ベルティーニの6番

2011年12月13日 23時21分51秒 | 巻九 マーラーが私に語ること
タワーレコードの店頭で全集が4,000円弱。
ええ時代になったもんですが、それで製作側はやってけんのかね?

Symphonies Nos 1-10
クリエーター情報なし
EMI Classics


とてもとても、恰幅のいい演奏。割腹じゃない。
第1楽章の冒頭からフィナーレまで、
なにか深い井戸を掘り起こすように進みます。
専門的なこたぁ解らないシロートですが、
厚みのある響きってのはこういうことを言うんでしょう。

自分が知ってる限りの6番の中では、
少なくとも四指に挙げられます…ってハンパやな。

敢えて、ほんとに敢えて不満点を言えば、
打楽器が大人しく聴こえること。例のシロフォンとかね。
そのせいか、「狂気成分」はちょっと足りません。

ただし、シンバルの響きはとても素晴らしい。
変にキンキン言ってないし。
この6番に限らず、
ベルティーニの全集、シンバルは聴きどころでございます。

あ、そうそう。
2回目のハンマーに向けた盛り上がりも好き。例のテンシュテットの次くらいに。
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