オフコースの昔の曲ではありません。(それは『眠れぬ夜』.. いい曲です)
私が時々眠れないんです。眠りが足りないと次の日 辛い。
そこで薬を飲んでいる、という話を今日はします。
私の行動範囲では今、木に咲いてる花はサザンカしか見えません
今日は写真も結構あるから、さっさと書かないと夜半過ぎまでかかるな.. すると睡眠時間が足りなくなる.. 急ごう(独り言)。
たまに寝つきが悪い時があります。それから、寝つきが良くても途中で覚めてしまうことがあります。前者を入眠障害、後者を中途覚醒と呼びます。
私の場合、普通は眠れるので『不眠症』ではありません。時々、睡眠に障害が起きる程度です。
逆光です。サザンカ4つ続けた。しつこいなあ。
眠れずに何時間も布団にくるまってるのは、それ自体苦痛ですよね。翌日が危ない、と思うといっそう眠れないし。雑念ぐるぐるの果てにちょっとウトウトしただけの、そんな夜が開けた朝、鏡を見ると白髪が何本か出来てたりします。.. でもこういう白髪はすぐ治るんですよ。(この話もちょっと面白いのですが省きます)
眠気を催す食べ物はないと思います。いや、ないと断言します。それから寝酒は・・そもそも飲む気がない。
南天の葉っぱをこんなふうに写してみました。
漢方薬は、経験上 即効性のあるものが有ります。漢方は長く飲まないと効かない、というのは俗説です。ただ不眠症によく用いられる『柴胡加竜骨牡蠣湯』や『柴胡桂枝乾姜湯』、『半夏厚朴湯』などは、やはりスッと寝させるキレはありません。(すべて飲んだことがある)
で、寝つきが悪い、途中で覚める、が頻回に起こるようになった時、西洋薬を求めました。
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抗不安薬を医院で処方して貰いました。今も言うのかどうか知らないけど「精神安定剤」ってやつです。
睡眠薬を飲むほどでもないと思ったからです。
かなり年配の方には睡眠薬=自殺の印象があるかも知れません。でも睡眠薬で自殺出来たのはもう遥か昔、バルビツール酸系の睡眠薬が処方されていた時代です。バルビツール酸系の薬は「効果の出る量」と「致死量」のあいだが狭い.... ということは、少し多く飲むと死ねたのです(自殺志願の人には都合が良い)。
今、睡眠障害にバルビツール酸系睡眠薬が処方されることはありません。ベンゾジアゼピン系に取って代わられました。もう50年以上前のことです。精神安定剤(抗不安薬)も同じ、ベンゾジアゼピン系の薬です。この錠剤をコップ一杯分飲んでも死ねません(あまり体には良くないので自分で実験するのはやめときましょう)。
真冬みたいな寒い日にイソトマが何輪か咲いていました。返り咲きじゃなく粘ってるんですよ。
そういうことで、たまに医者に行って抗不安薬を処方して貰うようになりました。精神科でなくても、内科でも外科でも、心療内科でも整形外科でも、医者であれば処方してくれます。ただ、薬剤師がおらず調剤室もないドラッグストアや、「薬店」では、処方箋を持って行っても買えません。「薬局」でないとダメです。
朝鮮朝顔、初めて見ました。もしかしたらアメリカ朝鮮朝顔かも知れないけど、あまり変わりがないので朝鮮朝顔としておきます。
トランペットがうつ向いたような木立朝鮮朝顔はよく見るのですが、これは初めてだな。こんな有毒植物が規制されずに園芸用に売られていることに驚きます。別名キチガイナスビ(厚生労働省ホームページに書いてあります)、マンダラゲ。
この花を今日撮れたので、これだけでブログ作れたのになぁ... 長々とどうでもいいことを書いてしまいました。
華岡青洲によって、(記録に残る限り)世界初の全身麻酔手術が行われた、その麻酔薬の主成分が朝鮮朝顔です。
毒性植物も他の植物との絶妙な調合があれば、薬になる。あるいは、その量によっても。
果実。全草有毒だから、これをあれやこれやと加工して服用したら幻覚見るのかな。吐いたり下したり痺れたりもするんでしょ。ベンゾジアゼピンどころじゃないんだよなあ。厚労省さん環境省さん、規制お願いします。
私の睡眠の悩みは薬を頓服的に服用することで、ほぼ解消しました。どうしても眠ることが出来ない時に飲んでいます。でもほんとは、そんなものに頼らなくても快眠出来るのが一番なんですけどね。
最後は今季初めての投稿、日本水仙で終わります。