ドリームピックのウクレレ日記

ウクレレとヨットの大好きな「お腹の大きなオヤジさま」
dreampicのウクレレ日記。

Nat Shermanの銀のスキットルとPilotの万年筆

2009年10月01日 23時22分38秒 | こだわりの品
      
この万年筆と銀のスキットルは、どっちも22年ほど前のものだ。
万年筆は、家人が私の誕生日に大船の本屋で買ってくれて、いまでも会社で
サインをする時に使っている、PilotのCOSTUM。
いまどき万年筆でサインをするマネージャーは少ない、というか、いない。

ただサインをするだけなら、ボールペンで十分だし便利だろう。しかしながら
男の道具というのは、使うまでのプロセスも大事なものなのだ。指や机上を
汚す危険を冒しながら、瓶からコンバータでインクを吸い上げ、ペン先の
余分なインクをティッシュで拭う。定期的に水洗いをして、詰まりを防ぐ。
サインした後、乾くのを少し待つ。こういうプロセスがいい。

家では、ここに写っているPlotのインク瓶を使っているが、
会社には、数年前に初台で買ったパーカーのインク瓶を置いていて、転勤のたびに
その瓶のインクを持って異動し、補給し続けてきた。
些細なことだが、同じブルーブラックでも、メーカーで色が違うし、
成分も違うという。

22年間には、モンブランやプラチナなど、他の万年筆も当然使ってはみた。
モンブランなどは、やはり名器と思う使いごこちであったが、酔って失くした。
家人の贈り物だからか、このPilotが最終的に残ったというわけだ。
丸みを帯びた、古風でシンプルなデザインが気に入っている。
カートリッジインク仕様だが、9年前にコンバータ仕様に変えている。

そしてその万年筆の下の、銀のスキットルは、22年前、初めてのアメリカ出張の
時に、NY(ニューヨーク)の五番街の、小さなたばこ店で買ったもの。
銀製で柔らかく、ズボンのポケットに入れて座ったため酷く歪んでいる。

銀なので、時間とともに黒ずんでくるが、時々磨いてやると、今でも上品に輝く。
イタリア製であることは、底に書いてあるので最初からわかっていたが、
Nat Sherman という刻印が何を意味するのか、ずっと不明だった。

      

最近になって、ふと思いついてネットで調べてみたら、NYの5番街の有名な
シガーショップに「Nat Sherman」という店があるそうだ。
22年前のあのたばこ屋が、その店だったのかは、今では調べようもない。

しかし、こういうことは言えそうだ。Nat Shermanというシガーショップが
、イタリアから銀のスキットルを輸入し、店の刻印を施して売りに出した。
そのスキットルを、たまたま日本から来ていた私が買って、日本に持って来た。

インターネットというものは本当に便利だ。22年間の迷宮入り事件が解決した。

しかし、残念ながらこのスキットル、内側の塗料が22年の歳月のため、剥がれて
きているところがあり、もはや実用には向かない。なんとか内部の塗装の補修が
出来ないものかと、思っているところだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

剃刀

2009年08月12日 23時55分30秒 | こだわりの品
最近は、若いころから愛用していたブラウンの電気カミソリをやめ、昔ながらの
安全剃刀を使って髭を剃っている。
下のGILLETTEの二枚刃で剃ると、大概、毎朝、顔の肌が切れて血を流す。
従って、メンソレータムとオロナイン軟膏は毎朝の必需品だった。
     

先月家人がコストコで買ってきてくれたのが、このGILLETTEのFusionという
剃刀ですが、デザイン的には上のに比べて、遥かに味気ないSFアニメのような
実に有機的な形なのです。まるで、鉄人28号とエヴァンゲリオンのような差。
しかし、これが、信じがたい優れものでした。


5枚刃という圧倒的な迫力でもありますが、この剃刀で剃ると全く肌が傷みません。
非常に不思議ですが、魔法のように髯だけが剃れていきます。しかも早い!
     

髭の生え方で、逆剃りをしたりするわけですが、それでも全く肌に負担がかかって
いません。本当に不思議です。
髭の濃い人には是非おすすめしたい、髭剃りです。電気カミソリより速くて
深剃りが利いて、肌に負担がない。

これを使い始めてから、一度も顔から血を流していません。かつては毎朝の日課の
ようなものだったのですが…。

いいものを家人が買ってきてくれました。デザインだけは馴染めませんけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M茂さんの退院さよならコンサート後のビール

2009年04月28日 23時39分41秒 | こだわりの品
26日の夕飯には、珍しくビールを飲んだ。
私は普段の日は、結構飲みますが、休みの日は極力肝臓の回復を促すことにして
いるので、本当に珍しいです。
方南町での演奏会が上手く行ったこともあり、家人も飲むと言ったこともあり。


地ビール風の旨さ、「キリン ザ・プレミアム無濾過」

     


プレミアム シルクエビスとキリン一番搾りスタウト(黒ビール)のハーフ&ハーフ。

つまみは、マグロ、タコ、アジ、イカの刺身盛り合わせです。
美味しく頂きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田町の靴屋 ~ 湘南麺処 海鳴

2009年01月30日 23時55分14秒 | こだわりの品
今日の帰りは早めに会社を出て、先ず田町のShoes「789」という靴屋で、
ワインレッド色の靴を買った。今履いてる同じ色の靴は、中敷きがボロボロに
なってしまっていた。
    

何故田町なのかというと、たまたま昨年そこで買った「STANDUKE」という靴が
履いた瞬間に気に入ったから。そしてその時の店主と思しき男性店員の接客態度も
放っても置かれず、かといってしつこくなくて好感持ったから。
森永ビル1階の小さな店です。今日は2割引きでした。
   
この靴、革底ですが滑り止めのゴムも付いてて、ツルツル滑ることもなく、
しかもこの革底はイタリア製だそうで…

今日は、そう言う訳で、店も決めてるし、メーカーも決めてるし、色も決めてた
ので、入店1分で試し履きし、3分でレジの前に立っていた。
なかなかここまで気に入った靴はありませんよ。私の足には合うみたいです。

そして、帰りに品川でコショーそばでもと、若干逡巡したが、結局は横須賀線に
乗り換え、鎌倉まで帰ってきた、ここで重要なのは、「海鳴」が開いてるかどうか。
今日は開いてた、しかも空いてた。
「辛正油」そして「ミニネギチャーシューごはん」

    

ここのラーメン、盛りが多くなった気がする。
前に食べた時はラーメンだけでは到底物足りなかったが、今日のは十分。
ただ、体調が悪かったのか、スープの魚介系の臭いが妙に鼻につく。

「ミニネギチャーシューごはん」は、チャーシューのブロックの端の
切り落としを使ったもので、端だから良く焼けているが、やや焦げ過ぎで
味付けも濃過ぎ。しかも歯の治療中の私には、硬過ぎと三拍子そろった感じ。
やはり体調が良ければ、もっと美味しいはずが、やっと食べた感じ。

こういう日は、シンプルな「正油」「塩」あたりにしておけば良かった。

また、食べますよ。この日は私の体調のせいだと思ってますから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ZIPPOのカイロ

2009年01月17日 23時19分48秒 | こだわりの品
最近手に入れたんです。

中学のころ使っていた「白金カイロ」にそっくりな、ZIPPOのハンドウォーマー。



ZIPPOのオイルを注入して、点火すると最大24時間の発熱を得られる。

レトロな風貌。真ちゅうにクロームメッキでメタルな姿は、オトコ心をくすぐる。
そして使い捨てカイロの発熱量とは、桁違いに温かいという、すぐれた機能性。
付属のフリースの袋に入れなけば、暑くて手では触れないほどだ。
昔のカイロのように、ベンジン臭も全くない。
毎朝、オイルを入れて、点火するという面倒な作業を要求されるのも、楽しい。
万年筆のコンバータにインキを吸い上げるようなことを好む私には、楽しい。

今日みたいに暖かい日には必要なかったけど…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/29 夏みかんのマーマレード

2008年04月29日 23時29分03秒 | こだわりの品
お隣から今年も夏みかんを頂きました。
今年は去年と違い、豊作で枝が折れそうなほどに沢山なっていましたので、
きっと沢山頂けるのだろうなあ、と思っていましたが、本当に沢山頂きました。
      

マーマレードに9個使い、家人が砂糖漬けに何個か取ってもまだこの量です。

マーマレードは皮ごと使いますので、無農薬、ワックスなし、防虫剤なし
のものでなければ、使用できません。

先ずは、皮の汚れを落すように水洗いして、皮をむき、その皮を1ミリ程度に
細切りにしていきます。
皮に含まれるペクチンを出すために、400g程度の1個につき500ccの
水を加えて、3時間以上待ちます。
  
皮だけと分量の水で、ウチの一番の大鍋では無理で、もう一つ使いました。
中身も房から剥いて用意しておきます。

3時間後、そのまま火にかけて30分煮ます。そして夏みかんの60%の重量の
グラニュー糖と剥いておいた中身を加えて、最低2時間煮詰めて行きます。

        
        
約半分の量を目指しますが、時々皿などに少量出して冷し、粘度を確認。
丁度良くなったら火を止め、熱いうちにビンに詰めます。
冷えると、水蒸気が無くなった分気圧が下がり、ふたが凹んで密着します。
こうして、防腐剤としての砂糖の力とビン詰めによる空気のカットで
ジャムは保存食となるのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

革の携帯電話ホルダ 

2007年08月09日 23時00分17秒 | こだわりの品
先月品川駅前のイベントで携帯を落として(すぐに見つかったけど)から、
携帯電話ホルダを探していたが、先週ネットでとてもいいヤツを見つけた。
革工房イイダ商店というお店が作った、タンニンなめし革の木型成型もの。



先週土曜日に注文して、翌日朝には受け取っていた。
本来、こちらから入金してそれを確認後に送って来る筈が、早く届けたいから
ということで、入金を確認せずに送ってきてくれたものです。

納品書と一緒に革のボールペンケースまでオマケで付いて来ました。
そういう心遣いが嬉しいですね。商品を使ってくれる人を大事にしている感じが
とても心地良いです。愛のある仕事です。

残念ながら、在庫は残り少なくて、今後の製作予定もないとのことですので、
数年後にこれが痛んだら、買い替えられないかも知れませんが、とにかく
今回は手に入って良かった!
私の自慢のお気に入りが、また増えました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする