フィンランドのノキアは16日(現地時間)、坂本龍一作曲の着信メロディー付きの携帯電話「8800」が、05年6月の発売以降、世界で100万台以上売れたと発表した。一部の国では、価格が15万円相当の高額機種だが、ブランド時計並みの材質、仕上がりが支持を集めているもようだ。
「8800」は、日本以外で普及しているGSM方式の機種で、欧州やロシアで発売され、北米でも兄弟機の「8801」が販売されている。05年4月のお披露目時点では、店頭価格が750ユーロ(約10万円)になると予想していたが、モスクワのノキア直営店では現在、1075ユーロ(約15万円)で売られているという。
当初は、採算よりイメージアップ狙いの機種とみられていたが、価格をいとわずに買う人が予想外に多かった。この14日に、業界団体のGSM協会(本部ロンドン)が、05年の最優秀携帯電話(GSM方式が対象)に選定したため、改めて注目が集まっている。
携帯電話メーカーは、日米欧の市場が飽和状態に近いため、“携帯後進国”向けの低価格機に力を入れる一方、付加価値を高めた高級機種を投入する例が増えた。世界シェア3位の韓国サムスン電子も、デンマークの高級家電メーカー、バング&オルフセンと提携、14万円相当の機種「スリーン」を手がけている。
ノキア:15万円の「坂本龍一携帯」 100万台超す人気
15万円の端末が世界で100万台以上売れた?ノキアは儲かっているんだなぁ。
「8800」は、日本以外で普及しているGSM方式の機種で、欧州やロシアで発売され、北米でも兄弟機の「8801」が販売されている。05年4月のお披露目時点では、店頭価格が750ユーロ(約10万円)になると予想していたが、モスクワのノキア直営店では現在、1075ユーロ(約15万円)で売られているという。
当初は、採算よりイメージアップ狙いの機種とみられていたが、価格をいとわずに買う人が予想外に多かった。この14日に、業界団体のGSM協会(本部ロンドン)が、05年の最優秀携帯電話(GSM方式が対象)に選定したため、改めて注目が集まっている。
携帯電話メーカーは、日米欧の市場が飽和状態に近いため、“携帯後進国”向けの低価格機に力を入れる一方、付加価値を高めた高級機種を投入する例が増えた。世界シェア3位の韓国サムスン電子も、デンマークの高級家電メーカー、バング&オルフセンと提携、14万円相当の機種「スリーン」を手がけている。
ノキア:15万円の「坂本龍一携帯」 100万台超す人気
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