(友人の家のねこ)
それは、人間を「母ネコ」だと思っているからです。
子ネコは幼いうちはいつも母ネコに舐めてもらって
います。
ですから、人間に撫でられるのと、母ネコに舐めら
れることが、毛皮を通して同じように感じられるの
です。
子ネコにとって、母親は「食物をくれ、体をきれい
にしてくれ、守ってくれる存在」です。
子ネコの時期をとうに過ぎても、人間は自分のペット
にこれを続けるので、この家畜化された動物はけっして
すっかりおとなになりきりません。
彼らは体が大きくなって性的にも成熟しますが、飼主
に対する心は子ネコのままなのです。
このため、ネコたちは年寄りネコでさえ、飼主に母親
的な心遣いを求め続け、代理の母親の手が再び巨大な
舌のように動いて毛皮を撫でさすってくれるのを期待し、
体を押しつけたり慕わしげに見つめたりするのです。
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