2回見たんですよ。
1回目、ちょっと寝ちゃって、そしたらなのか何なのか、なかなか謎の多い舞台で
でも、疑問点がはっきりしたから、2回目みれば分かるかもしれない。
って思ってたんだけど、さっぱりわからなかった。それで、友人と、ストーリーに筋が通るように、色々な可能性を話してみたんだけど、分からなくて。パンフ読んでも分からなくて。
誰が死んでるのか?いつ死んだのか?誰が犯人なのか?とか。
「そう思っているだけで、本当はいたのかもしれない」とか「死んでるのか?」とか。
ナゾ ナゾ。
そして、そういう舞台なんだな、と思う事にした。
「あれは違うのかもしれない。私がこう認識してみていたのは違うのかもしれない」と思わせる為の舞台なんだね。それでいいんでないのかな?
だから、舞台の台詞もそのまま受け止める。
「そう思っているだけで、本当はいたのかもしれない」は、発話者がそう思っている、という事だ。事実は「いなかった」(という事になってる)。でも、その認識、合ってますか?という問いかけを、舞台上の相手にも、客席にも問いかけているんではなかろうか。
「死んでいるのか?」死んでいないはず。でも、それって本当ですか?そうじゃないかもしれない。
あの舞台上にいる人たちが、自分の認識に疑いを持ち始めている。という、舞台なのかもしれない。
この、もやっとした疑問の答えは用意されていないんじゃないだろうか。
そういう世界を生きている人たちの話で、それは私たちにも共通していえる事なんじゃないだろうか。
それを体験できたから、正解なんじゃないだろうか。
私はこう思ってみてたんだけど、違うのかな??っていうね。
思い出深いのは、2回目の冒頭で、保険屋さんの役の方が台詞を間違えたことね。リンちゃんの事、「恋人」を間違えて「妹」って言っちゃって、ごう君もそのまま進めるから、その後の保険屋さんが取り返すのに大変になっちゃって。リンちゃんの肩書きが覚えられないくらい多くなっちゃってた😁大変だったね〜