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ひびのあれこれ

里見八犬伝の感想(ネタバレ)

2006-01-05 12:50:30 | Weblog
楽しみにしていたのだけど小説版(ドラマの原作本)の出来が割と良かった分ちっと期待しすぎだったカモ。
録画する気まんまんだったのだけど前編観た時点で録画は新選組に回しました。

悪くは無かったけど…良い所と悪い所の差が激しくて勿体無い感じ。

まずは良かった所から。

衣装は本当に素晴らしかった。
そのものだけでも良かったけどやはり人が着てこそ本領発揮だよね。

キャストはごく一部を除いて本当にハマリ役揃いで良かった。

山田優は良いね。台詞がそんなに無かったので演技上手いかどうかは ? だけど自然な演技で良かった。
小文吾じゃないけどお嫁さんにしたいス。

馬加大記がキモくてサイコーですた。うぇっwwwとか言ってるのが良い。

船虫の設定は良かった。記憶が正しければ原作だとただの悪女だった様な気がしたので。
道節とのロマンスの見せ方も小説版(ドラマの原作本)よりドラマティックで説得力がありました。

で、以下は不満。見たくない人はスルーでよろしく。
















いかんせんアクションがショボすぎる。
ナレーションがジョン・カビラなのも手伝ってなんだか安っぽい特撮番組の様であった。
前半の殺陣は良かったんだけど後半おざなりすぎ。
つうか道節と親兵衛がいたら他の犬士要らないんじゃあ…。ステキツープラトン。あれは笑う所なんですか?テラヒドス。

特撮みたいと言えば玉梓のアジトがもはや戦隊物の悪役のそれでしかなかった。
あれも笑う所なんだろうか。

押尾様が現八なのは好きな人にはあいすみませんがかなり無かった事にして欲しい。
壮助救出大作戦の辺りからもう現八としては見れなくなった。
あんな鈍足タイプの人現八じゃネエヨ!ヽ(`A´)ノ

序盤端折りすぎ。
あれではなんで玉梓が死刑にされなければならないのか、そして化けて出なければならんのかの理由が弱すぎな気がする。
親兵衛がなんで敵討ちしに行ったのかも判らなくなると思う。
まあ敵討ちとかいう時点で本当はかなり間違えすぎだけど。

最も幻滅したのは八房が居ない事と浜路の扱い。
動物愛護団体からクレーム来るから出さないのかと思ったが化け猫出すんなら八房も出せなくなかったんじゃあないのか。
あれでは何で犬士なのかワカランよ。

浜路については(゜A゜)ポカーンて感じですた。
まあ後々になって浜路姫って出てくるし確かに信乃の嫁になるんだけどさあ…。
いくらなんでも里見の2の姫ってのは無理ありすぎでしょ。
産着に名前が書いてあるとかって笑い死ぬかとオモタ。アホかー。


とまあ文句言いまくりましたけどそれなりに楽しませて頂きました。
春頃DVDが出るみたいなんで見逃した方は見てみてくだされ。