林檎日記

日々の事、考えた事など
無責任に書いてます

『スタート!』

2022-06-30 16:19:00 | 
『連続殺人鬼 カエル男』
の著者の本。

カエル男がこのミス大賞最終選考に残った時(その時は『災厄の季節』という題だった)、一緒に選考に残って大賞を取った『さよならドビュッシー』を読みたかったのだが、無かったので、その音楽のシリーズでは無いっぽいものを借りてきた。

ら、
この本、『災厄の季節』の映画化を題材にしたミステリーだった。

ミステリーだけど、もはや映画小説。映画に携わる人たちの物語。事件なんて起こらなくても、映画が完成するまでの紆余曲折だけで充分に読み応えがある。
むしろ、無事に映画が完成して欲しかった為、「事件なんで起こらないでくれ〜」と思ったほど。
でも、事件は起きる〜。事件とその謎解き(?)はさほどでもなかったんだけど、最後に黒幕的な人の存在がでてきて、背筋が寒くなるような読後感を残すのは、前作と同じだな。

この作家さん、うまいね。うまいんだな。前作は警察の話、今回は映画製作の話、さらに、音楽にまつわる話も書けてるなんてね。

さよならドビュッシー、図書館にあるといーなー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アルファベットの傷口』

2022-06-27 20:31:00 | 



なるほど〜。これがノーベル文学賞候補と言われる人の作品か〜。
『献灯使』に続いて2冊目です。

こちら、わけ分からぬまま始まり、終わります。
いや、読んでると、なんとなくちょっとずつ分かってくることもある。
しかし、この混沌とした物語、文章(途中で翻訳中の文章?がちょいちょい挟まれるんだけど、単語の羅列で、その部分は文章自体が混沌としている)が、しかしながら、

止められない。わけ分からぬが、続きを読みたい。とめどなく読める。

のが、

なるほど〜、これがノーベル文学賞云々と、思わせた。

その、わけ分からぬが、ちょっとずつ何かが分かる感じとかも。

なるほど〜。

だからねー、読後感としては、
おもしろかった
です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『慈雨』

2022-06-25 13:19:00 | 



FBグループで紹介されてた本。
殺人事件を追う話なので、ミステリーには違いないけど、人間模様かなぁ。どう仕事を終えるか、とか、そんな話かな?
しみじみ沁みるようなお話でしたよ。

半落ちとちょっとかぶった印象があります。
あちらは50才付近の話
こちらは60才付近の話。
私は45才。少し先の話だけど、なるほどと、心の準備になったかもしれない。

さて、本を手に取って、チラッと著者紹介をみて「お?!」岩手出身じゃん!!このミス大賞を取ってんじゃん!なんで私知らなかったのかー?恥ずかしー。でも、その頃岩手に住んでないから仕方ないか?
岩手、作家さん揃ってるなー。すげーなー。

で、解説を読む。解説も良かった。「雨」の解説や「色」の解説。なんとなく感じながら読んでるけど言葉になってなかった(そもそも感じてた事に気付いてもいなかった)部分をピタリと言い当ててくれる感じ。
そして、



まさに、心構えになる一節。
すでに失い始めているけれども。
この解説、書いたのが「書店員」。一介の書店員が解説を書くなんて事があるかねー?って思って調べたら、盛岡駅ビルフェザンのさわや書店の、当時店員さんだった(今は退職されたらしい)。あぁ!あの熱い本屋さんね!どうやら全国的に注目を集めてる本屋さんらしいよ。それも知らなかったなー。そして、ふと生年が目に入ったよ。1977年生まれ!なんと!いっこ年下ではないか!
いっこ下でありながら、こんな人生における心構えを書けるとはどういう事かね?

なんだー。岩手にはすごい人がいっぱいいるんだなー。

とおもった本。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『半落ち』

2022-06-24 20:36:00 | 



読みたいと思いながら読んでなかったから、そろそろ読もう。と思って借りてきた。

ページをめくって気づいた。

コレ、読んだことあるな。

ハハハ!

でも、内容(半落ちの理由)を思い出せないので

ハハハ!

読み直した。かなり後半でやっと思い出したよね〜。

ところで、映画のCMのインパクトが強くて、
映画は見てないんだけど
主役?の殺人犯、梶は寺尾聰のイメージで読んだ。
他の人は役者がわからないから、イメージフリー。

でもね、この本ね、主役が変わるんだよ。何人くらいだろ。7人くらいいるんじゃないかな。章が変わるたびに主役が変わって、同じ人が主役にならない。しかも、梶は一度も主役にならない。

この小説は梶の物語ではなくて、周りの人たちの物語なんだよね。って思うんだよね。

さて、これを、映画ではどう表現したんだろ?

と、いうのは気になるところ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

指痛

2022-06-24 20:18:00 | 診察記録
1ヶ月くらい前から、右手の人差し指が痛いので整形外科を受診。
レントゲン撮って、なんでもないって。

前にスマホの反応が悪くなった時に、力を入れて何度もタッチしたのが原因かもと思って、タッチペンを買ってきたけど、反応させるのに力が必要。
人差し指にはいいかもしれないけど、右手の手首と、スマホを支える左手の手首に影響がありそうだ。

もっと反応のいいタッチペンがあったりするのかな?これは100均のだからね〜。100均にももう一種あったしな。柄の太い方を選んだんだけど、はずしたかなー?

とりあえず、できる範囲で安静です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする