Don's Wild Flower Garden

雑草と云う名の草はないといわれますが、「いわゆる雑草」とそれをとりまく自然を中心に追いかけます。

亀と遊んだ話

2018年06月09日 | Postscript

昨日、波一つない池で睡蓮を撮っていたら、なにやら水面が揺れる。これは怪魚か怪獣かと目を凝らしてみると、亀が頭を出して、こちらを見ている。

目と目が合ったので、「こいこい」と手招きしたら、泳いで岸辺までやってきた。

足を岸にかけ上陸しようと、こちらを伺っている。何もしないから上がって来いと犬にお手を促すように手のひらを上に向け振ってやると、よたよたと亀のフルスピードで上がってきた。

この池には亀が住んでいて、晴れた日には池に浮かんでいる木の上で何匹も並んで日向ぼっこをしている。が、人が近づくと、逃げていってしまう。でも、この亀は人に慣れているのか、まだ子供で好奇心が強いのか、明らかに興味を持っているようだ。

 

一枚しかとらなかった写真がこれです。なんだかよく分かりませんね。甲羅の大きさが20センチくらいだったと思います。首を思い切り出すと10センチくらい。

三脚が珍しいのか、三脚に登ろうとしたりします。

手を近づけると、池のほうに逃げようとしますが、追いかけてこないと分かると、また近づいてきます。

だんだん慣れて、靴に手をかけるくらいになりました。

何かなかったかとリュックからクッキーを出そうと思って立ち上がるとビックリしたのか池に戻ってしまいました。池の中からこっちを見ているので、クッキーを小さく砕いて投げてやると食べました。

人間のお菓子は動物にあまりよくないと聞きますので、ほんの一寸だけ。また、食べなかった場合、水を汚すのもイヤだったし。ところが少し時間がかかりましたが食べました。

私が他の睡蓮を撮るために三脚を持って5mほど移動すると、よたよたとついて来ます。途中に倒木があり越えるのに苦労してましたが、一旦池に入って泳いでやってきました。

その努力への褒美として、クッキーをひとかけら今度は手渡しすると、くわえて水に浸けて食べます。

水に浸けると柔らかくなることを学習したようです。

その後私が写真を撮っている間、足下で遊んでいましたが、踏んづけてしまわないかと気を使いました。

人間には凶暴な種類もいるので、あまり人間になれるのもどうかなと思いながら、これから猪高緑地にきたときにはここへ顔を出して、挨拶してから写真を撮ろうと思いました。

そのうち、竜宮城につれていってくれるかもしらん、、、、

 


猪高緑地の睡蓮

2018年06月09日 | Flower Garden

先日、睡蓮をアップしたときに猪高緑地にも睡蓮があるが、「白がほとんどで池が大きく撮りにくいので敬遠している」と書きましたが、昨日行って見ると、花が増えていてこれは少し撮っておこうと云う気になりました。(敬遠もまったく投げないのは面白くない。何が起こるかわからないのだし、、、、)

 

この池の周りには雑草が少ないので助かりますが、池の周りは湿っていて、うっかり膝をつくと大変なことになります。

比較的岸から近いところに咲いていた睡蓮。

 

池の中にもほとんどヨシだかアシが生えていないので、どのように写すか自由に考えられます。

ピンクの睡蓮も混じってます。

池が大きいのであちこちでとることができます。今回は東側の岸で私自身は日陰に入るところで撮りました。

思ったとおり、暗い部分をバックにしてとることができました。

今が一番よい時期なのかもしれません。並んで咲いているところを。

並んで咲いている中にピンクがひとつ混じっている、、、、なんてのがないか探してみましたが、見当たりません。ピンクと白は何で決まるのでしょう?同じ根からは同じ色とか、、、

 

水に映ったピンクの睡蓮。

ほとんど風もなく静かな水面ですが、睡蓮がゆらゆら揺れてます。池の上は風があるのかと思ったらどうやら亀が泳いでいるようです。

この後、亀と遊びました。そのことはまた別の記事で書きます。

 

撮影 6月8日 猪高緑地