Hello from the BoreBore Isrand.

ひびのあれこれ

ヒューゴの不思議な発明

2012-06-16 10:35:22 | 映画
観に行かざるを得ない状況を作ってしまえば面倒でも観に行くんじゃない?
と思って前売りを先に買っておくという試みをしてみたのですが
結果、前売りがあるという事に安心しきっていて
気付いたら都内で3D上映している映画館がなくなってしまっていた。
そんな訳で川崎はラゾーナのシネコンまで行って観るハメに…。
やはり、さきもの買いはせずに観に行く時に買う方がよさそうね。

そんな低いテンションで観た映画でしたが、遊び心と映画愛に溢れた素敵な作品で
遠出をしてまで観に行って良かったです。

ストーリー自体は、孤独なヒューゴ少年が紆余曲折を経て幸せになるという
ありふれたサクセスストーリーなのですが
このヒューゴ少年と関わりを持つ、パパジョルジュが実在の映画監督ジョルジュ・メリエスで随所に映画にまつわる事が出てくるのが興味深かったです。

スコセッシの作品を観るのは初めてだし
メリエスについてもQueenのRadioGAGAのPVに映像使われてた人位の認識なのですが
リスペクトを込めて作った作品というのは伝わってきました。

あとイザベルの子かわいいなーと思ったらクロエ・モレッツだったのね。

人生はビギナーズ

2012-03-06 00:17:12 | 映画
2月の終わりに駆け込みで観てきました。

全然知らなかったけど、主人公の父親役を演じたクリストファー・ブラマーが
アカデミー助演男優賞にノミネートされていたんですね。
先日見事受賞となったようです。おめでとうございます。
ついでにもっと驚いたのは、この人が、幼いころ母にみせてもらった
サウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐だった事!
すごい良い声でエーデルワイスを歌っていたのが記憶に焼きついています。

と、話がそれました。
マイク・ミルズが新しい作品を撮っているというのだけ覚えていて
公開を楽しみにしていたので、前情報は一切知らずにいようと思ったのですが
上映館を調べる際にやむをえずサイトを観る事に。
そして、真っ先に飛び込んできたのが

「私はゲイだ」

(゜д゜)!?

え?これは一体どういう作品なんだ!?
ちょっとわかんなくなってきちゃったよ?と思いながら観に行った作品は
喪失と再生がテーマの心温まるお話でした。

いくつになっても自分が本当にやりたい事をやれば良いんだよ
って後押しされた気がしました。

オリヴァーとアナの飾らない雰囲気の二人も凄く素敵でした。
ユアン・マクレガーはああいう繊細な役がホント似合うなー。

あとはもう一人の主役と言っても良い感じの
ジャック・ラッセル・テリアのアーサーがホントかわいかった。
犬フェチな人にも観ていただきたいデス。

前述のアカデミー賞受賞によりもうちょっと上映期間が延長になるんじゃないかな。

永遠の僕たち

2012-02-24 11:47:52 | 映画
観たのは去年の話になるのですが、良い作品だったので書き残し。

余命いくばくもない恋人と残された時間をいかに大切に過ごしていくか、というお話。

ちょっと前にネットで話題になったゲーセンで出会った不思議な子というスレの話と
すごく似ていると思うのであの話が好きな方にぜひオススメしたいです。
公開時期がもっと遅ければ、邦題は葬式会場で出会った不思議な子になったんじゃ…
というくらい似ています。

この作品の事を知ったのがちょうど永遠の0を読んでいた時期だったので
特攻兵の幽霊が登場するという点にも興味をそそられたのですが(ちなみに特攻兵役は加瀬亮)
戦争の話題についてはほぼ全く映画に絡んで来ないので別に特攻兵である必要性はあんまりなかったかも。
愛する人に自分の想いを伝えられないまま死んでいった人という点で起用した設定なのかな。

あらすじで既に悲しい結末を迎える事が示唆されているのだけど、ガス・ヴァンサントの淡々とした作風があまり湿っぽさを感じさせない作りになっていて良かったです。

主人公は交通事故で臨死体験する事で、現実に疎外感を感じる様になった(あと幽霊が見えるようになった)という設定があるので、単純に愛する人を失う悲しみだけじゃなくて
死と隣り合わせに生きている恋人の気持ちを理解しているつもりでいたけど
完全には理解してあげられない寂しさみたいなのも描きたかったのかな、と最近思います。

限りある人生、失敗しても良いから悔いなく生きたいな。
そして好きになった誰かを全力で愛する事は素敵だなと思いました。

エンディングノート

2012-02-11 20:17:06 | 映画
すっかり放置してしまいました。
正月は明けて世の中もはやバレンタインですけど、一応、明けましておめでとうございます。

今年は毎月1本は映画館で映画観ようと思いましたのでまずは1本目。
といいながら、もう2月なんよね。

はてさて、去年からずっと死生観について考えておりまして、そういうテーマの作品を観たり読んだりしております。
キッカケは地震だったり、おじいちゃんが100才を迎えたり、という身近な事から。
あとは私も歳をとったなーとかね。
そんな時にこの映画の事を知りました。

末期ガンで死んでゆく父親の経過を収めたドキュメンタリー。
ホントどこにでも居る家族の姿がそこにはありました。

両親が同じ状況に陥った時、自分には何ができるだろう?
あるいは、自分が死を宣告された時、こんな風に家族の事を考えてあげられるのかな?
と色んな事を考えさせられる映画でした。
末期ガンと言うと重くしめっぽくなりがちだけど、淡々とした語り口と砂田さんの人柄なのか、段取りの素晴らしさなのか、観終わったあとは不思議と清々しく、前向きな気持ちになる映画でした。

家族を連れてもう一回観に行きたいな。
みんな同じ事を思うのか、家族連れで観に来て居る人が多かったな。

初体験!ゲキ×シネ

2010-10-30 23:27:11 | 映画
滑り込みでゲキ×シネ蛮幽鬼観てきました。

予告編観てこりゃあ観たいと思いつつも、なかなか行けず。
今日も天気みてこりゃダメかと思ったものの
用事で新宿に出ることになったので、ついでに観に行きました。

ゲキ×シネってNHKで良くやる演劇の放映みたいなのだとしんどいかなあと思ったけど
ジャンルとして確立しようとしているだけあって、カメラワークが凄い考えられていて
飽きさせない作りになっていました。
特撮の映画っぽい感じで、且つ、舞台の持つライブの楽しさもありで
3時間はあっという間でした。

岩窟王がモチーフになってるとの事だったので重い話と思いきや
随所にコミカルな演出があって楽しかった。

堺さんの役どころもハマリ役で良かったなあ。
笑いながら人を殺してるのがホント楽しそうであった。

2500円と通常よりちょっとだけチケット高いのだけど納得の内容なので
また気になる演目があれば観に行きたいな。