ロマン派🥀 今日を生きられない

現実と非現実を行き来する憂鬱な日記

なんじゃこりゃあぁぁの木 〜 ヒトツバタゴ

2019-05-09 | みんなの花図鑑

ヒトツバタゴに花が咲いていたので撮りました。

「なんじゃもんじゃ」「ナンジャモンジャ」.. の木。
うん? 「なんじゃもんじゃの木」と書くんですか? それとも「ナンジャモンジャノキ」?  どう表記していいのかも何じゃもんじゃで分かりません。






その地方で何かよくわからない、得体の知れない大きな木を「なんじゃもんじゃ」と呼ぶ、、だから特定の種を指すものではない、などと説明されます。う〜ん、そう言われても何じゃって思いますけどね。
青森でも鹿児島でも「なんじゃもんじゃ」なんですか。 地方によって言葉遣いが変わるものでしょ。




前回のブログで写真を撮って来た公園にもありました。名札は『ヒトツバタゴ なんじゃもんじゃ』となっていました。今回載せている木は丸亀市の郊外、南のほう、神社の参道に立つ2本の「ヒトツバタゴ」です。





   




今は「なんじゃもんじゃ」の木と言えばヒトツバタゴのこと、と定着している気がします。

  


ヒトツバタゴは高木です。最大30m にもなる、と「みんなの趣味の園芸」に書いてありましたが、30メートルって..... そんなのが立って花を咲かせていたら、確かに「なんじゃもんじゃ」です。花姿も変といえば変ですし..。
今載せている写真の木は2m半ほどの背丈でした。


この木の自生地がまた変なんです。
「ヤサシイエンゲイ」からコピペします、、
〜 日本でも限られた地域 - 木曽川流域(愛知・岐阜)と対馬 - に自生する落葉性の高木で、分布が飛び地のように隔離している変わった樹木です 〜
それ、離れすぎてます!!  でも事実のようです。




参道と言っても両側は麦畑です。道の右と左に一本ずつ立っています。



   


さてヒトツバタゴは絶滅危惧種です。
環境省レッドリストのカテゴリー、 その中の「 絶滅危惧II類 (VU) 」だそうです。
4つに分類される絶滅危惧種のうち上から4番目、「絶滅の危険が増大している種」とされます。(一番危険性の高い種は『絶滅の危機に瀕している種』という表現になります)




ちょっと指が入ったけど.. 花芯の赤い色がポイントだと思って撮りました。


ところどころで植栽されてるとはいえ、自生種を絶滅させてはいけませんよね。
絶滅危惧種に指定されるような状況で、なんじゃもんじゃがなんじゃこりゃあと叫ぶ事態は避けたいものです。








花が「ヒトツバタゴ」(なんじゃもんじゃ)ばかりになりました。ほんとはもう数種類の花を載せたかったのですが、用意がありませんでした。。
撮影は5月6日です。散るのが早い花なので、投稿を急ぎました。