林檎日記

日々の事、考えた事など
無責任に書いてます

『熱帯』森見登美彦

2020-09-28 23:19:00 | 
これもおもしろかったー。

モリミン、すばらしーわー。

最初、あれ?エッセイですか?という始まりだったのが
物語らしくなって、
不思議世界へ。

千一夜物語がモチーフ?になってて、
千一夜物語の説明もされてるんだけど、
こちらの物語もその通りの構成。

めくるめく展開。話し手が次々と変わって、どんどん新しいお話になる。

このお話はどうやって終わらせるんだろう。あとこの厚さしか無いのに納得のいく終わらせ方できんの?

って思ってたら、納得のいく終わり方だったー。

そこに感動。
へぇー、ほぉー、そう終わるかー。
っていう。

モリミン、大好きだなぁ。

ムーミン読んだばかりだったし、海底2万里も読んだとこだったから、ちょうどよかったよ。

千一夜物語も読んでみなくては。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュースに興味を失う

2020-09-21 22:57:00 | 新型コロナウイルス関連
菅総理が誕生して、もう、政治のニュースに興味が無くなっちゃった。
なんかね、見る気しない。


コロナのニュースも、こちらはもっと以前から興味が薄れていてですね。

停滞してるからかな?
東京が今日何人とか、もう、関係ないねー。
コロナに関しては、県内のニュースばかり気にしている。
どうせ(仕事柄)他県に遊びに行けないから、他県の状況も、GO TOがどうとかも関係ないし。今、もう、東京も含まれてんのかな??この4連休くらいか、含んだのかな?4連休ってのにも昨日気づいたしねー。

岩手は9月4日以来、感染確認無いし、今入院してる人もいないし、わたしはだいぶ気が緩んでいる。
このまま、この近辺では感染者が出ないまま、流行が終わるんじゃ無いかと思っている。

だいぶゆるんでんなー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中学校名

2020-09-20 20:21:00 | 日記
母校の中学校が、となりの中学校と統合する事に決まったのは、だいぶ前の話なんだけどね。両校とも閉校にして、新しい中学校にするということで、校名を決めなくちゃならん。

大船渡中と末崎中の統合で、
案にでてたのが、「大船渡」「大船渡南」「大船渡みなと」で、
去年の12月に推進協議会で話し合った結果『おおふなと』に決まったそうなんですよ。

ところがどっこい、候補案から選ばないとは何事じゃ、と、反対運動が起こりまして

(私も署名を求められたんだけど、まあ、確かに選び方はおかしいんだけれども、別にどうでもいいじゃん、と思って署名はしなかったのだ)

なんと、校名は白紙に戻し、さらに、令和3年4月の統合を見送ることにしたという発表が6月頃に。

そして、今日の新聞に新しい校名候補が出ていた。「大船渡」「大船渡翔洋」「大和」。なんでもいいじゃんと思ってたけど、今回のはちょっと…。翔洋なんて私立っぽくて分かりにくいし、「大和」とはどこ由来なのか?ここは奈良県では無い。

分かりやすいのでお願いします。「大船渡」では、末崎の人に不満が残るのであれば、南でもみなとでも、おおふなとでも、と良し!と、私は思ったんだけどなー。

こうなったら「大船渡」しか無いではないか。

なんというか、このゴタゴタは子どもたちに悪い影響を与えていないだろうか?ここに来て開校の時期をズラすって、子ども達にとって、大きいと思うんだけど。

私もその地域の大人だけど。なにやってんだろーなー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相次ぐ退所

2020-09-20 19:51:00 | ジャニーズあれこれ
少年隊の錦織さんと植草さんが年内で退所なんだそうだ。

なんかもう…なんでしょう…がっかり。かなぁ。
長瀬くんもね、年内で退所なの。
そのニュースが出た頃は、ぷりおの体調不良があった頃で、それどころでは無い感じもあったんだけどさ。

長瀬くんの時は、やはり一番に光一くんの事を考えて、どう思っているかなーと。
でも、そう、やっぱりそれどころじゃあなかったから、あまり考えなかったけどね。

事務所の方向性と違うから退所なのかな?
なんなんだろう?

キンキは絶対に辞めないと思ってたけど、ニッキとカッちゃんまで辞めるとなると、もう分からなくなってきた。

今、事務所はどんな感じになっているんだろうか?

東山さんはなんでやめないんだろうか?

もう、ジャニーズ事務所の事は、どうでもいいか?

キンキとV6と、(嵐とエイトと)、斗真くんの事だけ、心配してればいいか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『人間の偏見 動物の言い分』

2020-09-20 16:37:00 | 

動物の本ばかり読んでいる訳では無いのだが…


この本を読んだことで、新しく考えた事がいくつかあるので書き留めよう。


  この本で、一番衝撃を受けたのは、日本人の人口の変遷。動物観の変遷についての前説明みたいに書かれているこの内容が、一番印象に残るとはね!

  縄文時代の日本人は20万人前後。(なんと!1万年以上もそれほど増えることなく続いたとは!)弥生時代で60万人、鎌倉時代に500万人、江戸時代に3000万人、太平洋戦争の頃に8000万人、戦後1億人を超えて今1億2千万人。

  20万人で暮らしていた土地に、今は1億2千万人住んでるのか。そりゃあ、土地が足りないわな。

  なんだ、人口減少っていったって、江戸時代と比べてもまだまだ多いじゃないか。5000万人位まで減ったって、いいんじゃないかねぇ。

  とか考えたんですよ。

  そりゃ、暮らしの豊かさとか、年齢構成とか、人口だけではかれないものがあるんでしょうけどね。かつて1万年以上も20万人程度で暮らしてきたんだから、それでもいいんでしょうねぇ。

  と、その衝撃から、新しい考えが一つ芽生えたのだった。


  「実験で動物を殺す事になった際に、高等な動物ほど罪悪感を感じた」という例を持ち出して、たしかにそうには違いないが、「高等」「下等」と感じているソレは、本当にそうなのか?という問いがあった。

  これはね〜、「高等・下等」ではないと、私は思っているよ。系統樹の見方は、「進化の先っちょの方が高等だ」とは、私は今はそうは思ってなかった。きちんと言語化して考えたことは無かったけど、この本を読んで、それに気づいた。系統樹の見方は、「進化の進み具合、DNA的に近いもの同士が近くになるように並べてある」と、思っていて、なので、DNA的に自分に近い生物であるほど罪悪感が大きい。昆虫に比べて、哺乳類を殺しにくいのは、なんと!DNAの仕業であった。

  私はこれが真実だと思うな〜。


  今、ムーミンの本を読んでいる。その感想はあとでまとめて書きたいと思っているんだけど、こんなステキなおはなしが国民の根幹にあるのならば、北欧の国の福祉レベルが高いのも頷けるなぁ。って思ってたの。

  私がその「いいなぁ」と思った風土が、かつて日本にもありましたよ、って書いてあった。

  農耕をしていた時代。害獣も全て悪と見なさずに、害獣は害獣としながらも、「共にこの風土を生きている」「害獣は害獣なりに、頑張って生きている」としてその存在を認め、連帯感を持っていた。なので、害獣に対しても寛容さがあった。

  現在のように、全滅させようなんて思ってなかった。(今は害獣は身近じゃないから、例に出てたのはゴキブリとか、蚊とか、ダニとか、菌とかね〜)

  あぁ、日本にもあったのかー。もしかして、北欧も、ムーミンの頃にはあっても、今は無くなってるものだったりするのかもしれない。ムーミンが土台にあるから、福祉が発展したってのはまた別の話かも。って、思ったのが一つ。


  「自然を守る」とはいうが、本当にそう?毎年自然災害に苦しめられて一年が過ぎて行くのに?「自然を守る」ってのも、人間が自然を支配できていると思っているから出てくる考えじゃない?少し前まで、日本人は「自然を畏れた」ものですよ。

  みたいな問いかけもあった。

  なるほど〜。そうかも〜。確かに、自然の脅威には太刀打ちできない。そんな人間が「守る」なんておこがましい。

  「畏れる」が正しいのかも。もちろん、今は昔ではないから、自然を畏れて、生贄なんかを捧げる必要は無いんだけれども。自然を畏れずにヒトの好き勝手やった結果が、環境破壊につながって温暖化を引き起こしたり、原発事故を起こしたり、この星を、住みにくい星に変えたわけだ。

  「ヒトは自然を畏れなければならない」これは、新しい考えだった。

  そして、このおそろしい自然の中、一生懸命生きている生物同士、認め合いましょうと、いう、先の考えに結びつく。


  この本を図書館に返した帰り道、こんな田舎でも、視界に入る一面がアスファルトで舗装されていて、視線を上げれば電線があって、山の上まで鉄塔があって、全く人間の世界。農耕時代は、狩猟時代は、ヒトが猿だった時代は、そしてもし、急にここからヒトがいなくなったら、ここにはどんな風景がひろがっていたんだろう、広がるんだろう、と想像しながら帰ってきた。面白かった。


  どこか、文明の進んだ、宇宙の星では、宇宙人が、自然との共生を本当にうまくやっているかも知れない。

  その星の風景は一体どんなだろうか。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする