人間にとって腰痛は、
その生物学上の進化を踏まえて考えると、
なかなか避けがたい病気なのである。
doironもこれまで二回大きな腰痛をした。
一回目は高校のころで、
家で薪割をしていた時に起こした
腰椎分離だ。
キャンプごっこじゃないですよ。
お風呂を薪で沸かしていたのです。
その時はしゃがみこんだら
もう立てないくらいの状態でしたが、
若い時は回復が早い。
もう1か月で、体育の授業で
走り高跳びをしており、
その時に飛んだのが自己ベストでした。
余りそんな機会もないしね。
とりあえずは身長を超えていました。
そして二回目は、社会人になって、
マラソンを一生懸命始めた時で、
もう片側の腰椎分離と
すべり症の併発でした。
仕事で歩くのにも支障がでるほど痛かったなあ。
でもこんな時にたらたら
やってられないなあと思って、
腰痛でもできるスポーツはないかと考え、
取り組んだのが自転車でした。
自分の体形に合わせて自転車を注文し、
通勤や夕方の公園で乗り回したりしたのが、
のちのトライアスロンにつながっています。
そんな風に腰痛は人間には
よく遭遇する病気です。
しかし今は、一気に運動量も減ったので
腰痛の危険性はあまりないので、
ああ若い時に乗り越えてきた
甲斐があったのかもしれない
などと思ったりもしているのだ。
ところがである。
人生うまくばかりは行かないものだ。
いいこともあれば悪いこともある。
実は最近ミセスに腰痛がよく出ているのだ。
腰が痛いなあとか言ってるので、
そんな時は火事の一部分を
doironがしている。
食事の片づけや、洗濯物の干しもの、
お風呂の準備かたづけ、
メモ見て買い物くらいなんですがね。
まあ時間は取られるが
あまり苦というわけではない。
こんな時にできるとことを
しておかないとなあと、
日ごろの反省を込めて
取り組んでいる。
そして最近、ミセス曰く
「生涯最大の腰痛が始まった」
と言ってきました。
もう横になったまま動けない。
まあいわゆる「ぎっくり腰状態」である。
これで一気にdoironの家事手伝いが
深く進化しました。
もう食事の用意も、洗濯も
すべてdoironがやる。
そんな状態が二日続きました。
「むむ、もしかしたらミセスの介護が始まるのか」
と思ったほどだ。
シップもあまりはると皮膚があれて
いやだというし、ばあちゃんが使っていた
腰痛器具を引っ張り出すように言われて、
それをセットしたりもした。
もちろんコルセットも親のものが
あったりもするのでまいたりもしている。
また接骨医も行くかと言ったのだが、
行っても同じくやっぱり日にち薬やから
いいと拒否してくる。
で、三日目くらいになって、
ようやく体が動かせるようになってきたのだ。
「だいぶましになってきた」
というので、ああこれでまだ
介護ではないだろうとひと安心である。
とはいえ油断してはいけない。
今回の腰痛に発生原因があるなら
突き止めておかなくてはなりません。
果たして、doiron家を騒がせ、
介護に向かわせようとした原因は
何だったのかその辺のところ
明日に少し続きます。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます