ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

雨でもなんとかなる男9

2022-05-30 21:08:30 | 旅行

本栖湖の横にある烏帽子岳。
これは富士山の噴火で流れてきた
溶岩流の山だそうです。

高さは1257m。

まあ簡単なハイキングコースですねえ。
でも下はやはり富士から流れてきた溶岩ですから、
足の下に富士のかけらを踏みしめるので、
富士の大きさを実感するでしょうねえ。

その山の向こう側にあるのが精進湖です。

精進湖は何と読むかわかりますか?
「しょうじんこ」でも
「しんじこ」でもありませんね。

「しょうじこ」と読みます。
山の中の湖ですが、
すこしありがたさのある名前ですねえ。
なぜこんな名前かというと、
富士参詣者がこの湖で沐浴して
精進潔斎したことによるといわれています。
諸説ありますがね。
まあ、富士をあがめる人たちの
聖域的な意味を含んでいるのですねえ。

昔この辺りは「せのうみ」と
いわれていた大きな湖でした。
それが、富士噴火に伴い投がれ出てきた
溶岩流で切り離され、
東の本栖湖と噴火の時期は違いますが
西の西湖とも離されたという
壮大な経歴を持っています。

またこれらの噴火で流れてきた
溶岩は膨大なもので多く、
これらの湖の富士側には
大きな樹海を作りました。

あの有名な「青木ヶ原」ですね。

なぜ青木ヶ原というか。
青い樹が海のように見えるから
着いた名前なんだそうです。
ちょっと単純。

また青木ヶ原の樹海は磁石が使えない
という言葉も根拠はなく、
磁鉄鉱が混ざっている岩の近くでも
1~2度ほどしか磁石はずれないし、
携帯電話が通じなくなるというのも
樹木にさえぎられる程度で
あまり差し支えない。
今は電波塔もたっているとのこと。

また、デジタル時計が狂うとか
GPSが変になるなんかも根拠はない。
ハイキングコースもできており、
魔界のようなイメージはないそうだ。

唯一、心配なのはこのエリア内に
ツキノワグマがいること
ぐらいでしょうか。

車道を「精進湖」の案内に沿って
進んでいくと、少し観光地っぽい
ところに出てゆきます。



ここから精進湖の湖畔には車で入れます。

すると、目の前に湖、
そして向こうには富士山が見えます。
ああ、なんかもうすごい景色ですねえ。

そしてその富士山の手前に
あるのが青木ヶ原の樹海です。

富士山を回るトレイルランの戦いも、
あそこで行われているんでしょうねえ。

さあこれで富士五湖のうち
2つは回りました。
では次に三つ目の西湖に
向かってゆきましょう。



車ではしっていると、
この辺りは季節によって
景色がかなり変わるでしょうねえ。
この時期は新しい新芽なども多く、
森がなんかとっても力強いイメージです。

そんな青木ヶ原を右に眺めながら
どんどん進んでいきます。

今日はこんなペースで、
富士の周りを一周してゆくことに
なるわけです。



やがて車は少し観光地っぽい
ところに出てきました。



観光バスも止まれる駐車場があり、
その向こうに西湖がたたずんでいます。



でもここにくるまでにも
西湖はその様子を我々に
ちらちら見せていましたね。

水面に突き出るたくさんの岩々。
そうあの富士山の溶岩ののこりが
湖面に突き出ていたりしていました。

でもねえここまで見た三つの
富士五湖はこんな溶岩で
完全に分離されてしまった
というわけではないんですね。
実は河川でつながっているんではなく、
地下でつながっているんだそうです。

だいたい標高900mくらいのところに
水面があるのですが、
それらが三つの湖とも
同じたかさになるんだそうです。

続く


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