流れるようで流れない、流れないようで流れない、ブルックナーの5番

2012年05月25日 00時00分57秒 | 巻七 ブルックナーが私に語ること
如流而不流、如不流而不流。


ブルックナー:交響曲第5番
ティーレマン&ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック


しばしば逡巡し、しばしば立ち止まる。
全然滑らかじゃない。
それが交響曲第5番。


行きつ戻りつ、
戻りつ行きつ。

もしかしたらおんなじことの繰り返し。

反省もまた形骸なり。
形骸もまた骸骨なり。
死の舞踏がエンドレスで繰り返される大聖堂前広場の如し。

いろんな意味で欲望のままに逝きようかと思う。
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