ヤマハ、SMAFツールにパソコン内のデータが削除される不具合

　ヤマハは、携帯電話向けのデータ形式「SMAF」コンテンツを作成できるツール「ATS-MA7-SMAF」において、パソコンのデータが全て削除される場合がある不具合が見つかったとして、修正パッチを公開するとともに、修正版の配信を開始した。

　ATS-MA7-SMAFは、ヤマハの音源チップ「AudioEngine」を搭載した携帯電話向けに、SMAF形式（.mmf）のコンテンツが作成できるオーサリングツール。今回の不具合は、同ソフトをパソコンからアンインストールする場合に、インストールフォルダ内のオーサリングツールに関係ないファイルまで削除されてしまうというもの。

　また、初期設定からインストール先を変更していた場合は、インストールフォルダのファイルも削除されてしまう。例えば、インストール先をCドライブとした場合、Cドライブ内全てのデータが削除されてしまうという。

　同社では、昨年12月に日・英・中・韓4カ国語で今回のソフトを公開。1月24日に不具合が発見され、配信を停止した。1月31日に不具合の修正パッチが公開され、2月6日より修正版が新たに公開された。

　なお、不具合発覚時の総ダウンロード数は5,250件だった。

ヤマハ、SMAFツールにパソコン内のデータが削除される不具合

　ヤマハのＳＭＡＦツールを１２月と１月にダウンロードした人は注意が必要だ。

　修正版に取り替えよう。

　それにしても「インストール先をCドライブとした場合、Cドライブ内全てのデータが削除されてしまうという。 」というのは大問題だ。損害賠償問題に発展してもおかしくないのではないだろうか？

【W-ZERO3】シマンテック、法人向けアンチウイルス新版

　シマンテックは、Windows MobileをはじめとするPDA向けOSに対応した法人用途のアンチウイルスソリューションの新バージョン「Symantec AntiVirus for Handhelds Corporate Edition 3.5」を発表した。

　Symantec AntiVirus for Handhelds Corporate Editionは、W-ZERO3などのWindows Mobile搭載端末や、Palm OSなどPDA向けに提供されるアンチウイルスソリューション。リアルタイムで端末内をスキャンするほか、定期スキャンや自動スキャンなども可能。また無線通信経由でウィルス定義を更新できる「Wireless LiveUpdate」が用意されている。今回の新バージョンでは、同社製品の「Symantec Client Security」を利用している場合、プラグインの追加によって、環境設定やセキュリティポリシーを管理できるようになっている。

　1ユーザーあたりのライセンス価格は、10～24ライセンスの場合で4,900円～となっている。

シマンテック、W-ZERO3対応の法人向けアンチウイルス新版

　いよいよＷ－ＺＥＲＯ３用のアンチウィルスが発売される。

　法人向けと限定せず、Ｗ－ＺＥＲＯ３は個人ユーザーも多いので個人向けも発売して欲しいところだ。

【WILLCOM】全国でメール遅延

　ウィルコムは2月6日、センター設備の障害が起きたと発表した。全国でEメールが遅延している。

　17時58分に障害が発生した。「Eメール」「エッジEメール」の両サービスが遅延する状況が、19時40分の時点でも継続している。「原因は究明中。どのくらいのユーザーに影響がおよんだかも、現状ではまだ分からない」（ウィルコム広報）。いまのところ、復旧日時がいつになるかの情報はウィルコムからアナウンスされていない。

ウィルコムで設備障害、全国でメール遅延

　ウィルコムのメール障害はひさしぶりという感じだ。

　ユーザーが増え過ぎた証拠だったりして。