まあ、多少周回遅れで話題に乗っかるのが恥ずかしいのは承知ですが。
基本的に、ニュースにおいて事象の切り取られた部分だけで断定するのはいけないとは思います。
ステージ上で語られたすべての言葉に基づいて論ずるべきだと。
しかし、さすがに反射的に思わずにはいられなかった。これは。
えーと、
北海道の土地は誰のもの?
永い永い数万年の人類の歴史を紐解けば、先住民のその前にも先住民がいて、そのまた前にも誰かが住んでいて、というスパイラルがそこにはあるのだけれども。
「文明化」後、一定の権力を持ち得た「政権」がその勢力を広げる過程で、先に住んでいた人々を駆逐、もしくは籠絡、もしくは緩やかな侵食。
それはすなわち、まさに侵略的な行為であると思います。
北海道は、日本列島の中枢を支配していた政権により、アイヌ民族から奪われた土地である。
これは揺るぎ無い、かと。
何処から見ても。
なので、今回の長渕剛氏の発言は、報道ベースで見る限り噴飯モノであり、
日の丸が打ち振られる長渕剛のコンサート。
— 高文研 (@koubunken) October 2, 2022
屯田兵礼賛のトンデモ歴史観を披露している。 https://t.co/tHkgJYdIvV
こうした現場の映像を見ればさらに、腹立たしさと情けなさしか感じ得ない。
しかし、我が身を振り返れば、昭和末期に義務教育(と高校教育)を受けた経験上、我が日本の中枢政権による沖縄北海道侵略の歴史など習った記憶がまったく無い。
全て自主的自発的に学び知るしかなかった。
これは、仕方ない風景なんですかね?
打ち振られる日章旗の風景。
涙、涙、、、はあ、