国道42号線には、道の駅がかなりあります。
先ほど七里御浜に降りて行ったのは、
パーク七里御浜というところでした。
そこを出て次の場所を目指しましょう。
それは紀宝町というところにある
ウミガメ公園というところです。
ここまでずっと七里御浜が
道の横に続いています。
見ていると所々で釣りを
しているようですね。
義父はこの辺の海から離れた後は、
よく山あいのため池で
ヘラブナ釣りをしていたり、
アマゴ釣りなんかをしていましたから、
晩年は淡水の釣りとカメラ三昧の
人でしたのでこの時に見た
七里御浜はそんな思い出はありません。
ここではキス釣りもできそうな海なんですが、
それはしていなかったようです。
逆に自分の思い出があります。
和歌山湯浅の海にとこぶしを
取りに行ってそれでよく
BBQをしに行きました。
そんなときに長い竿で、
海岸線で横でキス釣りをしている人がいて、
さばいて天ぷらにしていましたね。
とても楽しそうでした。
なのでdoiron自身はあんな釣りなら
やってみたいなあとか
思ったこともあります。
でも結局しませんでしたけどね。
そしてこの七里御浜には
もう一つ特徴があって、
なんとここにはウミガメが
卵を産みに来るそうです。
なので海沿いにもうけられた道の駅に
ウミガメの飼育研究施設があるのは
何と全国でここだけなんだそうです。
車を降りて施設にはいってゆくと、
ウミガメが元気に泳いでいます。
意外に人なれしていて、
近寄ってゆくとこちらの方を向いて
笑顔を見せてくれます。
たぶん笑顔だと思います。
竜宮城へ返してくれというような
悲しい顔ではありませんでした。
ここでは、ウミガメに直接触れる
こともできます。
甲羅は固かったですね。
doironの海に触れる旅も絶好調です。
そうしてウミガメに触れた後は、
お待ちかねの昼食です。
別棟の食堂に行き、
海鮮丼を注文しましたよ。
あ、さすがにここにはウミガメは
入っていませんよ。
「うみがめすっぽん鍋」なんてまあ、
あったら驚きですね。
テーブルに腰かけ七里御浜の
防風林を眺めながらゆっくといただきました。
と、ここではまだビールはあきませんね。
これからまだまだ旅は続きますから
自重しておきます。
そんなウミガメの道の駅から出て、
熊野速玉大社に行ったりも
したのですがその辺のところは、
後日に「尾鷲で熊野古道に触れた」
で書いてゆきます。
海に触れたという面だと、
この先でdoironは串本の海に
行った事を書きましょう。
熊野灘は伊勢のリアス式海岸から
七里御浜の静かな海を経て、
またさらに岩で飾られた海へと
変遷してゆきます。
到着したのは、串本の「橋杭岩」です。
地殻の動きと波の感触などで、
海の上に橋杭の様な岩が
直線で並ぶところです。
これはまあなかなか見事で、
今回行ったときは今までで
最高に人の多い時でした。
この時に向うに見えているのが
潮岬と紀伊大島です。
ああ、この辺も義父が釣りに行った
と聞いたことがあると言ってましたが、
今回はもうおしまいです。
海を尋ねてのdoironの旅も
いよいよ大詰めの状態です。
三重県の海、南紀の海ありがとう。
とってもいい旅でした。
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