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【プッシュトーク】どっちの手で持つかがポイント

2005年10月21日 22時29分50秒 | ケータイ
 あなたが携帯を持つのは右手? それとも左手? ドコモのFOMA 902iシリーズの「プッシュトーク」サービスを使いこなすためには、“左右どちらの手で携帯を使うか”から考える必要がある。

 プッシュトークは携帯を閉じている時でも側面のボタンを押して会話できるのが特徴。もちろん開いている時でもボタンを押す必要がある。ところが、6機種の902iシリーズは、それぞれプッシュトークボタンの位置がまちまちだ。

 あなたが携帯を持つのは右手? それとも左手? ドコモのFOMA 902iシリーズの「プッシュトーク」サービスを使いこなすためには、“左右どちらの手で携帯を使うか”から考える必要がある。

 プッシュトークは携帯を閉じている時でも側面のボタンを押して会話できるのが特徴。もちろん開いている時でもボタンを押す必要がある。ところが、6機種の902iシリーズは、それぞれプッシュトークボタンの位置がまちまちだ。

 “左手持ち派”にお薦めしたいのが上記の3端末(写真)。「SO902i」「D902i」「F902i」だ。いずれも左側面にプッシュトークボタンが付いており、左手の親指でボタンを押せる。ただしいずれも中央付近に配置されており、親指を縮めないとうまく押せないかもしれない。D902iの場合、ワンプッシュボタンと間違えないようにしたい。ちなみに右手で持った場合、中指で押すとちょうどいい。

 “右手持ち派”には、上記の「N902i」「SH902i」を。右側面のヒンジ近くにプッシュトークボタンがあり、右手親指で自然に押せる。左手で持ったら人差し指がちょうどいい。ちなみにN902iのプッシュトークボタンは光が当たると七色に輝いてちょっと面白い。

 1機種だけ微妙な位置なのは「P902i」。左側面のヒンジ近くにボタンがあり、左手で持って親指で押すのに都合がいい。ベストプッシュトークボタン賞(?)を差し上げたい。

 さて、電話をしながらメモを取ったりする都合上、左手で携帯を持つユーザーが多いのではないかと思っていたが、皆さんは通話時、どちらの手で持っているだろう。902iシリーズの“左右比率”は、左が4機種、右が2機種という結果だった。

利き腕で選ぶ? 902iのプッシュトーク

 30秒間ボタンを押し続けながら話すことを考えると、ボタンが左側面か右側面か、またその位置はどこなのか、という問題はとても大きい。

 最初は珍しがってプッシュトークを使うかもしれないが、ボタンが押しづらくて、結局使わなくなる・・・などという可能性もあるかもしれない。

【プッシュトーク】操作性の問題

2005年10月21日 21時59分21秒 | DoCoMo
 NTTドコモが発表した「プッシュトーク」は、久々に新しさを感じさせるサービスだった。PTT(プッシュ・ツー・トーク)の技術を利用しており、「ボタンを押しながら話す」という、トランシーバーのような通話スタイルを採用。その使い勝手は、これまでの携帯電話とはかなり異なる。

 ドコモの狙いや料金体系、ドコモが思い描く利用シーンなどはそれぞれ別記事を参照してもらうとして、本稿では「携帯をどう操作して、どう話すのか」を紹介しよう。

 プッシュトークは、基本的に端末側面に用意された専用ボタンからメニューを起動して利用する。このプッシュトーク専用ボタンは、端末によって右側面に配置されていたり、左側面に配置されていたりする。

 ユーザーはここでメンバー一覧を開き、通話相手を選んで発信する。名前欄のチェックボックスにチェックを入れ、左下ソフトキーを押せば発信だ。プッシュトークの特徴として、4人まで同時に発話できる。

 相手が着信を取ると、画面上のステータス表示が「参加」に変化する。参加するユーザーが一人でもいれば、プッシュトークで話しかけることが可能。ユーザーは側面のプッシュトークボタンを押すことで、発言権を獲得できる。もちろん、相手が先に発言権をとってしまったら自分はしゃべれない。誰が発言権を持っているかは、液晶画面から確認できる。ちなみに、話す間はずっとプッシュトークボタンを押し続ける必要があり、いったん離すと発言権が開放される。

 発言権を一回取るごとに、5.25円課金されるので注意が必要だ。ボタンを押して一言「あ」といってボタンを離しても5.25円、制限いっぱいの30秒話し続けても5.25円となる。ちなみにプッシュトークを着信して「参加」しているだけでは課金されない。

 参加者は、着信側はいつでもプッシュトークを切って「不参加」のステータスに戻ることが可能。ただし最初の発信ユーザーがプッシュトークを切ると、全員の通話が切れてしまう。また誰もしゃべらない(発言権を取らない)まま30秒たつと、プッシュトークの接続が切れる。そういう意味では音声定額といっても、つなぎっ放しにして音声を実況中継する……という使い方はできない。

プッシュトークはどう操作する? 徹底攻略 (1/3)

 「発言権を一回取るごとに、5.25円課金されるので注意が必要だ。ボタンを押して一言「あ」といってボタンを離しても5.25円、制限いっぱいの30秒話し続けても5.25円となる。ちなみにプッシュトークを着信して「参加」しているだけでは課金されない。」ということは、相手の話を聞くだけなら無料という事だが、30秒制限とか、ボタンを押し続けながらの会話というのも使いづらい気がするし、「カケ・ホーダイ」でなく従量制料金だとすぐにかなりの金額になりそうだ。

 また、「誰もしゃべらない(発言権を取らない)まま30秒たつと、プッシュトークの接続が切れる」というのも慣れないと使いにくく感じそうだ。

 これを音声通話定額と同等に扱おうというDoCoMoのやり方にはとても疑問を感じる。auがすぐにPTTサービスを開始しないのも、しばらくはユーザーの反応を見守るつもりなのだろう。

上期シェア首位のau事業が好調を維持

2005年10月21日 21時40分13秒 | au
 KDDIは、2005年度上期(2005年4月1日~9月30日)の中間連結決算を発表した。連結営業収益は、前年同期比0.2%減の約1兆4,688億円でほぼ横ばい。営業利益は2.6%増の約1,667億円、経常利益は5.5%増の約1,649億円で、当期の純利益は30.3%増の約1,014億円。昨年譲渡したPHS事業の影響をほぼ吸収したという。

 au事業は連結収益の3/4を占め、営業収益は対前年同期比10.4%増の約1兆1,178億円、営業利益も29%増の約1,852億円、当期純利益約1,113億円の増収増益。累計契約数は2,070万4,000件となり、9月末時点の累計シェアは23.2%、上期を通じた純増数はトップ(54.5%)を獲得した。また、CDMA 1X WIN端末についても9月末で555万契約と好調に推移しており、パケット定額オプションの契約者率は82%となっている。

 さらに、第2四半期には解約率も過去最低の1.21%まで減少した。KDDI代表取締役社長の小野寺正氏は、解約率の低下について「今後、ナンバーポータビリティが始まるまではさらに下がるのではないか」と語った。第2四半期のトータルARPUは、7,190円で前年同期比1.5%ダウンとなったが、データ通信ARPUは9.2%上昇している。このほか9月28日には、着うたフルの累計ダウンロード数が2,000万曲を突破した。

 小野寺氏は、好調なau事業には現状で大きな懸念材料はないとしたが、下期の課題として、着うたフルやナビゲーションサービスといったauサービスと定額料金サービスを合わせて訴求することや、ナンバーポータビリティに向けて家族割サービスを強化し、幅広い年代層からの顧客獲得を目指すこと、電池パックの交換サービスといったリテンション施策などを挙げた。

 一方、10月1日付けでKDDIに合併されたツーカー事業は、前年同期比15%減の営業収益約1,013億円、営業利益約106億円となった。小野寺氏は、同社が行なっていた、ツーカーからauへの乗換え優遇サービスが18日から一時中断している件で謝罪。「想定の倍以上のユーザーが申込みを行なったため、受付体制が追いつかない。我々の予測が甘かった。同番でauに移行できることに関心がある人たちがどれぐらいいるのか正直つかめていない。現在調査しているが、なんとか早期に再開したい」と説明した。なお、投資家向けの決算発表会では、「ナンバーポータビリティの前にいい勉強になった」と語っていた。

 また、ツーカーの販売代理店に関して、今後の見通しにも触れ、「現状はツーカーの新規契約も取っているし、auへの切替えも行なわれている。1次代理店はauともほぼ関連があるため、2次代理店の整理については1次代理店側での判断となる。ナンバーポータビリティの際にはおそらく受付窓口が多い方が有利なため、早急に対策を行なうつもりはない」とした。

 なお、auとツーカーの契約数を合わせたKDDIの携帯電話市場でのシェアは現状27%。小野寺氏は「ツーカーを合併したことで重複していた部分を整理した。早期にシェア30%を実現したい」とコメント。同社は中期的にシェア30%超を目指す考えだ。

 このほか、NTTドコモが発表した新サービス「プッシュトーク」について感想を求められた同氏は、「我々も準備を進めている。サービス開始時については話せる段階ではない」とし、プッシュトークの音声定額プランについては、「PTT(Push-to-talk)サービスを定額にしただけ、PTTだけの定額料金はあまり問題ない」と語った。

 さらに、ボーダフォンから発表された1ユーザーのみに限定した音声定額サービスについては、「我々もやろうと思えばできるが、1対1といえども音声定額を用意することが本当にいいのか検討している。当面提供することは考えていないが、影響が大きければ考えなければならないだろう」とした。

 また、他キャリアが提供中のサービスで、auが提供していないサービスでは、従来からテレビ電話機能が上がっていたが、KDDIでは、従来通り回線交換式のテレビ電話機能を提供しない予定。ただし、小野寺氏は「IPを使ったテレビ電話は検討、開発を進めている。しかし、正直言ってテレビ電話を標準にする必要はないと考えている」とも述べた。

 各キャリアの3Gサービス競争が本格化して以降、au事業は好調に推移している。小野寺氏は「大きな懸念材料はない。ボーダフォンから魅力ある端末やサービスが出始めると、我々かドコモが喰われる分かれ目になる。そうなった場合は影響を受ける可能性が大きいのではないか」との見方を示した。

KDDI中間決算、上期シェア首位のau事業が好調を維持

 auはダブル定額や着うたフルなどの人気で、上期は好調維持をし、解約率も過去最低と絶好調のようだが、やっと「家族割サービス強化、電池パックの交換サービス」なども実施する計画があるようだ。

 また、DoCoMoの「カケ・ホーダイ」やボーダフォンの「LOVE定額」の対抗策も検討しているようだ。

 実施予定の方策についての説明はあったが、時期などは未定だ。早く他社並みのサービス向上に期待したい。

 しかし、「ツーカーからauへの乗換え優遇サービス」では「想定の倍以上のユーザーが申込みを行なった」などと言っているが、1日たったの1時間しか受け付けないというのは想定の倍どころか、数倍の申し込みが殺到したと想像がつく。あまりに見込みの甘さを露呈したことになり、一日も早い受付体制の大幅増強をして欲しいものだ。

【W-ZERO3】続報

2005年10月21日 19時23分59秒 | WILLCOM
 ウィルコム、シャープ、マイクロソフトは10月20日に発表会を行い、W-SIMに対応した端末「W-ZERO3」を発表した。

 ウィルコム社長の八剱洋一郎氏は、W-ZERO3の名の由来を、「Willcom」「Windows」「Wireless」のW、「ゼロからの新しいツールを作っていこう」という意味のZERO、「携帯でもPCでもない第3のツール」「PHSの音声通話、データ通信、無線LANの3ウェイのコミュニケーション」という意味の3を合わせたものと説明。ウィルコムが“携帯ユーザーの約3割いる多機能希求派ユーザー”(八剱氏)にターゲットを絞った商品だけに、W-ZERO3は非常に多機能だ。どんな端末なのかを紹介していこう。

 本体は、解像度640×480ピクセル(VGA相当)、3.7インチのモバイルASV液晶を中央に配置。シャープ製PDA「Zaurus」を思わせる、縦長のデザインとなっている。タッチパネルなので、付属のスタイラスで操作できるほか、スライド式のQWERTYキーボードを露出させると画面が切り替わり、横長の画面で利用できる。

 W-SIMモジュールの機能であるPHS音声通話、PHSデータ通信機能に加え、無線LAN機能(IEEE 802.11b)も利用できるのも特徴だ。IP電話用ソフト「Skype」が利用できる見込みであるほか、SIPサーバのIP電話端末として利用する、企業用内線「PASSAGE DUPLE」のような使い方についても検証中だとした。

 なおウィルコムでは公衆無線LANとしてNTTコミュニケーションズの「ホットスポット」を利用できるプランを開始する(10月20日の記事参照)。「自宅や会社など複数の無線LAN設定を保存し、適宜呼び出せる。ホットスポットでのID、パスワードなどを管理し、ユーザーが面倒なくホットスポットを利用できるソフトも提供予定」(説明員)

 W-ZERO3のOSには、モバイルデバイス向けWindowsの最新バージョンである「Windows Mobile 5.0 日本語版」が採用されている。愛・地球博で利用された「愛・MATE」などの例はあるが、市販される携帯電話端末としては初の搭載となる。

 Webブラウザは「Internet Explorer Mobile」、日本語入力は「MS-IME」など、基本的なソフトウェアは、Windows Mobileの標準仕様になっている。Windows Mobile 5.0 日本語版はPDA向けのOSで、SmartPhoneに関する仕様は含まれていない。そのためW-ZERO3では、音声通話機能やアドレス帳などのPHSとしての機能は、シャープが開発したWindows Mobile用ソフトを使って実現している。

 PCとの連携機能の充実は、W-ZERO3の大きな特徴の1つだ。Word、Excel、PowerPoint、PDFファイルが閲覧でき、Word/Excelファイルは編集もできる。

 アドレス帳、予定表、メールソフトは全てOutlookに統合されている。メールアカウントは、ウィルコム用メールアカウント1つ(pdx.ne.jp)の他、POP3/SMTPメールの送受信に対応しており、POP3/SMTPメール用アカウントの数には制限はない。ウィルコム用メールアカウントに届いたメールのみは、プッシュで受信ができる。ウィルコム用メールを含めた全アカウント宛のメールをOutlookで送受信するが、ライトメール(ウィルコムの電話番号宛に送る直送メール)の受信のみは、専用ソフトを用いる。

 「Windows Media Player 10 Mobile」を利用し、PCでリッピングした音楽(mp3、WMAなど)や動画(WMVなど)を楽しめる。mp3やWMAなどを着信音として設定することもできる。ヘッドフォン端子は、携帯電話で一般的な平型10ピンタイプ。リモコンは付属しない。

 カメラモジュールは背面に付いている。有効画素数133万画素CMOSカメラで、AFなしのパンフォーカスタイプで、1280×1024、640×480、320×240ピクセルの画像を撮影できる。

 アプリックスの組み込み向けJavaプラットフォーム「JBlend」を搭載(5月13日)、Java対応を果たしたこともトピックといえる。W-ZERO3のJBlendはWindows Mobile 5.0上で動作し、3Dグラフィックス機能にはエイチアイの携帯電話向けソフトウェア3Dエンジン「Mascot Capsule V3」を組み合わせている。

 ウィルコムでは、W-SIM向けポータルサイトを用意。Javaゲームや電子書籍など、各種コンテンツをポータルサイトから提供していくとした。

写真で解説する「W-ZERO3」 (1/2)

 ウィルコムのW-ZERO3に対する意気込みが伝わってくる。

 Skype対応はうれしい。これで無線IP電話としても使えそうだ。

 せっかくのメガピクセルカメラもAFなしは残念だ。

 やはりコンパクトフラッシュスロットがないのは痛いなぁ。AIR-EDGEカードが使えるようにして欲しかった。メモリースロットがミニSDカードだけでは物足りない。コンパクトフラッシュが使えて、GBクラスのマイクロドライブが使えれば、凄かったのになぁ。

【WILLCOM】W-SIM端末向けポータルサイトを提供

2005年10月21日 19時07分16秒 | WILLCOM
 ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、ブラウザ搭載のWILLCOM SIM STYLE向け専用ポータルサイトを提供する。ゲームや電子書籍などのコンテンツが配信される。

 今回提供されるサイトは、PHSモジュールを脱着できるWILLCOM SIM STYLE対応端末向けのもの。これまでに発表されているW-SIM対応機は、音声端末の「WS001IN」、データ通信用の「WS002IN」、12月上旬発売の多機能端末「W-ZERO3」の3機種。中でも単体でブラウジングできる「W-ZERO3」向けコンテンツが中心になると見られる。

 現時点で提供予定となっているコンテンツは、元気モバイルの「ポケット野球ミラクル」や、ジー・モードの「マジカルドロップDX」、サイバードの「R-TYPE完全版」、バンダイネットワークスの「ズーキーパー」「SDガンダムバトル3D」といったゲームコンテンツに加えて、パピレスの「電子書店パピレス」も登場する予定。

 このほか、インタラクティブブレインズ、クワトロメディア、セガ、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン、タイトー、フロム・ソフトウェアが参加を予定している。

ウィルコム、W-SIM端末向けポータルサイトを提供

 W-SIM端末向けというよりもW-ZERO3向けという感じなのだろうか。

 とにかく、W-ZERO3応援のためのサービスが充実することを祈るばかりだ。