すごく優しくて、面白いお話し。
私も行きたい、うずまき案内所。人生にはぐれているので。
お話は現在から6年ずつ過去に遡っていく、短篇集。登場人物がちょいちょいかぶるので、それを見つけるのも楽しい。
だから
最後に年表が付いてたのが、がっかり。自分で読み返して、むしろ自分で年表作りたいくらいだったので。その楽しみ、奪ってくれるなよ〜
読み終えた後、今度は年代順に読んでみる。最初遡りながら読んだので、なんだか混乱することはあったけど😆。
でも、最終的に思ったよ。遡る必要あるかな?年代順の方が、過去の重みを知った上での今の登場人物の行動の意味が分かるから、物語として深みを感じるような気がする。
テーマが渦巻きで、遡る(そもそもを知る)もテーマっぽかったから、構成も遡らせたかったんだろうねー。
うん。でも、楽しいお話だったので、この作者さんの他の作品も読んでみたくなりました。