそうやねえ。
午後四時まで時間もたっぷりあるし、
釜の面倒を見ているのも
男連中であちっとか言いつつ
はしゃいでいます。
よく見てみると、
カップルの中には横にクーラーボックスをおいて、
飲み物を持ってきていますし、
レモンやポン酢なんかも
持ってきているようです。

テーブルの上にはそういうモノは
何もありませんので、
慣れた人は持参してきているようです。
ここではそういうのも許されるんですね。
でもポン酢はこちらも欲しいので、
受付の方で販売しているかな
と思って見に行くと、何本か
並べてあって
どれでも持って行っていいよとのこと。
ああいいですねえ。
こういうのんびりした感じが
浜辺のカキ小屋の素晴らしいところです。
イートインコーナーの食堂のような感じで
並べています。
唐辛子なんかもあります。
まあ他人の使い古しですけど、
食べ放題のお店のようなおうような感じで、
何も気になりませんね。

でもまあ、こういうところに行くときは、
お気に入りのポン酢やレモンなんかも
持ってゆくのがいいですね。
あついカキにレモンをジュッとかけて
いただくなんて、最高じゃありませんか。

とそうしているうちに、
ふたの隙間から水分が出てきましたよ。
何となく海辺の香りがする風が
時折吹くような感じですけど、
横にコンロがあるので暖かいです。



そして水分がなくなるころに
店員がやってきて、
焼けたカキを一つ一つふたを開けて
いってくれます。

どうも言葉から外国人のようなので、
聞いてみたらインドネシア人
とのことでした。

続く


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