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ナムザック、法人向け携帯IP電話サービスを12月開始

2005年10月20日 19時28分29秒 | ケータイ
 ナムザック・ジャパンは、パケット通信網を利用した定額IP電話サービス「Arrowfone」を12月から開始すると発表した。専用端末間での音声通話サービスを、法人向けに定額で提供する計画。具体的な料金は調整中だが、端末1台あたり月額5,000円前後での提供を目指しているという。

 Arrowfoneは、携帯電話端末間での音声通話にパケット通信網を利用する“IP電話”サービス。既存の携帯電話端末に独自のアプリケーションを付加することで可能になるという。定額化がすすむ携帯電話向けパケット通信を活用して、通話料金を低廉に抑える狙いだ。

 12月からのサービスでは、ボーダフォンから通信回線の提供を受けるという。ユーザー端末と基地局をつなぐ無線部分についてはボーダフォン側の設備を利用するが、Arrowfoneユーザー間をマッチングさせる交換サーバーや、認証サーバーなどはArrowfone側で独自に構築している。

 通信時にはインターネット網を経由することが可能なため、回線交換用サーバーを増設すれば、050番号が付与されたIP電話や、パソコンにインストールして使うソフトウェア型IP電話との通話も可能だという。固定電話網への接続も2006年初頭には開始される見込み。ただし定額サービスの対象にはならない。

 またIP電話サービスであるため、通信帯域の圧迫が懸念されるが、回線提供元であるボーダフォン側からは「(サービスに)問題はない」という了解を得たという。最終的にはボーダフォンからホールセールを受けるMVNOになることを目指し、交渉中だとナムザック担当者は説明している。

 ユーザーが携行する端末については、ノキア製3G端末「702NK」にSymbian OS上で動作するArrowfoneアプリケーションを追加したカスタマイズ版を独自に供給する計画。そのため、ユーザーが所持するボーダフォン製端末をArrowfoneとして利用する用途は、基本的に考えられていない。

 ナムザックによれば、「Arrowfoneは『携帯電話上でのリッチコンテンツ提供』を目的に開発されたサービス」。Arrowfone端末間での定額通話サービスから開始するが、2006年初頭にはテキストチャット機能を搭載するほか、時期は未定としながらも、オンラインゲームや映像チャットへの応用も検討中だという

 19日に都内で開かれた記者発表会では、開発中の試作機を使った通話デモンストレーションも行なわれている。デモ端末の外見は702NKそのものだが、右ソフトウェアキー押下でArrowfoneメニューが起動するよう手が加えられている。また通常の携帯電話としても利用できるという。

 Arrowfoneメニューの操作感はキビキビとしており、軽快。アドレス帳や発着信履歴の参照が行なえる。デモでは、アドレス帳から発信先を選択することで通話が可能だった。なお担当者によると、相手先の特定には080あるいは090で始まる一般的な携帯電話番号を用いており、Arrowfoneの運用サーバーに登録されているかどうかを問い合わせた上で通信しているという。

 実際に通話した感覚では、多少ながらも音声の遅延は感じられた。また現時点では、Arrowfone利用時の待受時間が7時間前後と非常に短いため、改善の余地があるとしている。

 なお記者発表に先立って挨拶したナムザック・ジャパン代表取締役社長 福元無外氏は、Arrowfoneの開発経緯について「すでにリリースしているパソコン向けの音声通話ソフト『WebArrow』を携帯電話向けに応用できないか、というのがきっかけ」と説明。

 また実行ファイルのサイズが170KB前後である点に言及し、「携帯電話への搭載が噂されるSkypeと比較しても、圧倒的にコンパクトだ」と自社技術の優位性をアピールしていた。

ナムザック、法人向け携帯IP電話サービスを12月開始

 う~ん、なんとなく胡散臭い気もするが、今度こそは本当の携帯IP電話の登場なのだろうか?

【WIN】メール添付のビジネス文書が閲覧できるサービス

2005年10月20日 19時12分38秒 | au
 KDDI、沖縄セルラーは、メールに添付されたWordやExcelなどのビジネス文書ファイルを携帯電話で閲覧可能な形式に変換・表示するCDAM 1X WIN向けサービス「EZドキュメントビューアー」を12月上旬に開始する。

 「EZドキュメントビューアー」は、携帯電話のメールに添付されたビジネス文書ファイルを変換サーバーに転送し、携帯電話で表示可能なSVGT形式に変換・表示できるサービス。表示可能なファイル形式は、pdf、xls、ppt、docの4タイプ。EZアプリ(BREW)に対応する1X WIN端末で利用できる。

 変換後のファイルは、EZアプリからサーバーにアクセスして閲覧する。複数ページに渡るファイルや、ZIP形式で圧縮されたファイルも閲覧可能となっており、拡大・縮小・回転・スクロールといった操作も行なえる。なお、変換サーバーに転送したファイルは、24時間後に自動的にサーバーから消去される。また、サーバーは電話番号とEZ番号によってアクセス制限されているためセキュアに利用できるとされている。

 サービスの利用料は月額105円で、サイトには公式メニューの「ビジネス&ニュース」→「EZセレクション」からアクセスできる。

au、メール添付のビジネス文書が閲覧できるWIN向け新サービス

 DoCoMoはFOMA90xシリーズにドキュメントビューアーを内蔵させる方法で展開しようとしているが、これだと新機種のみでしか閲覧できない。

 それに対して、auはコンテンツサービスで対応する方式としたため、WINの旧機種でも閲覧が可能となる。

 ダブル定額ならパケット代の心配もいらないので、安心して使える。

【WILLCOM】無線LANオプション

2005年10月20日 16時52分28秒 | WILLCOM
 ウィルコムは10月20日、公衆無線LAN接続サービス「ウィルコム無線LANオプション」を提供すると発表した。2006年6月1日から本サービスを行うが、同日発表したスマートフォン「W-ZERO3」のユーザー向けに12月上旬から無料試験サービスを提供する。

 ウィルコム利用者向けのオプションサービスの位置づけ。「つなぎ放題[PRO]」「ネット25[PRO]」のユーザーは月額料金無料。「つなぎ放題[4x]」などAIR-EDGE向け料金コースの利用ユーザーは月額700円で利用できる。音声通話向けコースのほとんどは月額1600円となる。また別途初期登録料として1500円が必要。

 無線ネットワークは、NTTコミュニケーションズが提供する公衆無線LANサービス「ホットスポット」のものを利用する。全国47都道府県の約3000のアクセスポイントで利用できるとしている。

 自社での無線LAN網構築については、「今現在、(ウィルコムは)PHSという専業のキャリアだと思っている。そこにフォーカスし、無線LANについては他社のサービスをお借りするのがいいと思っている」(同社の八剱洋一郎社長)とした。

ウィルコム、無線LANサービス開始 ホットスポット利用

 NTT系のHOTSPOTだけか~。微妙だな。

 この無線LANオプションはデータ通信だけなのだろうか?それともW-ZERO3を無線IP電話として使えるのだろうか?それがとても気になるところだ。それができるのなら、ますますW-ZERO3が欲しくなってくる。

上期メーカー別シェアはシャープが首位

2005年10月20日 16時38分48秒 | ケータイ
 MM総研は、2005年度上期(2005年4月~9月)の国内携帯電話の出荷状況を調査し、その結果をまとめた。

 国内携帯電話の出荷台数は、前年同期比0/9%増の2,129万台と微増。また、9月末までの3Gサービスの加入者数は約3,923万件で、累計の携帯電話加入者数8,913万件の44%に到達した。MM総研では、2005年度末には約53%に達するとの見通しを示しており、さらに2006年には3G端末の利用者が全体の約75%に達すると見ている。このほか、3G市場の拡大によって、2006年度の出荷台数は前年比8.8%増の4,820万台になるとの予測も示している。

 なお、上期のメーカー別のシェアは、僅差ながらシャープが首位、2位は同率でNECとパナソニック、4位は東芝となっている。

MM総研調査、2005年度末には3G端末が全携帯電話の5割に

 順調に3Gが増えて、世代交代は進んでいる。

 上期のメーカー別シェアはシャープ、NECとパナソニック、東芝という順位らしい。ますますシャープ絶好調って感じだが、東芝も好調のようだ。三洋はその次くらいだろうか?

【FeliCa】チップ累計出荷数が1億個に

2005年10月20日 16時34分42秒 | ニュース
 ソニーは、非接触IC技術「FeliCa」のICチップ累計出荷数が10月時点で1億個に到達したと発表した。

 「FeliCa」は、NTTドコモやauのおサイフケータイ、JR東日本のSuica、ビットワレットのEdyなどに用いられている非接触IC技術。1億個のうち、Suicaなどのカードタイプが9,000万個、おサイフケータイが1,000万個という内訳になっている。

 国別に見ると、日本向けがおサイフケータイとカード型を含めて7,100万個、香港向けが1,600万個、シンガポール向けが1,000万個、中国(シンセン)向けが150万個、インド(デリー)向けが100万個、タイ(バンコク)向けが50万個となっている。

 1996年に出荷を開始して以来、1997年に香港のオクトパスカード、2001年にSuicaとEdy、2002年にシンガポールのez-link、2004年におサイフケータイとFeliCaを採用したサービスが続々と登場。出荷開始から5年経った2001年時点では累計出荷数が3,000万個に達し、その後、2002年に3,500万個、2003年に5,300万個、2004年に8,100万個と順調に増加している。

ソニーの非接触IC「FeliCa」、チップ累計出荷数が1億個に

 国内で7100万、おサイフケータイが1000万と順調に増えているが、これからはおサイフケータイがますます伸びるだろう。

 それにともなって、FeliCaの使える店も増えつつあり、徐々に便利になってきている。

ケータイのディスプレイ、来年にはVGA化?

2005年10月20日 16時20分43秒 | ケータイ
 東芝松下ディスプレイテクノロジーや日立ディスプレイズ、LG PHILIPS LCD、三洋エプソンイメージングデバイスら携帯電話向けパネルを製造する主なメーカーが2.2~2.4インチのVGAディスプレイを展示。いずれも来年の出荷を目指す。

 一方で、あるメーカーのスタッフによれば「ワンセグが始まると、横240ドットは当分コンテンツ配信のスタンダードサイズとして存在し続けるだろう。ただ高解像度化すればいいというものではなくなる。切り替え機能が必須になるだろう」と話していた。

 なお、色数は26万色が標準スペック。VGAサイズのパネルとQVGAサイズのパネルを比較すると、やはり大きな違いが出るのはパソコン用のWebサイトを表示させたときや、Office、PDFなどのビジネス書類を開いたときだ。フルブラウザ、ドキュメントビューアが携帯電話の上位モデルに次々と採用されている現在の状況を考えると、来年以降、ハイスペック端末がVGA化するとみられる。

【FPD International 2005】ケータイのディスプレイ、来年にはVGA化?

 最近はケータイの液晶はQVGA止まりとなり停滞していたが、今回のFOMA902iを見ていると、脱QVGAの傾向が顕著になってきている。

 来年にやっとケータイにVGA液晶が搭載されそうな雰囲気になってきたが、いきなりVGAにしなくても、ハーフVGA(480×320)あたりから始めてもいいような気がする。

【WILLCOM】出た!W-SIM対応スマートフォン

2005年10月20日 16時14分46秒 | WILLCOM
 ウィルコム、シャープ、マイクロソフトは、W-SIM対応のPDA型携帯端末「W-ZERO3」を発表した。

 「W-ZERO3」は、W-SIM対応のシャープ製携帯端末。W-SIM装着時にPHSとして利用できるほか、無線LANにも対応する。OSはWindows Mobileで、3.7インチVGA液晶やメガピクセルカメラを搭載する。フルキーボード、フルブラウザも備え、パソコン向けメールアドレス(POP/SMTP)も利用できる。内蔵メモリは128MB。Java(MIDP)対応でWindows Mediaやオフィス文書もサポート。

 3社では20日、都内で記者会見を開催。ウィルコム代表取締役社長の八剱洋一郎氏や、シャープ代表取締役専務で情報通信事業統括の松本雅史氏、マイクロソフト代表執行役社長のダレン ヒューストン氏が出席し、新機種の概要を説明する。

 ハードウェア面を見ると、CPUは、インテルPXA270 プロセッサ 416MHz、内蔵メモリは128MBで、ワークエリアは64MBとなっている。miniSDカードスロットを搭載しており、最大1GBモデルまで利用可能。外部インターフェイスとして、USBポート(miniB)を備えるが、ホスト機能はなく、ペリフェラル(子)として活用する形になる。USB経由でパソコンと接続して、PIMデータの同期などが行なえるほか、モデム代わりに利用することも可能。

 このほか、無線LAN(IEEE 802.11b)にも対応しており、ウィルコムでは、NTTコミュニケーションズと提携し、HOTSPOTが利用できるようになるオプションサービス「ウィルコム無線LANオプション(月額700円、2006年5月末まで無料)」を12月上旬に開始する。

 外観は、一般的なPDAに似た仕上がりで通常は画面が縦長になるように使うが、背面部は液晶部からスライドするギミックが採用されており、開くとQWERTY配列のキーボードが露出する。設定によっては、スライドさせることで画面表示を縦長・横長に自動的に切り替えるようにすることもできる。

 ディスプレイはタッチパネル機能を備え、3.7インチ、640×480ドット、65,536色表示のモバイルASV液晶を搭載。背面に有効画素数133万画素CMOSカメラを装備しており、SXGA(1,280×1,024)、VGA(640×480)、QVGA(320×240)サイズの静止画を撮影できる。このほか、WMV形式の動画撮影も可能。背面を覆うバッテリーカバーの内側に、W-SIMスロットが配されている。

 大きさは70×130×26mm(幅×高×厚)、重さは220g。連続待受時間は200時間、連続通話時間は300分。タッチパネルで操作できるようスタイラスも付属している。パッケージには充電機能も備えたUSBケーブルなどが同梱される。

 壇上に立った八剱氏は、「3社による力作。WXシリーズは、ローエンドからミドルクラスのユーザーに向けた製品だが、W-ZERO3は、ハイエンドの携帯電話とパソコンの間に位置付けられる機能を備えており、1台で何でもこなしたい多機能派に納得いただけるものではないか」と自信を見せながらアピール。

 シャープ松本氏は、「オンタイムもオフタイムもさまざまな場面で活用できる第3のコミュニケーションツールだ」として、携帯電話とパソコン・PDAの間になるというW-ZERO3へ期待感を示した。このほか、マイクロソフトのヒューストン氏も「革新的な製品であり、日本におけるモバイルフォンの第一歩としたい。Xbox 360と発売日が重なるかもしれないが、もしそうなったならば、秋葉原で一緒に購入したい」とコメントした。

 12月上旬発売を目指して開発が進められているというW-ZERO3だが、出荷台数について八剱氏は「ノートパソコンユーザーやPDAユーザー、ハイエンドの携帯電話ユーザーで約440万台程度の潜在市場があると考えている。ただし、全く新しい分野であるため、W-ZERO3がどの程度受け入れられるか、読めないところもある。まず2005年度中は、10万台を出荷し、その動向を見て、今後の生産についてシャープと話し合っていきたい」と述べた。

 今後のロードマップについて同氏は「W-ZERO3で終わるつもりはない。まずは使っていただくため、早期のリリースを目指した。W-SIMを装着するという仕組み自体はできあがり、CPUなどの性能向上は比較的容易に変更できるのではないか。今後寄せられるであろう、さまざまな要望を踏まえてGPSやFeliCa、テレビ、ラジオといった機能を搭載していくかどうか、プライオリティをつけて実現していきたい」とした。

 このほか、W-ZERO3向けのポータルサイトを提供し、着信メロディや待受画像、ユーティリティといったコンテンツを配信する考えや、インテリシンクなどと協力した法人向けソリューションの提供も行なっていくとした。

 50,000円を切る価格帯を目指すとのことだが、基本的にW-SIMとのセット販売になる予定。今後、ユーザーからの要望が強ければW-ZERO3単体販売も検討していくとのことだが、W-ZERO3は、W-SIMなしでも動作するため、セット販売よりも単体販売のほうが高い価格帯になる可能性が強いという。なお、ウィルコムストアだけではなく、量販店でも取り扱われる。

ウィルコム、Windows Mobile搭載のW-SIM対応端末「W-ZERO3」

 ついに出た!W-SIM対応でWindowsMobile搭載キーボード付きのハンドヘルドタイプのスマートフォンだ。こういう端末を待っていたのだ。

 折りたたみ式ではなく、今流行りのスライド式でフルキーボード搭載か~。まさにPDAファン待望のマシンだ。しかし、写真から判断すると、キーボードの縦方向が狭くて、やや打ちにくそうな気がする。

 Sigmarion以来、消えかかっていたハンドヘルドPCの灯がここに復活する。TTはそんなに欲しいとは思わないが、これは値段次第ではとても欲しい!!しかし、高いんだろうな・・・。まさか10万円はしないよな?・・・と思ったら、なんと5万円を切りそうだ。その値段なら、なんとか買えそうな値段だけに買ってしまうかも。まさにこれはSigmarionの再来だ。DoCoMoからも対抗機種出ないかなぁ。

 唯一残念なのは、コンパクトフラッシュスロットがなくて、ミニSDカードしか使えない点だ。従来のAIR-EDGEユーザーのためにもコンパクトフラッシュスロットは残して欲しかったなぁ。

 それにしても、シャープがZAURUSではなくて、WindowsMobileを搭載してくるとは驚いたなぁ。

 シャープに負けないで、ソニーもポストCLIEとして出してくれないかなぁ。

 これでウィルコムはPDAファンも完全に取り込む事ができるだろう。ますますユーザー層が広がりそうだ。W-SIMはウィルコム定額に続いて、二段目のロケットとなって、その勢いを加速しそうだ。

 そう言えば・・・GENIOけっこう好きだったな。

【W-SIM端末】11月25日発売

2005年10月20日 01時06分41秒 | WILLCOM
 ウィルコムは、PHS通信モジュール「W-SIM(ウィルコムシム)」に対応した音声端末「WS001IN」、データ通信端末「WS002IN」を11月25日に発売する。これに伴って、「W-SIM」も同日発売する。いずれもオンラインショップ「ウィルコムストア」で販売される。

 「W-SIM」は、アンテナを搭載したPHS通信モジュール。音声通話端末、データ通信端末、PDA端末などに装着できる多用途PHS通信モジュールとなる。なお、W-SIMの開発、および今回発表された「WS001IN」「WS002IN」のデザインには、工業デザイナーの山中俊治氏が携わっている。

 「WS001IN」は、ネットインデックス(旧本多エレクトロン)製のW-SIM対応端末。愛称は「TT」(Tiny Talk)。コンパクトなボディが採用されており、W-SIMの発表時に公開された音声端末試作機とほぼ同様のデザインとなる。ディスプレイは1.4インチ、65,536色表示のTFT液晶で、画面は正方形、表示可能な最大文字数は10字×4行となる。W-SIMは端末上部に装着し、W-SIMをカバーするキャップロック機構を採用。電源ONのままでもW-SIMの抜き差しが可能となっている。国際ローミング(タイ・台湾)に対応。カメラは搭載しない。

 デザイナーの山中氏は、TTについて「W-SIMを受け止める最小限のボディを採用した。W-SIMの抜き差しの作法を丁寧にデザインした。通話ボタンはサイドにある。これは限られたボディに収めるため。最初はちょっと慣れないかもしれないが、大丈夫」と話していた。

 連続通話時間は約5時間で、連続待受時間は約500時間。大きさは約47.8×101.0×20.4mmで、重さが約66g。ボディカラーはグリーン、レッド、ブルーの3色展開。

 一方の「WS002IN」は、4xパケット通信に対応したUSB型のデータ通信端末。愛称は「DD」(Data Driver)。折りたたみ可能なソフトコネクターを採用し、国際ローミング(タイ・台湾)にも対応する。4xおよび1xパケット通信、フレックスチェンジ、64/32kbpsのPIAFSをサポートし、Windows 2000/XP、Mac OSで動作する。大きさは43×54×12mmで、重さが約30g(W-SIM除く)。

 なお、TTは、W-SIMとTT、DDをセットにして数量限定で展開する。各色3,000台が用意され、「ウィルコムストア」のみで販売される。価格は22,800円程度となる見込み。DDについては量販店でも販売される予定。こちらは5,800円程度になる見込みだ。オンライン販売となるが機種変更も可能で、いわゆる10カ月縛りが適用される。サイトでは、10月26日より予約受付が開始となる。

 発表会では、ウィルコムの代表取締役社長の八剣洋一郎氏と、工業デザイナーの山中俊治氏が登壇。TTの数量限定販売について、八剣氏は「少ないロットでも作れるという提案。今後は戦略的なもの、トライアル的な端末はW-SIMでの提供となり、数が見込める端末は従来通り開発する」とし、デザイナーの山中俊治氏は「あえてWeb販売にした。W-SIMの世界は、1つのものが大量に売れるようなものでない。そのテストケースとなるようにオンライン販売のみとした」と説明した。

 山中氏は、W-SIMの開発経緯について、「今回のプロジェクトは単なるデザインプロジェクトではない」とし、2年半前からW-SIMの開発を行なってきたことを明かした。同氏が「本当に最初から終わりまでデザインさせていただいた」と語るとおり、W-SIMの立ち上げから、製品化、そして記者発表時に配布されたカタログまで山中氏の手によるものだという。

 このほか山中氏は、W-SIMの登場で「自分たちで携帯電話を作っていけるようになるのではないか」と語った。八剣氏も「W-SIMに関しては、今後ウィルコムの承認を通さないものも登場する予定」と話していた。

 なお、TTはオンライン販売となるため、展示イベントが開催される。「WPC EXPO 2005」で一般公開されるほか、アオヤマベルコモンズ地下1階のインテリアショップ「CIBONE 青山店」(11月2日~6日)、大手町ビル1階の「OTEMACHI CAFE」(11月7日~11日)で展示される予定。

ウィルコム、W-SIM対応の音声端末を11月25日発売

 W-SIM対応の音声通話端末「TT」(Tiny Talk)とデータ通信端末「DD」(Data Driver)がついに発表になった。

 気になる価格はTTが22800円程度、DDは5800円程度らしいが、カメラなしのTTが2万円って高過ぎではないだろうか?とても買う気にはなれない。